2025.10.16

可児市の観光スポットとグルメを満喫!バラと歴史が魅力のまち

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こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。

 

今回は、世界最大級のバラ園で有名な岐阜県可児市(かにし)をご紹介。

 

岐阜県中南部に位置する可児市は、名古屋市からわずか30km圏内という好立地にありながら、豊かな自然と歴史に彩られた魅力的な観光地です。

 

戦国時代の面影を残す山城から色とりどりの花々まで、一年を通してさまざまな楽しみ方ができる可児市。

ぜひ、観光の参考にしてくださいね。

美濃金山城跡

 

 

岐阜県の可児市はこんな場所!

岐阜県可児市は岐阜県中南部に位置しています。

 

名古屋からは電車なら約50分、車でも可児御嵩(かにみたけ)インターチェンジから約10分でアクセスできる便利な場所です。

 

古くから交通の要所として栄え、戦国時代には明智光秀にゆかりのある明智城や、森蘭丸出生城と伝わる美濃金山城など、数多くの山城が築かれた歴史あるエリアがあるのも特徴です。

 

また、志野・織部といった桃山茶陶の発祥地としても知られる美濃地域の一角にあり、江戸時代には中山道の宿場町として繁栄しました。

 

現在も美濃焼の伝統が受け継がれる一方で、県内でも有数の工業団地が整備されるなど、歴史と現代が見事に調和したまちとなっています。

 

 

岐阜県の可児市周辺を観光!おすすめスポットをご紹介

場遊歩道

岐阜県可児市には、自然の美しさを満喫できる庭園から歴史ロマンを感じられる城跡まで、多彩な魅力を持つ観光スポットが点在しています。

 

ここでは、特におすすめの観光スポットをご紹介します。

 

ぎふワールド・ローズガーデン

可児市を代表する観光スポットといえば「ぎふワールド・ローズガーデン」です。

2021年10月に「花フェスタ記念公園」から名称を変更したこの施設は、約80.7ha(バンテリンドームナゴヤ約17個分)もの広大な敷地を誇ります。

 

世界最大級を誇るバラ園には、原種やオールドローズから国内外の最新品種まで、約6,000品種、20,000株もの多彩なバラが植栽されています。

 

2020年春にオープンした「ウェルカムガーデン」は、ローズペイサージュのガーデンとしては世界最大規模。

17品種約5,500株のバラが見渡す限りに咲き誇る圧巻の光景が楽しめるのが特徴です。

 

約323m続く「バラのトンネル」や、テーマごとに植栽された「オールドローズガーデン」「香りの庭」なども見どころです。

 

園内には地上45mの高さから一望できる「花のタワー」や、岐阜県下有数の大型複合遊具もあり、ご家族連れでも一日中楽しめますよ。

 

<ぎふワールド・ローズガーデン>

  • 住所:岐阜県可児市瀬田1584-1
  • アクセス:車で東海環状自動車道「可児御嵩IC」から約5分/JR「可児駅」から、さつきバスで「ぎふワールドローズガーデン」下車、またはタクシーで約12分

 

木曽川渡し場遊歩道(かぐや姫の散歩道)

木曽川沿いに整備された木曽川渡し場遊歩道は、自然と歴史が融合した散策コースです。

中でも全長約600mの「かぐや姫の散歩道」は最も美しいといわれる竹林の中の歩道です。

 

江戸時代に中山道で初めて木曽川を渡る場所として栄えた「今渡(いまわたり)の渡し場」の跡地を整備したもので、歴史的な風情を感じながら美しい自然を満喫できます。

 

入口付近にはアベマキとシラカシが寄り添って生える「夫婦木」があります。

 

渇水時には、約2,000万年前の森林が化石となって地殻変動により再び地上に現れた「化石林」が見られ、付近には約400本もの化石が発見されているのも見どころです。

 

水の侵食によってできたさまざまな奇岩も楽しめ、自然の造形美に驚くことでしょう。

 

<木曽川渡し場遊歩道(かぐや姫の散歩道)>

  • 住所:岐阜県可児市土田2663
  • アクセス:車で東海環状自動車道「美濃加茂IC」から約15分/名鉄「日本ライン今渡駅」から徒歩約12分

 

明智城跡

明智光秀が青年期を過ごしたとされる明智城は、自然の地形を生かした典型的な中世の山城です。

1342年に土岐頼兼(とき よりかね)が「明智」と改名してこの城を築き、その後約200年の間明智氏代々の居城として栄えました。
 
現在は整備された遊歩道があり、ハイキングコースとしても楽しめます。
 
本丸跡(城の中心部の痕跡)や曲輪(城の区画を平らにした場所)・土塁(土を盛り上げた防御壁)なども比較的きれいなまま残っており、歴史ロマンを感じながら散策できます。
 
