2025.07.23

多治見市周辺を観光!陶器のまちで体験する歴史とグルメの魅力

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こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売している「恵那川上屋」です。

 

日本有数の陶器の産地として知られる岐阜県多治見市は、美濃焼の伝統が息づく、魅力あふれる観光地です。

 

歴史ある寺院から現代的な美術館まで、多彩な見どころが点在し、陶器づくりの体験やご当地グルメの味わいも楽しめます。

 

今回は、多治見市とその周辺の観光スポットをご紹介!

多治見周辺にはどんな魅力があり、どんな体験ができるのかを詳しくお伝えします。

天厨院

 

 

岐阜県の多治見市はこんな場所!

岐阜県南部に位置する多治見市は、1300年以上の歴史を誇る美濃焼の産地として、全国的に知られています。

 

特に、施釉磁器モザイクタイルの発祥の地としても知られ、現在も日本一の生産量を誇ります。

 

このように古くから続く陶器文化と現代アートが見事に融合しているのが、多治見市の大きな魅力!

歴史ある窯元や美術館、モダンな建築物が共存し、伝統工芸を身近に感じながら、現代的な文化体験も楽しめる独特な雰囲気を持っています。

 

また、多治見市は夏の暑さでも話題となり、2007年には当時の日本最高気温40.9度を記録しました。

その暑さを逆手に取って「日本一暑いまち」としてのPRも積極的に行われています。

 

陶器を焼成するためには非常に高温の窯が必要ですが、多治見の土地が「暑い」という気候的な特徴は、偶然にも、高温を扱う「窯業技術」が発展してきた歴史的背景と重なるのです。

 

 

岐阜県の多治見周辺を観光!おすすめスポットをご紹介

モザイクタイルミュージアム

多治見市とその周辺には、歴史と文化、自然の魅力が詰まった観光スポットが数多く点在しています。

 

陶器の里ならではの美術館から由緒ある寺院、美しい自然景観まで、多彩な見どころをご紹介します。

 

セラミックパークMINO

「岐阜県現代陶芸美術館」と「オリベスクエア」からなる、陶芸の現代をテーマとした複合施設です。

建築家・磯崎新氏がデザインした施設で、鑑賞から体験まで幅広く楽しめます。

 

美術館では地元ゆかりの陶磁器作品を鑑賞でき、作陶体験施設では美濃焼の伝統技術に触れることができます。

 

<セラミックパークMINO>

  • 住所:岐阜県多治見市東町4-2-5
  • アクセス:車で中央自動車道「多治見IC」から約10分/JR中央本線「多治見駅」から東鉄バス妻木線で「セラパーク・現代陶芸美術館口」下車後、徒歩1分

 

 

陶都創造館

「本町オリベストリート」の中心に位置する、多治見市の複合商業施設です。

昭和の初め頃まで陶磁器問屋街だった場所で、蔵をイメージした建物が印象的です。

 

1階の「多治見市PRセンター」では市内の観光情報やを手に入れられるだけでなく、お土産を購入することも可能。

また、上絵付け体験工房では陶器の絵付けを体験できます。

 

<陶都創造館>

  • 住所:岐阜県多治見市本町5-9-1
  • アクセス:車で中央自動車道「多治見IC」から約10分/JR多治見駅から徒歩約15分

 

 

モザイクタイルミュージアム

建築家・藤森照信氏が設計したモザイクタイルミュージアムは、タイルの原料を掘り出す採土場をモチーフにした独創的な外観が印象的です。

 

多治見市笠原町は全国一のモザイクタイル生産地で、館内には1万点を超えるタイル製品や資料を収蔵しています。

 

2階から4階まで3つの展示室では、さまざまな表情のタイル作品が展示され、体験工房ではオリジナル作品づくりに挑戦できます。

 

<多治見市モザイクタイルミュージアム>

  • 住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5
  • アクセス:車で東海環状自動車道「土岐南多治見IC」から約15分分/JR中央本線「多治見駅」から東鉄バス笠原線・東草口行きまたは羽根行きに乗車、「モザイクタイルミュージアム」下車

 

虎渓山永保寺

多治見市を代表する歴史あるお寺で、国宝に指定された観音堂と開山堂を有する臨済宗南禅寺派の寺院です。

中国廬山の渓谷に似ていることから「虎渓山」の山号がつけられました。

 

本堂前の樹齢700年の大イチョウや陶製灯籠は、陶器のまちならではの風景です。

国の名勝にも指定された美しい庭園では、四季折々の表情を楽しめます。

 

永保寺の魅力をより深く知りたい方は「岐阜県の虎渓山永保寺を観光!見どころや周辺おすすめスポットを紹介!」もあわせてお読みください。

 

