2023.02.25
岐阜県のりんごの特徴は?品種や産地、美味しい食べ方をご紹介!
こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。
岐阜県では、飛騨地域などの高冷地でりんごの生産もさかんです。
寒暖差を生かして作られる岐阜県のりんごは、甘くてとても美味しいんですよ。
今回は、岐阜県のりんごをご紹介します。
岐阜県で有名なりんごの種類や、その特徴、主な産地、りんごの選び方や美味しい食べ方などもご紹介します。
岐阜県のりんごの特徴や品種をご紹介
岐阜県は、実は中部地方の中では長野県に次ぐ収穫量を誇る、りんごの産地です。
岐阜県のりんごの主な産地は飛騨地域で、なんと県全体の9割。
出荷時期は9~12月で、中部地方を中心に市場に運ばれています。
特に飛騨地域で作られるりんごは「飛騨りんご」と呼ばれています。
飛騨りんごは酸味が少なく、糖度が高くて非常に甘いのが特徴です。
高冷地の飛騨地域では、昼と夜の気温差が10度近くなるほど、朝晩の寒さが厳しい気候。
一般的に、果物は寒さで実の中の水分が凍らないように、糖分をたっぷりと蓄えます。
飛騨りんごも、日中の暖かいときに養分をたっぷりと作ってためておきますが、夜は寒さで生育活動も省エネになるため、糖分はそのまま。
そのため、糖度が高く、甘いりんごになるのです。
岐阜県で生産されているりんごの品種は3分の1が「ふじ」で、「つがる」や「シナノスイート」なども生産されています。
それぞれの品種の特徴は以下の通りです。
- ふじ:果肉は粗めでシャキシャキとした食感。果汁が多く、甘みと酸味のバランスが良い
- つがる:果肉が硬めで果汁たっぷり、酸味がほとんどなく、やさしい甘さがある
- シナノスイート:ふじとつがるをかけ合わせた品種で、サクサクとした食感とたっぷりの果汁が楽しめ、甘みも強い
「ふじ」は「サンふじ」と呼ばれることもありますが、同じ品種です。
袋をかけて育てた「ふじ」を「有袋ふじ」、袋をかけずに育てたふじを「無袋ふじ」ともいい、袋をかけずに太陽をいっぱい当てた「ふじ」ということで、無袋ふじを「サンふじ」とも呼びます。
岐阜県の気候を生かした農作物は、りんご以外にもにんじんやトマト、大根、いちごなど美味しいものがたくさんありますよ。
こちらのコラムでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
岐阜県のいちごの特徴は?品種や産地、美味しい食べ方をご紹介!
りんごの選び方や美味しい食べ方も確認!岐阜県ではりんご狩りもおすすめ
美味しいりんごの選び方や、りんごの美味しい食べ方もご紹介します。
美味しいりんごの選び方
表面(果皮)に張りがあり、色つやが良いりんごを選びましょう。
ずっしりと重さがあるりんごを選ぶのもおすすめです。
重量感のあるりんごは、果汁がたくさん詰まっています。
さらに、軸部分が太めであると、木から栄養分を多く摂っていることで甘く美味しいりんごであることが多いともいわれています。
また、りんご選びでは、下のおしり部分も要チェックです。
りんごのおしり部分が丸みを帯びていて、色が黄色、またはオレンジ色をしているものは蜜入りが多い可能性があります。
りんごの美味しい食べ方
りんごは「くし切り」をする方が多いと思いますが、実は「輪切り」にするのもおすすめです。
そして、りんごは皮周りが甘いので、皮を剥かずに食べるのも良いでしょう。
輪切りは簡単にできて、しかも芯のギリギリまで食べることができます。
さらに、輪切りにすると重ねて保存もしやすく、アレンジするときにも便利です。
例えば、輪切りの「焼きりんご」はいかがでしょうか。
りんごを丸ごと焼くのは時間がかかってしまいますが、輪切りであれば火も通りやすく簡単です。
りんごを輪切りにしたら、フライパンにバターを溶かしてりんごを焼きます(※芯の部分はくり抜きます)。
りんごの両面に火が通ったら、砂糖やグラニュー糖を大さじ2ほど振りかけて、5分ほど蒸し焼きにすると完成です!
りんごがたくさんあるなら、シロップで煮て作るコンポートや、ジャムにするのも良いですね。
どちらもりんご以外の材料は、砂糖、レモン汁、水だけなので、手軽に作れますよ。
パフェにしたり、パンやパンケーキに乗せたり、長くりんごを楽しめます。
そして、りんごはお菓子だけでなく、料理に入れるのもおすすめです。
ヨーグルトやカッテージチーズなどと和えてサラダに入れたり、豚肉に焼きりんごを添えたり、さまざまなレシピがありますよ。
美味しい食べ方を知ると、ますますりんごが食べたくなりますね!
岐阜県には、りんご狩りが楽しめる農園も多くあります。
りんご狩りをするときには、ぜひ選び方のポイントもチェックしてみてください。
岐阜県のりんごは高冷地ならではの甘みが特徴!りんご狩りも楽しめる
岐阜県は飛騨地域など、高冷地を中心にりんごが生産されています。
飛騨地域では県内の9割のりんごが栽培されており、他には恵那川上屋のある恵那市でも、りんご栽培が行われていますよ。
飛騨地域で採れるりんごは、高冷地の寒暖差を生かした甘みが強いのが特徴で「飛騨りんご」と呼ばれています。
岐阜県では、「ふじ」や「つがる」などの品種を中心に作られています。
シャキシャキとした食感をさらに楽しむなら、りんご狩りもおすすめです。
りんごをとったその場でガブリ!と食べられる、食べ放題をしている農園も多いですよ。
産地ならではの、とれたて新鮮なりんごをぜひ味わってみてくださいね。
岐阜県恵那市にある「恵那川上屋」では、季節のフルーツや栗の洋菓子など、店頭やお取り寄せで楽しめる商品を幅広くご用意しております。
りんご狩りに来られた際は、ぜひお立ち寄りください。