2023.11.23
岐阜県の観光は冬もおすすめ!寒い時期に人気のスポットをご紹介
こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。
自然豊かな岐阜県。
真っ白に雪化粧された合掌造りの家々の風景は有名ですが、ほかにも岐阜県の冬におすすめな観光スポットはさまざまあります。
今回は、岐阜県の冬ならではの観光スポットをご紹介いたします。
岐阜県のおすすめグルメもありますので、ぜひ冬の岐阜県で見て・食べて・楽しんでください!
冬景色が素晴らしい岐阜県の観光スポットをご紹介
観光名所が豊富な岐阜県には、一面の雪景色や幻想的なイルミネーションなど、冬にしか見られない景色もあります。
今回は数多くある冬の観光名所から、厳選して5カ所の素敵な場所をご紹介いたします。
モネの池
透明度の高い湧水に咲く睡蓮と、池の中を優雅に泳ぐ鯉の姿が、まるでクロード・モネが描く「睡蓮」のようだと、SNSを中心に一躍有名になった池です。
見頃は蓮の花が咲く5月頃から紅葉の秋といわれていますが、冬のモネの池もまた格別。
雪をかぶった木々が池に映り込み、幻想的な風景を演出してくれます。
冬は鯉の動きが静かなため、水面が揺れずに良い写真が取りやすいのも、うれしいポイントです。
モネの池は「岐阜県の「モネの池」を観光!見どころや周辺スポットは?」でも見どころを詳しくご紹介しています。
<モネの池>
住所:岐阜県関市板取白谷
アクセス:車で「美濃IC」から約40分。「国道156号線」→「県道81号線」→「国道256号線」と北上して「関市板取白谷」へ/JR岐阜駅から岐阜板取線「ほらどキウイプラザ」で下車し、板取ふれあいバス「白谷あじさい園」で下車後、徒歩約2分
付知峡(つけちきょう)
森林浴の森100選・飛騨美濃紅葉33選などに選定されている付知峡。
凛とした寒さに、透き通った空気に包まれた付知峡は、他の季節にはない美しさを感じられます。
凍結している場所もありますので、足元には十分気を付けてくださいね。
付知峡に関しては「付知峡の人気観光スポットを紹介!四季折々の自然を楽しもう」でもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
<付知峡>
住所:岐阜県中津川市付知町1区下浦地内
アクセス:車で「中津川IC」より55分
白川郷
「合掌造り」の三角の藁葺(わらぶき)屋根の家が連なることで有名な白川郷。
この地域は豪雪地帯として有名で、冬になると一面白銀の世界に変わります。
白銀の世界の合掌造り家屋はそれだけでも風情があるのですが、おすすめはなんといっても夜のライトアップされた風景です。
しんと静まり返った暗闇、家々を映し出す温かな灯り。
昼間にはない幻想的な世界が広がり、シャッターを切る手が止まらなくなるでしょう。
白川郷の魅力は「岐阜県の白川郷を観光しよう!その魅力や人気スポットをご紹介」でもお伝えしています。
ぜひご一読ください。
<白川郷>
住所:岐阜県大野郡白川村荻町
アクセス:車で「白川IC」より国道156号線へ約5分。「荘川IC」から「国道158号線」→「国道156号線」約45分/JR高山駅より高速バスで50~60分「白川郷バスターミナル」下車。JR金沢駅より高速バス「白川郷バスターミナル」下車後、JR富山駅より高速バス「白川郷バスターミナル」下車
氷の渓谷
飛騨大鍾乳洞の出口から駐車場までの道に現れる、冬季限定の「氷の渓谷」。
1月上旬~3月上旬にかけて現れる、幅300m・高さ30mの蒼白に輝く美しい氷の姿に、圧倒されることでしょう。
毎年2月の特定日にはライトアップが開催され、昼間とは異なる幻想的な風景が見られるため、昼と夜どちらも楽しめます。
ライトアップの時期や時間は事前に飛騨大鍾乳洞へ確認してみてくださいね。
また、岐阜県には鍾乳洞が他にも多数あります。
「岐阜県のおすすめ鍾乳洞は?見どころや楽しみ方もチェック!」もぜひチェックしてみてくださいね。
<氷の渓谷>
住所:岐阜県高山市丹生川町日面1147
アクセス:車で「高山IC」より20分/JR高山駅から濃飛バス「鍾乳洞口」で下車後、送迎バスで3分
木曽三川公園
木曽三川公園全体を彩るイルミネーションは、冬の風物詩となっています。
