2023.09.01
岐阜の東濃地域の紅葉スポットは?とっておきの場所をご紹介
こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。
自然豊かな岐阜県には、見事な紅葉を楽しめるスポットが多数存在します。
特に東濃地域は美しい川も多く流れているエリアのため、絶景が望める紅葉スポットが多いです。
今回は岐阜県の中でも東濃地域にスポットを当て、おすすめの紅葉スポットをご紹介していきます。
各所の見どころもお伝えしますので、ぜひ訪れてみてくださいね!
岐阜県の「東濃」ってどんな場所?
岐阜県は「岐阜地域」「西濃地域」「東濃地域」「飛騨地域」「中濃地域」と、大まかに5つのエリアに分かれています。
東濃地域は岐阜県南東部の地域(美濃地方東部)を指し、多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市が含まれます。
分け方については「岐阜県の分け方は?地域ごとの特徴や魅力もチェック」、東濃地域については「岐阜県の東濃とは?含まれる市や特徴・見どころをご紹介!」でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
東濃地域の西部は伝統工芸品の美濃焼の産地。
そして、東部では銘柄米「恵那コシヒカリ」やトマト、栗など農産物の産地となっています。
丘陵部における集落には、江戸時代に整備された五街道の1つ「中山道(なかせんどう)」が通っており、今でも江戸時代の街並みを残す宿場町があることも魅力でしょう。
宿場町を活かした歴史的な景観の町並み、石畳、 石碑など、見どころ満載の古き良きスポットも多く存在します。
そして、東濃地域は木曽川・土岐川が流れる美しいエリアで、市街地を取り囲む丘陵部の豊かな緑が特徴的です。
エメラルドグリーンの清流を望める渓谷や巨岩怪石がおりなす景勝地、池に映った木々が見事な公園など、大自然を満喫できる観光地が多いため、紅葉の時期はどの場所に行くか迷ってしまうほど。
次で人気の紅葉スポットをご紹介していきますので、ぜひ絶景を堪能していただきたいです。
岐阜県の東濃地域でおすすめの紅葉スポットはここ!
では、さっそく岐阜県の東濃地域にある紅葉スポットをピックアップしてご紹介していきましょう。
恵那峡
恵那市にある「恵那峡」は木曽川を大井ダムによりせき止めてできた人造湖で、日本百景にも選ばれた景勝地。
軍艦岩・獅子岩・屏風岩など奇岩怪岩に囲まれた渓谷は壮大な美しさで、季節ごとに異なる魅力が楽しめる絶景スポットです。
紅葉の見頃は、例年11月中旬から下旬頃。
恵那峡は「飛騨・美濃紅葉33選」に選ばれた紅葉の名所でもあります。
たくさんのモミジが湖面に映る様子が圧巻で、さらに赤い恵那峡大橋がその風景を彩ります。
渓谷に細くつきでた半島には遊歩道が整備されていて、ゆったりと散策をすることもできますし、遊覧船に乗って優雅に紅葉を楽しむことも可能です。
〈恵那峡〉
住所:岐阜県恵那市大井町奥戸
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」下車10分/JR恵那駅から東鉄バス恵那峡線「恵那峡バス停」下車
岩村城跡
日本三大山城の一つに数えられる名城である恵那市の「岩村城跡」。
別名「霧ヶ城」と呼ばれていた岩村城。
霧がかかる様子が美しい場所でもあり、タイミングが合えば雲海も見ることができます。
もちろん紅葉の時期も絶景で、紅葉の見頃は例年10月上旬から11月上旬頃です。
〈岩村城跡〉
住所:岐阜県恵那市岩村町字城山
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」下車20分
根の上高原
恵那市と中津川市との境にある「根の上(ねのうえ)高原」。
標高約1,000mの山の上に根の上湖と保古(ほこ)があり、自然公園となっていて遊歩道を散策することができます。
季節ごとに変化する花や木々を望みながら、最高のロケーションの中でカヌーも楽しめます。
近くにはキャンプ場や焚き火のできるグランピングもあり、家族連れでもゆったり過ごすことができる場所です。
飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれた紅葉の名所でもある根の上高原は、例年10月中旬から11月上旬頃が見頃です。
湖面に映る紅葉が美しく、晴れた日はどちらが本物かわからないほどの「逆さ紅葉」が望めます。
〈根の上高原〉
住所:岐阜県恵那市東野 保古の湖湖畔
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」から県道413号線で約30分
付知峡
中津川市にあり、青川とも呼ばれる透き通ったエメラルドグリーンの清流を望める「付知峡(つけちきょう)」。
森林浴の森日本100選、岐阜県名水50選にも選ばれています。
不動滝や高樽滝など有名な滝もあり、岩肌が露出した自然の造形美が独特の美しさを醸し出す、絶景スポットです。
