2022.10.31

岐阜県の有名なにんじんの産地は?にんじんの選び方も解説!

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こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。

 

カレーや煮物、サラダなど、さまざまな料理で活躍するにんじん。

料理に彩りを加える役割としても欠かせない野菜の1つですよね。

 

恵那川上屋がある岐阜県でも、「各務原(かかみがはら)にんじん」「ひるがの高原の春まちにんじん」などの品種が栽培されています。

 

今回は、岐阜県で作られているにんじんの生産方法や品種、美味しいにんじんの選び方をご紹介!

岐阜県内の方はもちろん、県外の方もぜひチェックしてみてくださいね。

人参

 

 

岐阜県のにんじん生産の特徴は?

岐阜県内では、主に各務原(かかみがはら)市でにんじんの生産が盛んに行われています。

 

各務原市は岐阜県の南部にあり、愛知県名古屋市からは約30km程の場所に位置しています。

台地が火山灰土で覆われている「黒ぼく土」と呼ばれる土質が特徴です。

「黒ぼく土」は保水性・浸透性が高く、みずみずしく色鮮やかなにんじんが採れるとされています。

各務原市でにんじん栽培が盛んに行われている理由は、その土質の良さにあったんですね。

 

そんな各務原市でのにんじん栽培は、全国でも珍しい「二期作」で行われています。

二期作とは同じ場所で同じ作物を1年に2回栽培・収穫する生産方法で、栽培に適した土地と気候が必要です。

各務原市では毎年5〜6月には「春夏にんじん」、11〜12月には「冬にんじん」と呼ばれる品種が収穫されます。

二期作を採用している各務原市のにんじんの生産量は、1年間で約4,000トンにも登ります。

 

 

岐阜県で有名なにんじんをチェック!

岐阜県では、各務原(かかみがはら)市で生産されている「各務原にんじん」に加え、ひるがの高原で生産されている「春まちにんじん」も有名です。

それぞれ特徴を詳しく見ていきましょう。

 

各務原にんじんの特徴は?

各務原にんじんと呼ばれるにんじんには、「向陽(こうよう)2号」と「彩誉(あやほまれ)」の2つの品種があります。

色鮮やかさと甘みの深い味わいが特徴の各務原にんじんは、各務原市のご当地グルメ「金魚飯」にも使用されています。

 

また、各務原市産のにんじんは農薬をできる限り抑えて安心・安全に栽培されているのも特徴です。

平成16年からは化学合成農薬・化学肥料を30%以上削減した栽培である「ぎふクリーン農業」にも登録されているんですよ。

 

春まちにんじんの特徴は?

岐阜県郡上市北部に位置する「ひるがの高原」は、毎年2m以上も積もる雪と、朝夕の激しい寒暖差、良質な水と空気が特徴です。

そんな「ひるがの高原」では気候を活かしたにんじん栽培が行われており、「春まちにんじん」と呼ばれるにんじんが収穫されます。

 

春待ちにんじんの特徴はなんといってもその糖度と栄養素の高さ。

本来は秋に収穫するにんじんをあえて冬の間寝かせておき、にんじん自らの凍結を防ぐための働きによって糖度と栄養素を蓄えます。

 

春まちにんじんの糖度は10度を超えることもあり、フルーツのようにそのままジュースにして飲めるほど甘いです。

春まちにんじんを使ったジュースは、郡上市内のサービスエリアや道の駅などで購入できますよ。

 

 

美味しいにんじんの選び方と栄養もチェック!

人参

「にんじんは健康に良い」と聞いたことがある方も多いと思いますが、実際ににんじんには栄養素が多く含まれています。

 

特に豊富なのが「カリウム」と「βカロテン」。

カリウムは、体内の余分なナトリウムの排出を促進する効果があり、むくみの予防に役立ちます。

血圧の上昇を防ぐ効果も期待できるため、高血圧に悩んでいる方にもおすすめですよ。

 

βカロテンは、にんじんのオレンジ色のもとになっている成分です。

抗酸化作用により老化や免疫力の低下などを防ぐため、老若男女を問わず積極的に摂りたい栄養素です。

また、βカロテンは体内でビタミンAに変わる作用もあるため、髪や肌を健康に保ったり、視力を調整したりする効果もあるといわれています。

 

そのほか、にんじんには便秘解消の効果がある不溶性食物繊維や、生活習慣病の予防・改善が期待できる水溶性食物繊維などの食物繊維も多く含まれています。

 

※上記については、下記のページ等を参考に記述しております。

 

美味しいにんじんの選び方は?

色鮮やかさや甘みが深いのが特徴の岐阜県産のにんじんですが、美味しいにんじんの選び方を知ることでより美味しくいただけます。

 

スーパーや八百屋で陳列されているにんじんの中からより美味しいものを選ぶ際には、以下のポイントに注目して選んでみてくださいね。

  • 色鮮やか・オレンジ色が濃い
  • 実がふっくらしている
  • 傷・穴がない
  • 葉の切り口がみずみずしい

 

皮に穴や傷があるにんじんは、中の水分が抜けていたり虫に食われたりしている可能性があるため、避けましょう。

また色鮮やかであるほど栄養素がたっぷり詰まっている傾向にあるため、チェックしてみてくださいね。

 

 

岐阜県のにんじんは1年中楽しめる!独自ブランドを楽しもう

栄養価が高く、料理に色を添えるのにも役立つにんじん。

サラダや煮物、小鉢料理にまで、季節やジャンルを問わずさまざまな料理に活躍しますよね。

 

恵那川上屋がある岐阜県でもにんじんは栽培されており、中でも岐阜県の南部に位置する各務原(かかみがはら)市で生産が盛んに行われています。

各務原市の「黒ぼく土」と呼ばれる保水性・浸透性が高い土質によって、みずみずしく色鮮やかなにんじんが生産できるのです。

 

また、岐阜県では「ひるがの高原」の気候を活かした「春まちにんじん」も有名です。

春まちにんじんは野菜とは思えないほど高い糖度が特徴で、その甘味を活かしたジュースも販売されています。

他の産地のにんじんと食べ比べてみるとその違いに驚くことでしょう。

岐阜県内で生産されたにんじんを数種類お取り寄せしてみて、食べ比べてみるのもおすすめですよ。

 

「各務原にんじん」や「春まちにんじん」が有名な岐阜県にある恵那川上屋では、岐阜名産の栗を使用したさまざまな栗のお取り寄せスイーツを販売しております。

興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!

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