園内には至る所に電球が飾り付けられ、ダイナミックで幻想的な風景が広がります。
入場料無料でここまで見られるとは! と評判のイルミネーションです。
木曽三川公園は冬でもビオラやパンジーが咲いたり、体験イベントを楽しめたりするので、明るいうちからぜひ訪れてみてくださいね。
<木曽三川公園センター>
住所:岐阜県海津市海津町油島255-3
アクセス:車で「大垣IC」より約40分、「弥富IC」より約15分、「桑名東IC」より約15分/海津市コミュニティバス(土日のみ運行)「木曽三川公園」下車
冬に室内で楽しめる岐阜県の観光スポットやグルメもチェック
外で冷えた体を温めるのに最適な温泉や、冬の寒さから生まれたその土地ならではのグルメが岐阜県には豊富にあります。
その中から厳選してご紹介いたしますので、観光の合間に食べたり体を温めに行ったりしてみてくださいね。
下呂温泉
日本三大名泉の一つとされる下呂温泉は、泉温84度で沸いている正真正銘の天然温泉です。
泉質はアルカリ性単純泉、無色透明でなめらかな肌触りで、化粧水を付けたような美肌効果があり、別名「美人の湯」とも呼ばれています。
下呂温泉の湯を引いた旅館やホテルが軒を連ね、「噴泉池」では飛騨川のせせらぎを聞きながら、足湯を無料で堪能できます。
<下呂温泉>
住所:岐阜県下呂市幸田
アクセス:車で「中津川IC」から「国道257号線」→「国道41号線」経由で約52km、「富加関IC」→「県道58号線」経由して約35km。井尻交差点を左折して「国道41号線」を経由して約28km/JR高山本線「下呂駅」下車
新穂高温泉
登山客やスキーヤーで賑わう新穂高温泉の温泉街は、奥飛騨温泉郷の最奥にあります。
毎年冬になると雪原にいくつものかまくらが出現し開催されるのが、「中尾かまくらまつり」。
かまくらの中では、囲炉裏やバーが設けられ、地酒などのお酒を味わえます。
温泉街の奥には「新穂高ロープウェイ」の発着駅があり、日本で唯一2階建てのゴンドラに乗り、2,000mを超える絶景を楽しめます。
辺り一面白銀に染まる雄大な北アルプスの絶景に、思わずため息が漏れてしまうかもしれませんね。
<新穂高温泉>
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
アクセス:車で「高山IC」から「国道41号線」→「国道158号線」→「国道471号線」約70分、「松本IC」から「国道158号線」→安房トンネル→「国道471号線」約80分
飛騨の里
合掌造りなど、飛騨の代表的な民家を30数棟移築復元した「飛騨の里」では、懐かしい農山村の暮らしや、昔から飛騨に伝わる季節の行事が再現されています。
タイミングが合えば、しめ飾りづくりの体験やお鏡づくりの実演など、さまざまな体験をしたり実演を見たりできます。
昔話をしながら実演してくれるおじいちゃん・おばあちゃんとのひとときは、他では味わえない貴重な体験となるでしょう。
冬にはライトアップが開催され、飛騨の里ならではの幻想的な景色を楽しめます。
<飛騨の里>
住所:岐阜県高山市上岡本町1-590
アクセス:車で「高山IC」より約10分
岐阜城
金華山山頂に位置する岐阜城は、戦国時代には斎藤道三公の居城でした。
岐阜城の名を天下に示したのは、永禄10年(1567年)。
織田信長がこの城を攻略し、「井の口」と呼ばれていた地名を「岐阜」として天下統一の本拠地にしてからでした。
現在の城は昭和31年(1956年)に復興され、城内には資料展示室・楼上は展望台として親しまれ、長良川や日本アルプスなどが一望できます。
岐阜城へは、金華山ロープウェーが利用でき、わずか4分で山頂まで行けます。
冬景色を堪能しながらの空中散歩も幻想的です。
<岐阜城>
住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18番地
アクセス:車で「岐阜羽鳥IC」より約40分、「一宮木曽川IC」より約25分、「岐阜各務原IC」より約20分/JR岐阜駅また名鉄岐阜駅から、岐阜バスN系統(長良橋方面)および「市内ループ線左回り」で「岐阜公園歴史博物館前」下車後、徒歩約3分で「ぎふ金華山ロープウェー」乗り場へ
岐阜県の冬のおすすめグルメ
