2022.10.20

トマトの旬はいつ?トマトの選び方・食べ方もチェック!

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こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。

 

栄養価が豊富で、健康や美容にも良いとされているトマト。

トマトの旬は夏ですが、今は1年中美味しいトマトを購入することができるようになりましたよね。

旬のものが美味しいのはもちろんですが、今回のコラムでは、それ以外の時期でも役立つ、美味しいトマトの選び方や食べ方もご紹介します。

 

あわせて、本来のトマトの旬の時期や、生産量が多い都道府県についてもお話ししますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

 

トマトの旬はいつ?トマトの基本情報をチェック!

いろいろな料理に応用でき、健康にも良いとされるトマトは、お子様からお年寄りまで幅広い層に人気のある野菜です。

そんなトマトの旬や品種、生産地などを紹介します。

 

トマトの旬は初夏〜夏

日本で一般的にトマトの旬と言われるのは5月下旬〜8月で、梅雨の終わり頃から徐々に収穫が増えます。

 

トマトはもともと、初夏〜夏にかけてしか流通していない野菜でした。

しかし、需要の高まりとともに多くの地域で栽培されるようになり、ハウス栽培の普及などもあって、今では1年中食べられるようになったのです。

 

トマトの生産量が多いのはどこ?

農林水産省の「令和3(2021)年産野菜生産出荷統計」によると、日本でもっともトマトの収穫量が多いのは熊本県で、全国の総収穫量の18.3%。

次いで、北海道が9.0%、愛知県が6.8%と続き、その他にも茨城県や千葉県、栃木県、岐阜県など日本各地で栽培されています。

 

スーパーでも1年中見かけるトマトは、12~6月にかけて生産される冬春トマトと、7~11月にかけて生産される夏秋トマトに分類されます。

冬春トマトは熊本県、愛知県、栃木県などの比較的温暖な地域、夏秋トマトは北海道や茨城県、福島県などの冷涼な気候の地域を中心に生産されています。

 

熊本県は冬春トマトも夏秋トマトも生産量が多いのが特徴です。

熊本県がダントツの1位を誇る理由は、1年を通して安定的に出荷ができるから。

熊本県は温暖な気候で日射量も多く、トマト栽培に向いています。

また、阿蘇山や海沿いの平野部など、地形が豊かなのも要因のひとつ。

比較的暖かい海沿いでは秋から春にかけて、高度が高く涼しい気候の山あいでは夏から秋にかけてトマトの栽培が行われています。

 

ちなみに恵那川上屋がある岐阜県でもトマトは多く生産されており、県内はもちろん県外にも多く出荷されているんですよ。

 

トマトの旬は夏だといわれていますが、産地によって時期のズレが生じます。

旬の産地のものを選ぶようにすると、もっとトマトを楽しめますよ。

 

日本に流通しているトマトの主な品種

トマトはその大きさによって、100g以上のものを「大玉トマト(一般的にトマトと呼ばれるもの)」、30~60g程度のものを「ミディトマト」、10~30g程度のものを「ミニトマト」の3種類に分類されています。

また、果物のように糖度が高いトマトの総称を「フルーツトマト」と呼び、料理や食べ方によって品種を使い分けられるのもトマトの魅力です。

 

日本で品種登録されているものだけでも、なんと300種類以上!

その中でも、日本の市場に並ぶトマトの品種は30種類以上もあるとされていますが、その一部を紹介しますね。

 

大玉トマトの品種の一例

  • 桃太郎
  • 桃太郎ゴールド
  • ファーストトマト
  • カゴメこくみトマト ラウンド

 

ミディトマトの品種の一例

  • ルネッサンストマト
  • ソプラノトマト
  • アメーラ
  • フルティカ
  • ゼブラトマト

 

ミニトマトの品種の一例

  • キャロルセブン
  • トマトベリー
  • ブラックチェリー
  • アイコ
  • プリマドロップ
  • プチぷよ

 

フルーツトマトの品種の一例

  • 徳谷トマト
  • 乙女の涙(スウィーティア)
  • シュガートマト

 

これら以外にも、日本各地でさまざまな品種が栽培されています。

さまざまな地域で生産されたトマトを食べ比べ、お気に入りを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。

 

 

トマトの栄養や美味しいトマトの選び方・保存方法は?

トマトは「健康や美容に良い」と聞いたことがある方も多いと思いますが、実際にトマトには栄養素が多く含まれています。

 

中でも豊富なのがトマトの赤みの要因になっている「リコピン」という成分。

がんや老化を予防する抗酸化作用に優れています。

またビタミンCやカリウム、クエン酸、ペクチンなども豊富で、疲労回復作用や便秘改善の効果にも期待できますよ。

 

※上記については、下記のページ等を参考に記述しております。

 

生産者の努力と栽培技術の向上により、美味しく栄養素たっぷりに作られているトマトですが、選び方や保存方法を理解すると、より美味しく楽しめます。

トマトの選び方や保存方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

美味しいトマトの選び方は?

