2025.01.23
恵那市の名物グルメをご紹介!ご当地ならではの魅力をチェック
こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。
岐阜県恵那市は、自然豊かな東美濃地域に位置し、古くから伝わる郷土料理や新しい時代に生まれた名物グルメなど、魅力あふれる食文化が息づいています。
今回は、岐阜県恵那市に遊びに行きたいと計画している方に向けて、恵那市ならではの名物グルメをご紹介します。
また、恵那市の名産品を使ったスイーツもご紹介しますので、ぜひ、恵那観光の参考にしてくださいね。
恵那市には名物グルメがたくさん!その魅力をご紹介
岐阜県の南東部に位置する恵那市は、愛知県と長野県に隣接する地域です。
東には恵那山、南には焼山、北には笠置山がそびえ、山あいを流れる木曽川や阿木川、矢作川など、豊かな自然があふれるエリア。
恵那市では、山間地域特有の気候が育んだ多彩な食文化が特徴。
東美濃地域に伝わる郷土料理や、恵那市発祥のメニューなど、観光だけでなく食も楽しむことができます。
ここからは、恵那市に訪れた際にぜひ味わっていただきたい名物グルメをご紹介します。
五平餅(ごへいもち)|奥深い味わいの郷土の味
東美濃地域を代表する郷土料理「五平餅」は、「ごへだ」という愛称で親しまれています。
名前の由来は「樵(きこり)の五平さんが作ったため」という説と「山の神様に供える御幣※の形に似ているため」という2つの説が有力です。
※御幣:神祭用具の一つで、紙または布を細長い木にはさんで垂らしたもの
五平餅には、おにぎり型やきりたんぽ型・わらじ型・だんご型など約10種類もの形があり、店舗ごとに異なる個性を楽しめますよ。
また、味の決め手となるタレも、味噌や醤油をベースに、くるみやピーナッツ、ごま、ヘボ(地蜂の子)を加えるなど、店舗や家庭ごとに独自に工夫がされてます。
五平餅については「五平餅とは?歴史や名前の由来も知ろう」でも詳しくご紹介していますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね。
朴葉(ほおば)寿司|自然の知恵が生きる郷土料理
飛騨地域の南部から東濃・中濃地域に伝わる朴葉寿司は、殺菌や防カビ効果のある朴(ほお)の木の葉で包んだ郷土料理です。
酢飯の上に、サケや川魚の甘露煮、マイタケ、ワラビ、きゃらぶき※などが載せられ、地域や家庭ごとに具材が異なります。
※きゃらぶき:灰汁抜きしたフキを醤油、みりん、砂糖などで長時間煮込んだ料理
恵那市の朴葉寿司は特にアレンジが豊かで、卵焼きや梅しらす、飛騨牛しぐれ、海老、サーモンなど、華やかな盛り付けが特徴です。店舗ごとに個性豊かな朴葉寿司を楽しむことができます。
また、岐阜県では地域によってさまざまな朴葉を使った郷土料理が作られており、朴葉味噌も有名です。
「朴葉味噌とは?その特徴や味わい、美味しい組み合わせをチェック」も、ぜひ一読してみてくださいね。
そのほかの岐阜県の郷土料理については「岐阜県の郷土料理とは?種類や特徴をご紹介」でもご紹介しています。
えなハヤシ|恵那市発祥の新しい名物
ハヤシライスの生みの親とされる岩村藩の医師・早矢仕有的(はやし ゆうてき)氏にちなんで誕生した「えなハヤシ」。
恵那市とゆかりのある人物であることから「えなハヤシ」が誕生しました。
恵那市の特産品を贅沢に使用し、寒天や恵那山麓寒天育ちの三浦豚をベースに作られることが特徴です。
店舗によっては薬膳米を使用するなどの工夫もあり、深い味わいを楽しめます。
恵那山麓寒天育ちの三浦豚は、恵那市岩村町の特産品である寒天の製造時にできる天草の残りを飼料に混ぜ、食べさせて育てることで、柔らかくコクと甘みを感じられる肉質になっていることが魅力です。
厳選素材をじっくりと煮込んだルーは、深い味わいと豊かな風味を楽しめます。
寒天製品|日本一の生産量を誇る細寒天
寒暖差の大きい気候を生かして生産される「細寒天」は、山岡町が日本一の生産量を誇ります。
強度が高く、調理にも使いやすい細寒天は、羊羹やゼリーなどのお菓子作りにも最適です。
細寒天を販売するお店は少ないですが、山岡町近郊の道の駅などで購入できます。
菊ごぼう|懐かしい恵那の味
シャキシャキとした食感と甘辛い味付けが特徴の菊ごぼうは、モリアザミを栽培して作られる恵那市の特産品です。
ごぼうとは異なる山菜ですが、見た目がごぼうに似ていること、断面の模様が菊の花に似ていることから「菊ごぼう」と呼ばれています。
地域によっては「山ゴボウ」「アザミゴボウ」などとも呼ばれますが、恵那市・中津川市で栽培されたものを「菊ごぼう」と呼びます。
独特の風味と香りが特徴で、柔らかく歯ごたえが良い点も人気です。
生食や漬物が一般的ですが、加熱してもシャキシャキとした食感が残るため、すき焼きや鍋物の具として親しまれています。
味噌漬けやしょうゆ漬けなども特産品として販売されています。
栗きんとん|岐阜県が誇る秋の銘菓
東美濃地域の名産品である栗きんとんは、岐阜県で親しまれている代表的なお菓子です。
岐阜県の栗きんとんは、正月のおせち料理に入っている一般的な栗きんとんとは異なり、栗と砂糖のみを炊き上げて作る和菓子です。
栗本来の味わいが存分に味わえる、贅沢なお菓子となっています。
恵那市ならではというわけではありませんが、恵那市にあるお菓子屋さんそれぞれが、独自の製法で個性豊かな栗きんとんを作り出しており、さまざまな栗きんとんを楽しめます。
また、岐阜県には栗以外にもさまざまな名産品があります。
岐阜県の名産品について以下のコラムでもご紹介していますので、あわせて参考にしてくださいね。
恵那市でおすすめのグルメにはスイーツも!