寒い日に食べたい体が温まるグルメや郷土料理など、岐阜県に来たらぜひ食べていただきたいおすすめグルメを5つご紹介いたします。
高山ラーメン
飛騨高山の地元の味「高山ラーメン」は、鶏ガラベースのあっさりした醤油味に、極細ちぢれ麺を合わせたのが特徴。
具材はメンマ・チャーシュー・ネギなどシンプルです。
高山市ではラーメン店が軒を連ね、人気店では日本人だけでなく外国人も混ざり行列ができるほど賑わっています。
注目のきっかけは、大ヒット映画「君の名は。」で主人公たちが「高山ラーメン」を注文していたことからです。
観光で冷えた体を温めるのに、高山ラーメンはうってつけですね。
漬物ステーキ
岐阜県の郷土料理「漬物ステーキ」は、飛騨高山地方に伝わる料理です。
ご飯のお供にも、お酒のアテにもピッタリな漬物ステーキは、白菜の漬物を炒め、醤油をかけて卵でとじたシンプルなものです。
この漬物ステーキの発祥は、冬の寒さの厳しさにありました。
寒さの厳しい冬でも野菜が摂れるように白菜の漬物を常備食にし、凍った白菜を解凍するために、朴葉を囲炉裏の火に敷いて温めながら食べたのです。
生活の知恵が詰まった漬物ステーキは、現在郷土料理店や居酒屋でも食べられます。
ぜひ一度、食べてみてくださいね。
漬物ステーキをもっと詳しく知りたい方は、「岐阜県の「漬物ステーキ」とは?作り方や味わえる場所もチェック!」もご一読くださいね。
朴葉(ほおば)味噌
漬物ステーキ同様、「朴葉味噌」も岐阜県の郷土料理です。
飛騨地方に多く自生している朴の木(ほおのき)の葉の上に、味噌をのせて焼いて食べる料理です。
朴葉味噌の発祥は諸説ありますが、囲炉裏の火に皿代わりにのせた朴の木の葉を乗せ、その上に味噌や漬物を置いて温めて食べたのが始まりといわれています。
香ばしい香りと奥深いうま味が特徴の朴葉味噌は、ご飯によく合い、お酒の肴としても最適です。
郷土料理店で食べられるほか、お土産品としても売られていますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
朴葉味噌のおいしい食べ方については、「朴葉味噌とは?その特徴や味わい、美味しい組み合わせをチェック」も参考にしてください。
栗きんとん
「栗きんとん」と聞くとおせち料理を思い浮かべるかもしれませんが、岐阜県の栗きんとんは一度蒸した栗の実を砂糖と炊き上げて、布巾で栗の形にかたどったものです。
厳選した栗に少量の砂糖を合わせ、長年の知識と経験によって培ってきた製法で炊き上げた生地は、口に入れた瞬間ほろっとほどける食感とともに、栗そのものの味が口一杯に広がります。
恵那川上屋でも栗きんとんを取り扱っており、とても人気のある商品となっています。
茶金絞りで丁寧に仕上げた恵那川上屋の栗きんとんも、ぜひ味わってみてください。
モンブラン
栗の産地として有名な恵那市や中津川市のある岐阜県には、栗きんとんの他にも栗を使った人気スイーツ「モンブラン」がたくさん販売されています。
恵那川上屋のモンブラン「栗一筋」も人気があり、おすすめです。
控え目な甘さで、栗そのものを味わっているような特別なペースト。
栗の風味のふわふわ感と、メレンゲのサクサク感を味わっていただきたいので、その消費期限はなんと30分!
「とにかく、栗」「さいごまで一気に食べられるおいしさ」とご好評をいただいています。
ご提供店舗は栗里宿恵那峡店・咲久舎可児御嵩インター店・瑞浪店です。
お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。
岐阜県観光は冬も魅力満載!コートを羽織って出かけよう!
自然豊かな岐阜県には、寒い冬でも思わず外に出かけたくなるスポットが豊富にあります。
今回ご紹介したほかにも、まだまだたくさんの魅力的なスポットがある岐阜県。
寒さに負けず、コートを羽織ってぜひ遊びに来てください!
観光スポットだけでなく、温かい食べ物・温かい温泉もお待ちしていますよ。
岐阜県にある恵那川上屋では、今回ご紹介した栗きんとんやモンブランの他にも栗を使ったお菓子や、季節の素材を使った創作菓子などを幅広くご用意しております。
お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りくださいね。