スーパーや八百屋で陳列されているトマトの中からより美味しいものを選ぶためには、以下のポイントに注目して選ぶのがおすすめです。

  • 皮にハリがあり、ふっくらしている
  • 手に取るとずっしりとした重みを感じる
  • ヘタが新鮮で青々としている
  • 実の色にムラがない
  • トマトのおしりに星状の筋が見える

 

皮に凹凸があったり軽いと感じるトマトは、中に空洞があったりぶよぶよした部分が多い傾向にあります。

トマトを選ぶ際には皮にハリがあってふっくらと丸く、手に持ったときにずっしりとした重みを感じるものを選びましょう。

実やヘタの色や模様にも注目してみてくださいね。

 

トマトの状態によって保存方法を分けよう

トマトの保存方法は、実の状態によって分けましょう。

 

まだ熟しておらず、緑の部分があるトマトは常温保存がおすすめ。

袋や新聞紙などで包まず、日光に当てておくと美味しく熟しますよ。

 

反対に、すでに熟したトマトはビニール袋やラップで包み、ヘタを下にして冷蔵保存しましょう。

トマトは冷やしすぎると風味が落ちてしまうことがあるため、冷たくなりすぎない野菜室での保存がおすすめです。

 

また、大量に収穫・購入したトマトを食べきれないという場合には、冷凍保存でもOK。

トマトを美味しく食べられるのは常温保存で3日程度、冷蔵保存で1〜2週間程度といわれているため、その期間を過ぎそうな分は冷凍しましょう。

ジッパー付きの保存袋に入れ、ヘタを下にして保存してくださいね。

切ってから保存しておけば、料理の際の手間が省けますよ。

 

 

トマトのおすすめの食べ方

トマトはイタリアンから中華、和食までさまざまな料理で美味しく食べられる野菜です。

生のままで美味しい食べ方、加熱するレシピをそれぞれ紹介します。

 

【生食】そのままでも美味しいトマトの食べ方

甘くて美味しいトマトを旬の時期に楽しみたいという場合は、「カプレーゼ」や「マリネ」など、トマトのみずみずしさを思いっきり感じられる食べ方がおすすめです。

 

カプレーゼはトマト料理の定番ですよね。

輪切りにしたトマトとモッツァレラチーズを交互にしてお皿に並べ、オリーブオイルと塩コショウ、お好みでバジルを添えれば完成。

簡単でおしゃれなカプレーゼは、ホームパーティーにもおすすめですよ。

 

「生のトマトを楽しみたいけど常備菜として日持ちするものがいい」という場合は、トマトのマリネやピクルスがおすすめです。

酢の防腐効果や殺菌効果により、生のままより長持ちします。

 

そのままでもスイーツのように甘いトマトも!

生のトマトを使った料理はカプレーゼやマリネ以外にもたくさんありますが、中には「生のトマト特有の酸味がちょっぴり苦手…」という方も少なくありません。

そんな方にこそおすすめしたいのが、フルーツトマトと呼ばれる一般的なトマトよりも糖度の高いトマトです。

そのまま食べてもスイーツのように甘く、いわゆる野菜っぽさがほとんどないんですよ。

 

岐阜県恵那市にある恵那川上屋でも、まるでお菓子やスイーツのように甘い「おかしなトマト」を販売しています。

山に囲まれていて寒暖差が激しい岐阜県の気候を活かし、さらに農薬や水分量を極限まで抑えることで甘味がたっぷり詰まっています。

中には糖度が10度を超える場合もあるんですよ!

気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

【加熱】効果的に栄養を摂れるトマトの食べ方

トマトに限らず、野菜は加熱するとかさが減り、一度に多くの量を食べることができます。

また、リコピンは、加熱によって体への吸収力が上がるという調査結果もあります。

健康や美容のためにトマトの栄養素を多く摂取したい場合には、トマトスープなどの加熱した料理で食べるのがおすすめですよ。

 

トマトを使ったスープ料理で代表的なのは「ミネストローネ」でしょう。

トマト・人参・玉ねぎ・じゃがいもなどの好きな野菜を1口大に切り、コンソメなどの調味料で味を整えたトマト料理です。

たくさんの野菜を一度に摂取できるため、食欲がないときにもおすすめですよ。

 

ただし、トマトは加熱するとビタミンCが減ってしまうというデメリットもあります。

摂取したい栄養素によって、生食・加熱料理をそれぞれ選んでくださいね。

 

 

トマトの旬は初夏〜夏!さまざまなトマト料理を楽しもう

スーパーや八百屋では1年中買うことのできるトマト。

実はトマトの旬は5月下旬〜8月で、初夏から夏の間が出荷量が多い時期です。

 

日本で生産量がもっとも多いのは熊本県で、北海道、愛知県が続きますが、他にも日本各地でさまざまな品種のトマトが栽培されています。

恵那川上屋がある岐阜県でも気候を活かしたトマト栽培が行われており、多くの地方に出荷されているんですよ。

 

トマトにはリコピンをはじめビタミンCやカリウム、クエン酸、ペクチンなどの栄養素が豊富で、健康や美容、疲労回復作用や便秘改善の効果にも期待できます。

オリーブオイルと合わせたり熱を加えたりすると、リコピンの吸収率が上がるといわれているため、カプレーゼやマリネ、ミネストローネなどの食べ方がおすすめです。

 

また、トマトの種類の中にはフルーツみたいに糖度の高い品種もあります。

恵那川上屋でもまるでお菓子のように甘いトマト「おかしなトマト」を販売していますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

また、トマトだけでなく、岐阜県名産の栗を使用したさまざまな栗のスイーツをお取り寄せもおすすめですよ!

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