また、2020年放映の大河ドラマ『麒麟がくる』を記念して、本丸跡に明智光秀のブロンズ像も建てられており、光秀ゆかりの地として多くの歴史ファンが訪れています。
 
<明智城跡(長山城跡)>

  • 住所:岐阜県可児市瀬田
  • アクセス:車で東海環状自動車道「可児御嵩IC」から約10分/名鉄広見線「明智駅」で下車後、徒歩約23分

 

国史跡 美濃金山城跡(みのかねやまじょうあと)

美濃金山城跡は、歴史ファン必見のスポットです。

 

標高235mの山頂に位置するこの城跡は、2013年に国史跡に指定された貴重な文化財です。

 

最大の見どころは、約400年前の石垣が当時の姿のまま残されていること。

「野面(のづら)積み」と呼ばれる自然石をそのまま積む技法や、時代によって積み方の違いがよくわかる石垣を間近で観察できます。

 

また、城が故意に壊された「破城(はじょう)」の痕跡も随所に見ることができ、歴史の息吹を肌で感じられる貴重な体験ができるでしょう。

 

<美濃金山城跡>

  • 住所:岐阜県可児市兼山1418-210
  • アクセス:車で東海環状自動車道「可児御嵩IC」から約10分/名鉄「明智駅」からYAOバスで「元兼山町役場前」下車後、徒歩約15分

 

可児市戦国山城ミュージアム

可児市戦国山城ミュージアムは、戦国時代の山城の歴史や魅力を学べる博物館です。
 
「美濃金山城跡」と城主である森氏について、そして市内各地の山城(今城、明智城、久々利城など)の資料を展示しており、戦国時代の山城文化を深く知ることができます。
 
建物は1885年に竣工した小学校校舎を利用しており、南面からは2階造り、北面からは総3階(懸け造り)となっているのも特徴です。
学校建築としても、極めて稀で貴重な建物です。
 
<可児市戦国山城ミュージアム>

  • 住所:岐阜県可児市兼山675-1
  • アクセス:車で東海環状自動車道「可児御嵩IC」から約10分/名鉄広見線「明智駅」からYAOバス「元役場前」下車後、徒歩約1分

 

 

岐阜県可児市のおすすめグルメは?

鶏ちゃん

可児市には、長い歴史の中で育まれた郷土料理から地域ブランドの特産品まで、魅力的なグルメが数多くあります。

 

ここでは代表的な可児市のグルメをご紹介します。

 

さよりめし(日本五大名飯の一つ)

可児市を代表する郷土料理「さよりめし」は、1939年に宮内省が選んだ「日本五大名飯」の一つに選ばれた名物料理です。

 

東京の「深川めし」、島根の「うずめめし」、埼玉の「忠七めし」、大阪の「かやくめし」と並ぶ、国が認めた元祖ご当地グルメといえるでしょう。

 

名前の由来には諸説ありますが、実際には「さより」ではなく「さんま」を使う地域が多く、太刀魚に似た細長い魚を総称して「さより」と呼んでいた風習に由来すると伝わっています。

 

現在では秋〜冬限定で、市内の飲食店でのイベントで作られることがあるほか、道の駅「可児ッテ」で缶詰として販売されています。

 

鶏ちゃん(地域色豊かな郷土料理)

1950年ごろに誕生した「鶏ちゃん(けいちゃん)」は、鶏肉とキャベツやもやしなどの野菜に特製のたれを絡めて炒めた岐阜県の郷土料理です。

 

鉄板やジンギスカン鍋で焼きながら食べるスタイルで、もともとは岐阜県の一部地方で食べられていたジンギスカンをまねて作られたのが始まりとされています。

 

各家庭で飼っていた鶏が卵を産まなくなった後、貴重なタンパク源として食されていたもので、当時は特別な日のごちそうでした。

 

現在では味噌味、醤油味、塩味など、地域や家庭、店によってさまざまな味付けが楽しめ、その多様性も「鶏ちゃん」の大きな魅力となっています。

 

可児そだちブランド(里芋コロッケなど)

「可児そだち」とは、化学肥料や農薬の使用量が基準よりも少ない可児市産の農作物や加工品の認定ブランドです。

 

安心・安全で品質の良いものが現在約100品認定されており、JAめぐみのファーマーズマーケット「とれったひろば可児店」や道の駅「可児ッテ」などで購入できます。

 

特におすすめなのが「里芋コロッケ」。

御嶽山の火山灰が堆積した土壌で昔から栽培が盛んな里芋を使用し、特に柔らかい子芋や孫芋のみを使って一つひとつ丁寧に手作りされています。

外はサクサク、中は里芋独特のもっちり感と粘りが絶品で、素朴で優しい味わいが楽しめます。

 