付知峡遊歩道は約860mあり、大小さまざまな吊り橋も楽しめます。
付知峡の紅葉は11月上旬頃が例年の見頃ですが、10月下旬頃からモミジ、ミズナラ、ブナ、シロドウダンツツジなどが色づき始めます。
特に攻橋や本谷橋から見る紅葉が絶景で、エメラルドグリーンの透き通った水と迫力ある岩肌、鮮やかな紅葉のコントラストが素晴らしいです。
眺望台もあり、高い位置からも望むことができます。
「付知峡の人気観光スポットを紹介!四季折々の自然を楽しもう」でも付知峡の魅力をお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。
〈付知峡〉
住所:岐阜県中津川市付知町6-39
アクセス:車で中央自動車道「中津川IC」より約50分/JR中津川駅から北恵那バス「付知峡口」下車後、徒歩約1時間
夕森渓谷(夕森公園)
中津川市にあり、標高約700mにある渓谷沿いが公園になっている「夕森渓谷(夕森公園)」。
5つの滝や川上川の絶景を望むことができ、渓谷美を体感できるウオーキングコースも整備されているので、贅沢に自然を楽しみながらゆったり散策できますよ。
白龍が住むという言い伝えがある「竜神の滝」は岐阜県の名水50選にも選ばれており、落差12mの豪快な水しぶきを見ることができます。
夕森渓谷の紅葉の見頃は、例年10月下旬から11月中旬頃。
1万5千本のモミジが連なる様子は圧巻です。
フォトスポットとなっている竜神の滝に行く途中の真っ赤な「もみじ橋」も、紅葉の中で見るとより一層幻想的な雰囲気を増します。
〈夕森渓谷(夕森公園)〉
住所:岐阜県中津川市川上1057-4
アクセス:車で中央自動車道「中津川IC」より約30分/JR中津川駅から中央本線「坂下駅」で降り、北恵那バス「夕森公園口」で下車またはタクシーで約20分
虎渓山永保寺
多治見市にある、鎌倉時代の1313年に臨済宗の禅僧・夢窓疎石(むそうそせき)によって開かれた禅寺「虎渓山永保寺(こけいざんえいほうじ)」。
お寺の見どころについては「岐阜県の虎渓山永保寺を観光!見どころや周辺おすすめスポットを紹介!」でもご紹介しています。
国の名勝に指定される美しい庭園もあり、敷地内にはモミジやイチョウなどの植物が彩りを添えています。
虎渓山永保寺の紅葉は、例年11月中旬から下旬頃が見頃です。
日本ならではの建造物も映える美しい紅葉は、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれているほど。
大きな池の水面に鏡のように映る紅葉を楽しめる場所は、ひときわ存在感を放っている「臥龍池(がりょうち)」。
臥龍池の中央にアーチ型に架かっている日本百名橋「無際橋(むさいばし)」も美しく、例年の夜のライトアップ時もドラマチックな絶景が望めます
また、黄金色に輝く本堂前の樹齢約700年の大イチョウも虎渓山永保寺の魅力。
こちらは例年11月下旬頃が見頃で、幹がとても太く堂々とした大イチョウは圧巻です。
〈虎渓山永保寺〉
住所:岐阜県多治見市虎渓山町1丁目40
アクセス:車で中央自動車道「多治見IC」より約5~7分/JR多治見駅下車後、北口より徒歩約30分
鬼岩公園
瑞浪市にあり、花崗岩の巨岩怪石が織りなす自然美と勢いよく渓谷を流れる清流を楽しむことができ、鬼の伝説が有名な「鬼岩公園」。
まるで一刀両断されたような蓮華岩、通称:鬼の一刀岩もフォトスポットとして人気です。
「鬼の一刀岩(蓮華岩)が岐阜県で話題!その魅力や見どころを知ろう」もぜひチェックしてみてください。
鬼岩公園の紅葉は、例年10月中旬から11月下旬頃が見頃。
迫力ある巨岩怪石と鮮やかな紅葉のコントラストが幻想的で、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれています。
夜にはライトアップもされ、紅葉が池に映る「逆さ紅葉」も楽しめますよ。
〈鬼岩公園〉
住所:岐阜県瑞浪市日吉町 鬼岩木曽川街道
アクセス:車で中央自動車道「 土岐IC」ら車で約5分、または東海環状自動車道「可児・御嵩IC」から約15分
岐阜の東濃地域は絶景の紅葉スポットがたくさん!
岐阜県の東濃地域には、多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市が含まれ、岐阜県南東部の地域を指します。
美濃焼の産地であるなど伝統文化が受け継がれた場所でありながら、美しい清流を望める渓谷や巨岩怪石がおりなす景勝地など、自然豊かなエリアであることも特徴です。
そんな東濃地域では、見事な紅葉が味わえます。
恵那峡や付知峡、夕森渓谷、鬼岩公園、根の上(ねのうえ)高原、岩村城跡、虎渓山永保寺が有名ですが、それ以外にも紅葉スポットは多数あります。
ぜひ一度、紅葉巡りをしてみてはいかがでしょうか?
東濃地域には、岐阜県の名産品の栗を使ったお菓子や、季節の創作菓子を取り扱っている恵那川上屋の栗里宿 恵那峡店・恵那中央店・瑞浪店・可児店があります。
東濃地域の観光の際には、ぜひお立ち寄りくださいね!