2024.02.19
岐阜県の梅林公園の楽しみ方をご紹介!開花時期や周辺の観光スポットも
こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。
桜よりも早く春の訪れを知らせてくれる梅の花。
まだ寒い早春の時期に咲く梅の花ですが、丸くて愛らしく、桜とは違った魅力があります。
岐阜市内に、多くの人を魅了している梅見スポットがあるのをご存じでしょうか?
今回は、岐阜市内で梅の花を堪能できる「梅林公園」をご紹介します。
梅林公園周辺の観光スポットもご紹介していますので、ぜひ参考にして、岐阜市を巡り尽くしてくださいね。
岐阜県の梅林公園はどんな場所?開花時期もご紹介
岐阜市の中心市街地近くにある梅林公園は、紅梅・白梅合わせて約1,000本、50種類もの梅の木が植えられている、梅の名所として有名な公園です。
もともとは村の資産家であった篠田祐介氏が明治元(1868)年にこの地を開き、千数百本の梅の木を植えて庭園とし、篠ヶ谷園(ささがたにえん)として一般開放していました。
昭和23(1948)年に篠田八郎氏が篠ヶ谷園を岐阜市に寄贈し、その後拡張整備されて都市公園として現在に至っています。
梅林公園では早咲きの梅が毎年1月中旬から咲き始め、3月下旬までさまざまな梅が楽しめます。
園内にはSL(D51)機関車が展示・保存されています。
芝生広場や複合遊具もあるので、公園でお弁当を持ってのんびりピクニックをしたり、子どもと遊んだりできるのも魅力です。
公園内には一般駐車場がないので、公共交通機関のご利用がおすすめです。
梅林公園の基本情報
住所:岐阜県岐阜市梅林南町
アクセス:JR「岐阜」駅14、15番乗り場よりバスに乗車、「梅林公園前」下車後、徒歩約3分/名鉄「岐阜」駅6番乗り場よりバスに乗車、「梅林公園前」下車後、徒歩約3分
岐阜県の梅林公園の楽しみ方は?ぎふ梅まつりもチェック
梅林公園の「ぎふ梅まつり」は、毎年大勢の人でにぎわうイベントです。
しかし梅林公園でのおすすめは梅まつりだけではありません。
梅林公園の西奥にある料理旅館「翠々園 植東(すいすいえん うえとう)」では、梅林公園の四季折々の美しさを楽しみながら、季節感あふれる日本料理が楽しめます。
植東での名物メニューは何といっても「菜飯」と「田楽」。
創業当初から守り続けているという老舗の味「田楽」には、「豆腐田楽」と「いも田楽」「つぶ貝田楽」の3種類があり、人気を分けています。
ちょっと塩味の大根菜で作られた「菜飯」は、田楽と一緒に食べるのがおすすめです。
ぎふ梅まつりの時期には、野外席が設けられます(天候によって中止になることもあります)。
散策中の休憩も兼ねて、植東に立ち寄られてはいかがでしょうか?
梅の香りを身近に感じながらの食事は、贅沢なひとときとなるでしょう。
※施設情報は変更されることがあるため、訪れる際には公式ホームページをご確認ください。
ぎふ梅まつりとは?
ぎふ梅まつりは、例年3月上旬に梅林公園とその周辺で開催されるお祭りです。
これまで岐阜市が主催したり、開催されなかったりしていたお祭りでしたが、近年は地元の有志によって実行委員会が結成され、毎年開催されるようになりました。
例年行われるイベントとして、写真撮影会や琴演奏会、梅盆展などがあります。
子ども広場ではけん玉教室やショーなど、毎年趣向をこらしたイベントが行われており、梅を見るだけでなく、大人から子どもまで楽しめるお祭りになっています。
また、ぎふ梅まつりが開催している間だけ拝観のできる「瑞龍寺(ずいりょうじ)」にも、ぜひ足を運んでみてください。
瑞龍寺は修行道場のために普段立ち入り禁止となっているので、拝観できる梅まつりの2日間はとても貴重な日です。
境内にはしだれ梅や緋紅梅が見事な花を咲かせており、こちらも見どころの一つです。
※情報は変更されることがあるため、訪れる際には公式ホームページをご確認ください。
岐阜県には梅林公園のほかにも、梅の名所がたくさんあります。
詳しくは「岐阜県の梅の名所と「ぎふ梅まつり」をご紹介!」をご覧ください。
梅林公園周辺もぜひ観光しよう!