岐阜県を中心に創作菓子を販売する恵那川上屋は、恵那市にも2店舗あります。
特に栗を使用したお菓子が人気のため、ここではおすすめのスイーツをいくつかご紹介します。
後ほど店舗もご紹介しますので、ぜひ訪れてみてくださいね。
栗きんとんのたね
岐阜の美濃地域に縁のある郷土菓子・栗きんとん。
恵那川上屋では厳選された栗と砂糖だけで炊き上げ、一つひとつ丁寧に栗の形に仕上げます。
栗きんとんのたねは、とれたての栗を丁寧に炊き、旬の風味をそのままに急速冷凍。
栗を下ごしらえする手間がかからず、ご家庭で簡単に絞りたての栗きんとんや手づくりモンブランなどがお楽しみいただけます。
栗のおこげせんべい
栗きんとんを炊き上げる際の釜底でできる「おこげ」をイメージして作られた香ばしいせんべいです。
渋皮入りの栗と砂糖を絶妙なバランスで混ぜ合わせ、風味豊かに焼き上げました。
サクッとした食感と栗の豊かな香りが特徴の一品です。
くり壱
創業以来のロングセラー商品である「くり壱」は、栗きんとんを芯に、甘さ控えめの蒸し羊羹を朴の葉で包んで蒸し上げた逸品です。
ふわっと香る爽やかな朴葉の風味となめらかなこし餡、そして凝縮された栗きんとんの味わいが、里山の風情を感じさせます。
栗山
当店一番人気のモンブランケーキ「栗山」は、和栗と洋栗の絶妙なバランスで作られたオリジナルペーストが特徴です。
土台のタルトカップには栗の鬼皮焙煎粉を練り込み、香ばしい風味をプラス。
まるごと入った栗の渋皮煮とともに、30年の歴史を経てなお進化を続ける自慢の一品です。
ちょこきんとん
生クリームやバターを加えて炊き上げた洋風の栗きんとんを、なめらかなガナッシュで包み、チョコレートをまとわせた贅沢なスイーツです。
カカオ含有量とガナッシュの配合にこだわり、栗の風味がより一層際立つ味わいに仕上げました。
恵那市でおすすめスイーツを味わえる店舗
恵那市にある恵那川上屋の店舗では、四季ごとに創作菓子をご用意しています。
恵那市内には以下の2店舗がありますので、観光やドライブの休憩に、また旅行のお土産にもいかがでしょうか。
栗里宿 恵那峡店
四季折々の渓谷美が楽しめる恵那峡に近い「栗里宿 恵那峡店」。
栗きんとんをはじめとする定番菓子から、季節の生菓子、旬のフルーツを使用したケーキまで、幅広い商品を取りそろえています。
併設の栗里宿カフェでは限定メニューも楽しむことができ、屋内外のイートインスペースでゆったりとしたティータイムを過ごせます。
恵那中央店
往年の青春映画「青い山脈」のロケ地となった恵那高校にちなみ、昔ながらの学舎をイメージした店舗です。
同じく幅広い商品を取りそろえているほか、天井の高い清々しい空間には美術品の数々が展示されており、明るい接客とともに心地良いひとときをお過ごしいただけます。
恵那市で魅力的な名物グルメを楽しもう!
恵那市には、五平餅や朴葉寿司といった伝統的な郷土料理から、えなハヤシのような新しい名物グルメまで、さまざまなおいしい料理があります。
また、栗きんとんをはじめとする上質なスイーツがあるのも、恵那市の大きな魅力です。
ぜひ恵那市を訪れて、観光とともに豊かな食文化をご堪能ください!
岐阜県にある恵那川上屋では、素材を生かした創作菓子をご提供しています。
恵那市には栗里宿 恵那峡店、恵那中央店の2つの店舗があります。
栗里宿 恵那峡店ではイートインも併設していますので、観光やドライブの休憩にぜひお立ち寄りくださいね。