<虎渓山永保寺>

  • 住所:岐阜県多治見市虎渓山町1-40
  • アクセス:車で中央自動車道「多治見IC」から約5~7分/JR中央本線「多治見駅」から東鉄バス小名田線・小名田小滝行きで「虎渓山」下車後、徒歩5分

 

 

虎渓公園

虎渓公園は土岐川を挟んで多治見市街を一望できる、自然豊かな公園です。

 

春には「飛騨・美濃さくら33選」に選ばれた約400本の桜が咲き誇り、花見の名所として親しまれています。

 

園内の展望台からは桜並木越しに街並みを見渡すことができ、夜桜の鑑賞も楽しめます。

茶屋では、岐阜県の郷土料理・五平餅を味わうこともできますよ。

 

虎渓公園やその周辺の観光スポットについては、「満開の桜がお出迎え!虎渓公園と周辺の観光スポットをご紹介」もぜひご覧ください。

 

<虎渓公園>

  • 住所:岐阜県多治見市弁天町3
  • アクセス:JR中央本線「多治見駅」から東鉄バス久々利線「虎渓山口」下車後、徒歩5分

 

かさはら潮見の森

笠原町の丘陵地にある、美しい空気と自然に囲まれた癒しのスポットです。

遠く伊勢湾を望むことができる景勝地であることから「潮見の森」と名づけられました。

 

展望台からは中央アルプス、御嶽山、白山、そして条件が良ければ遠く伊勢湾まで見渡せ、アスレチック公園も併設されています。

 

<かさはら潮見の森>

  • 住所:岐阜県多治見市笠原町深山3434-1
  • アクセス:車で東海環状自動車道「土岐南多治見IC」から約20分

 

 

岐阜県多治見市周辺のおすすめグルメは?

焼きそば

多治見市には、地元で愛され続ける魅力的なグルメがあります。

 

窯の熱で体力を消耗した陶工たちが好んで食べた料理から、地元で愛され続けるB級グルメまで、魅力的なご当地グルメをご紹介しましょう。

 

鶏球飯(カイコーハン)

多治見市民のソウルフードとして親しまれている鶏球飯(カイコーハン)は、中華餡に一口大の鶏の唐揚げが入った、ボリューム満点の料理です。

 

白菜、人参、玉ねぎ、キクラゲなどの野菜を炒め、中華スープと特製醤油ベースのタレで味付けし、カラッと揚がった唐揚げと合わせて片栗粉でとろみをつけて完成させます。

 

多治見で長年愛されている味で、地元では親子三代にわたってファンという方も!

ぜひ、味わってみてくださいね♪

 

たじみそ焼きそば

多治見市のB級グルメとして注目されているのが「たじみそ焼きそば」です。

 

ピリ辛の味噌を使った焼きそばで、半熟卵をのせるのが基本スタイル。

調理方法や盛り付けは各店の自由となっているため、お店ごとの個性が光ります。

 

半熟卵を絡めながら食べるピリ辛の麺が食欲をそそります!

 

ころうどん

岐阜県をはじめ、東海地方で食べられる「ころうどん」「ころかけ」は、茹でた麺を冷たいつゆで食べるうどんです。

 

鰹だしと醤油を合わせた香り高いつゆが特徴。

多治見には、ころうどんの発祥とされるお店があります。

 

岐阜県の名物「栗のお菓子」もおすすめ!

岐阜県では栗きんとんも名物として知られており、栗を使ったお菓子が各エリアでたくさん販売されています。

 

多治見市から少し足を伸ばして、栗のお菓子や創作菓子を販売する恵那川上屋の店舗にもぜひお立ち寄りください。

 

多治見市から近いエリアでは、併設カフェで人気の栗スイーツや限定スイーツを楽しめる瑞喜舎 瑞浪店、和のおもてなしがあたたかい可児店、お菓子づくり教室などのイベントも開催している咲久舎 可児御嵩インター店がおすすめです。

 

 

多治見市周辺の観光で陶器の文化とおいしいグルメを満喫!

多治見市周辺の観光では、1300年以上の歴史を誇る美濃焼の文化と、地元で愛され続ける魅力的なグルメを同時に楽しむことができます。

 

虎渓山永保寺の荘厳な雰囲気や、モザイクタイルミュージアムの現代的な展示、セラミックパークMINOでの体験活動など、さまざまな角度から陶器文化に触れることができるのが多治見市の魅力といえるでしょう。

 

また、鶏球飯(カイコーハン)やたじみそ焼きそば、ころうどんといった地元ならではグルメは、観光の楽しみをさらに豊かにしてくれます。

 

多治見市周辺の観光の合間には、ぜひ恵那川上屋の各店舗にもお立ち寄りください。

岐阜県の郷土菓子である栗きんとんをはじめ、その季節の素材を生かした創作菓子をご用意してお待ちしております。

 

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