2023.09.30

岐阜県の特産品・名産品をご紹介!お土産におすすめなのは?

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こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。

 

旅行などに出かけたときの楽しみとして、現地でしか食べられない特産品や、その土地ならではの名産品などを挙げる方も多いのではないでしょうか。

 

そのほか、旅行先でしか手に入らないお土産も楽しみの一つになりますよね。

 

今回は、岐阜県への旅行や観光を考えている方に向けて、岐阜県の特産品や名産品を、その魅力とあわせてご紹介します。

栗

 

 

岐阜県の特産品・名産品といえばこれ!おすすめのお土産

岐阜県は、海抜0mの平坦な地域から3,000mを超える山岳地帯まで、起伏に富んだ地形が特徴です。

 

地域や特性に応じて、季節ごとにさまざまな形で特産品や名産品が作られています。

 

岐阜県を代表する特産品・名産品の中から、まずは食べ物を中心にご紹介しましょう。

 

【特産品】飛騨牛

岐阜県を代表する特産品の一つが「飛騨牛」です。

 

飛騨牛とは、主に岐阜県で生産される黒毛和牛の中で、肉質等級5等級・4等級・3等級と格付けされたもの」と定義されているだけあって、きめ細かい肉質と口の中でとろける美しい霜降りに特徴があります。

 

岐阜県の豊かな自然の中で丹精込めて育てられた飛騨牛は、和食・洋食を問わずにさまざまな料理で楽しめることが魅力です。

 

最近では串焼きや握り寿司、飛騨牛のミンチを使ったミンチカツや牛まんなど、観光の合間に気軽に楽しめるようアレンジされているのも、魅力の一つといえるでしょう。

 

【特産品】飛騨の赤かぶ漬け

「飛騨の赤かぶ漬け」は、飛騨地方の伝統野菜である「飛騨紅(べに)かぶ」を使用した漬け物です。

 

飛騨紅かぶは、現在の高山市を中心に栽培されていた「八賀かぶ」という赤かぶの中から、1918年に突然変異株が発見され、生まれました。

 

八賀かぶよりも柔らかく大きい飛騨紅かぶは、豊富な糖分が含まれるため、乳酸菌と合わさることにより、漬け物にするとほのかな酸っぱさと独特のコクが特徴の味わいとなります。

 

【特産品】鮎の熟鮨(なれずし)

長良川の鵜飼いで取れた鮎を保存食とするために作られてきたのが「鮎の熟鮨」です。

塩漬けした鮎の腹に、炊きたてのご飯を詰め込んで樽に漬け込み、2ヵ月ほど発酵させて完成させます。

 

秋に産卵のために下流にくる「落ち鮎」を使用することが多く、特に子持ちの鮎は内臓から出るうまみによって、味がまろやかで食べやすくなるとして珍重されました。

 

鮎の熟鮨の歴史は古く、江戸時代初めには将軍家への献上品にも選ばれています。

 

【特産品】堂上蜂屋柿(どうじょうはちやがき)

堂上蜂屋柿は干し柿の王様とも呼ばれ、美濃加茂市蜂屋町を原産とする渋柿を古くから伝わる製法で、熟した品質の高い柿だけを選んで加工しています。

 

柿自体の糖度が18%と非常に甘いことが特徴で、干し柿にすると糖度60度を超えるともいわれています。

 

平安時代に朝廷に献上した際、その極上の甘さから「蜜よりも甘い」「干し柿1個に米1升」と高い評価を得ました。

 

2007年には「食の世界遺産」に認定、2010年には「本場の本物」に認定されています。

 

【名産品】明宝(めいほう)ハム、明方(みょうがた)ハム

岐阜県のお土産としても人気がある名産品の一つに「ハム」があります。

 

厳選された素材を手間ひまかけて製造するハムは、そのまま食べても、焼いても、ずっしりとうま味が詰まっていておいしく、普段のおかずとして人気なのはもちろん、ギフトにも選ばれることの多いハムです。

 

明宝ハム」は郡上明宝・明宝特産物加工所で、「明方ハム」は郡上八幡めぐみの農協で製造されており、郡上市の名物となっています。

 

【名産品】栗きんとん

岐阜県の栗は中濃地区、東濃地区を中心に生産され、全国でも上位の生産量となっています。

旬の栗を使って茶巾で絞って作る栗きんとんは、上品な味で人気が高い岐阜の名産品です。

 

恵那川上屋で作る栗きんとんは、東濃地方に伝わる「おばあちゃんの味」をお手本に炊きあげています。

 

恵那川上屋では超特選恵那栗を始め、全国各地の厳選した栗を使用し、素材本来の味わいを生かした栗きんとんを製造しています。

 

お土産としてだけでなく、オンラインでも購入できるので、全国どこからでも、口の中で広がる栗の風味を味わっていただくことができます。

 