岐阜県には可児市以外にも魅力的な特産品がたくさんあります。

岐阜県全体の特産品については「岐阜県の特産品・名産品をご紹介!お土産におすすめなのは?」で詳しく解説しています。

あわせて参考にしてみてくださいね。

 

恵那川上屋のお菓子で味わう岐阜の味覚

可児市のグルメを満喫した後は、恵那川上屋のお菓子で一息つくのはいかがでしょう。

栗きんとん発祥の地である岐阜県東部の伝統を大切にしながら、全国各地の素材や食文化を融合させた創作菓子をお作りしています。

栗きんとん

代表的な「栗きんとん」は、厳選した栗と少しの砂糖を合わせて炊き、茶巾絞りで仕上げた逸品です。

口に入れた瞬間、ほろりと解けるような食感とともに、栗本来の風味がふわっと広がる、どこか懐かしく心温まる味わいをお楽しみいただけます。

くり壱

創業から続くロングセラー羊羹「くり壱」は、栗きんとんを芯に甘さ控えめの蒸し羊羹を朴の葉で包み蒸し上げた香り高い一品です。

朴葉のさわやかな風味と、なめらかなこし餡、凝縮された栗きんとんの絶妙なハーモニーをお楽しみいただけます。

さまざまなモンブラン

そして一番の人気はモンブランケーキ「栗山」です。

「栗山」は和栗と洋栗の絶妙なバランスで合わせたオリジナルペーストをたっぷりと絞り、まるごと入った栗の渋皮煮をのせたモンブラン。
栗の鬼皮焙煎粉を練り込んだ香ばしいタルト生地でまとめた、まさに栗づくしの逸品となっています。

30年の歴史を経てもなお、おいしさを探求し続ける自慢のケーキです。

 

 

岐阜県可児市でおいしいお菓子が食べられるお店

可児店

可児市で恵那川上屋のお菓子をお楽しみいただけるのが、「可児店」と「咲久舎 可児御嵩インター店」の2つの店舗です。

 

恵那川上屋 可児店

恵那川上屋の可児店は、地域の皆さまに愛される身近なお菓子屋さんとして日々おいしいお菓子をご提供しています。

 

季節の素材を生かした創作菓子をはじめ、定番の栗きんとんや各種羊羹など、幅広い商品をお取り扱いしています。

 

恵那川上屋 咲久舎 可児御嵩インター店

恵那川上屋の咲久舎 可児御嵩インター店は「芸術・コミュニティ・地域性」をテーマとし、地域の皆さまとのつながりを大切にする店舗として設計されました。

 

年に一度感謝祭を行っているほか、季節のイベントも開催しており、併設の工場でもアウトレット商品の販売や、焼き栗、トマトの掴み取りなど、工夫を凝らしたイベントを不定期に開催しています。

併設のカフェでは、オリジナルメニューもお楽しみいただけます。

 

また、咲久舎 可児御嵩インター店は工場敷地内にある店舗として、すべてのサブレ商品がそろう唯一の場所であり、ご当地サブレをお求めいただける特別な店舗です。

 

「旅する山の栞」というサブレブランドを、地域名物として発信していく重要な拠点でもあります。

 

「山の栞」サブレは、可児御嵩インター近くの咲久舎店裏にある製造拠点で集中生産されています。

 

また「しっとりバームクーヘン」の一本焼きにもこだわった生産を行っており、品質の高いお菓子作りに取り組んでいます。

 

可児市に来た際には、ぜひお立ち寄りください!

 

 

岐阜県可児市の観光を満喫したらお菓子で癒しのひとときを

岐阜県可児市は、多彩な魅力を持つ観光地です。

 

世界最大級のバラ園「ぎふワールド・ローズガーデン」で四季折々の美しい花々を鑑賞できます。

 

戦国時代の歴史ロマンを感じられる国史跡「美濃金山城跡」では、400年前の石垣と絶景が楽しめるでしょう。

 

木曽川渡し場遊歩道では、江戸時代の面影を残す散策路で自然と歴史を同時に満喫できます。

 

グルメでは、日本五大名飯の「さよりめし」や郷土料理の「鶏ちゃん」、安心・安全な「可児そだち」ブランドなど、地域ならではの味覚が充実しています。

 

歴史と自然をどちらも楽しめる可児市で、ぜひ素敵な時間をお過ごしください!

 

可児市での観光とグルメを存分に満喫された後は、ぜひ恵那川上屋の店舗にもお立ち寄りください。

可児店咲久舎 可児御嵩インター店では、岐阜県の郷土菓子である栗きんとんをはじめ、季節の素材を生かした創作菓子をご用意してお待ちしております。

 

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