【名産品】五平餅

岐阜県の東濃地方を中心に郷土料理として親しまれている五平餅は、木の棒につぶしたうるち米を巻き付けて、串焼きにしたもの。

 

味付けのタレは醤油味や味噌味が多く、手軽な食事やおやつとして家庭でも食べられています。

 

地域によってわらじ型、だんご型など形が違うのも特徴です。

恵那市では、醤油と味噌のミックスタレに、くるみやごま、酒やみりんを隠し味として使うなど、作り手によって違う味わいが楽しめるのも特徴といえるでしょう。

 

五平餅とは?歴史や名前の由来も知ろう」のコラムもチェックしてみてくださいね。

 

岐阜県のさまざまな郷土料理については「岐阜県の郷土料理とは?種類や特徴をご紹介」でも詳しくご紹介しています。

 

 

岐阜県ならではの伝統産業の特産品は?お土産にもぴったり

飛騨春慶塗りの器

岐阜県には食べ物以外にも、長い歴史を持つ岐阜県ならではの特産品があります。

 

お土産にもぴったりの、岐阜県の伝統工芸品の数々をご紹介しましょう。

 

飛騨春慶

飛騨春慶は、約400年前の慶長年間に、現在の高山市で偶然から生まれた漆塗りの工芸品で、時間と共に漆が透け、美しい木目が浮き出てくるのが特徴です。

 

高山城下で社寺造営を手がけていた名工、高橋喜左衛門がたまたま割った木材の目の美しさに打たれ、蛤(はまぐり)盆に仕立てた上で、高山城主の息子、金森宗和に献上しました。

 

その盆を御用塗師成田三右衛門に透き漆で塗り上げさせたところ、色目が加藤景正の名陶「飛春慶の茶入」に似ていたことから「春慶塗」と名付けられた、といわれています。

 

江戸時代から明治時代にかけて重箱などに生かされた飛騨春慶は、その後、近代的なデザインと立体的な美しさを持つ伝統工芸品となりました。

現在では、家具やこれまでにないデザインの器として注目を集めています。

 

岐阜提灯(ちょうちん)

岐阜県美濃地方は薄くて丈夫な、品質の高い美濃和紙の産地でした。

この美濃和紙と、岐阜県の豊かな自然の中で育った竹を主な原料に作られてきたのが岐阜提灯です。

 

岐阜提灯の歴史は古く、1750年頃には岐阜提灯の基本形が完成していたといわれています。

 

岐阜提灯は昔と変わらない技法で、多くの職人の工程を経て、丁寧に作られています。

 

清涼感のある秋草や風景などが描かれた美しい火袋が最大の特徴で、日本だけでなく、海外でも高く評価されるポイントです。

 

1995年には通商産業大臣(現在の経済産業大臣)より、伝統的工芸品の指定を受けました。

 

岐阜和傘

岐阜県岐阜市は、和傘の一大生産地です。

岐阜市での傘の生産は、1639年、松平光重が明石藩から加納藩(現在の岐阜市)へ移った際、傘職人を連れてきたことから始まったとされています。 そして1756年に加納藩の藩主であった永井直陳が、下級武士の生計を助けるために和傘の生産を奨励したことで、本格的に発展しました。

 

岐阜県には良質の竹や和紙、柿渋や糊など、傘の生産に必要な材料に恵まれていました。

それに加えて、長良川の水運が発達していたため、船による流通が可能だった点も、地場産業として栄える要因に。

 

岐阜和傘の特徴は、閉じた形が細い「細物」と呼ばれる傘の形状です。

スマートなシルエットで、芸能用の蛇の目傘、日本舞踊用の傘、日傘などでも重宝されています。

 

岐阜和傘は2022年に経済産業大臣によって伝統的工芸品に指定されました。

 

岐阜県の伝統工芸品については「岐阜県の伝統工芸品とは?工芸体験ができる施設も紹介」でもご紹介しています。

 

 

岐阜県の特産品は繊細な手仕事が作り出す逸品揃い!名産品もおすすめ

岐阜県には豊かな自然の恵みを生かした特産品、名産品が数多くあります。

 

どれも、古くからの伝統的な技術を丁寧に引き継いで作り続けてきたものを、現在でも楽しめるようにアレンジされている点が魅力といえるでしょう。

 

観光の合間に、極上の飛騨牛や素朴な五平餅に舌鼓を打つのもおすすめです。

 

一部の旅館では、鮎の熟鮨や赤かぶ漬けを含んだメニューを提供していますし、季節によって味わえる名産品も変わりますので、特産品を目当てに旅程を決めるのも良いかもしれません。

 

岐阜の伝統工芸品は、職人による丁寧な手仕事が特徴ですので、お土産にしても喜ばれることでしょう。

 

岐阜県にある恵那川上屋では、岐阜県の名産品である栗を使ったお菓子や、季節の素材を使った創作菓子などを幅広くご用意しております。

 

店頭でもお取り寄せでも楽しめますので、ぜひご賞味くださいね。

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