梅林公園の周辺には、魅力的な観光スポットが多くあります。
岐阜駅からも行きやすい場所にあるので、ぜひ観光の参考にしてくださいね。
金華山
金華山の魅力は岐阜市の中心にありながら、天然林が9割を占め、野生動物や野鳥が多く生息している自然を感じることができる点です。
標高329mの山頂までは、金華山ロープウェーで気軽に行くことも、登山で行くことも可能です。
登山道は10個のルートが用意されているので、幅広い年代の方が自分のレベルに合わせて楽しめます。
山頂にはかわいいリスたちと触れあえる「ぎふ金華山リス村」や、織田信長が本拠地とした「岐阜城天守閣」があります。
岐阜城最上階の天守からは、美しい長良川や北アルプスの壮大な山々などの絶景が見渡せます。
特にゴールデンウイークや夏季などのナイター営業中に見られる夜景は、息をのむほどの美しさです。
<金華山>
住所:岐阜県岐阜市金華山
アクセス:車で「岐阜各務原I.C」から名岐バイパス経由約20分・「一宮木曽川I.C」より名岐バイパス経由約25分/JR「岐阜」駅または名鉄「岐阜」駅からN系統(長良橋方面)および市内ループ左回りバスで「岐阜公園・歴史博物館前」下車後、徒歩3分
正法寺 岐阜大仏
日本三大仏の一つに数えられる正法寺(しょうぼうじ)の岐阜大仏。
竹を籠のようにして編んだ製法から、別名「籠大仏」と呼ばれています。
仏像は坐高で高さ13.7m。
奈良の大仏の坐高が14.93mなので、奈良の大仏に匹敵するほどの大きさです。
「岐阜大仏」と岐阜大仏の胎内に安置されている「薬師如来坐像」はともに、岐阜県の重要文化財に指定されています。
また、「正法寺大仏殿」は岐阜市の重要文化財に、その中にある「木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう)」は岐阜県の重要文化財に指定されています。
正法寺の岐阜大仏については「岐阜県の大仏といえば正法寺の「岐阜大仏」!歴史や見どころをご紹介」をご一読ください。
<正法寺 岐阜大仏>
住所:岐阜県岐阜市大仏町8
アクセス:車で「岐阜各務原I.C」から名岐バイパス経由約20分・「一宮木曽川I.C」より名岐バイパス経由約25分/JR「岐阜」駅または名鉄「岐阜」駅からN系統(長良橋方面)および市内ループ左回りバスで「岐阜公園・歴史博物館前」下車後、徒歩3分
伊奈波神社
1900年以上の歴史を持つ伊奈波神社は、境内に壮大な桜門、拝殿、本殿などが建つ厳かな雰囲気の神社です。
数百本の桜がちょうど見頃になる4月の第1土曜日には岐阜まつりが行われ、大勢の行楽客で賑わいます。
近年はパワースポットとして注目されるようになりました。
逆さ狛犬、黒龍神社、神滝は全国から開運祈願の人が集まる人気スポットとなっています。
伊奈波神社についての詳しい説明は「岐阜県の伊奈波神社はパワースポット!見どころや周辺の観光地もご紹介」をご覧ください。
<伊奈波神社>
住所:岐阜市伊奈波通り1の1
アクセス:車で東海北陸自動車道「各務原IC」から国道156号線経由約25分/JR「岐阜」駅もしくは名鉄「岐阜」駅下車後、N系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス「伊奈波通り」下車後、徒歩10分
川原町の古い町並み
ノスタルジックな雰囲気を味わえるのが、通称「川原町」と呼ばれる「古い町並み」。
狭い間口に長い奥行きがある昔ながらの日本家屋が続く町並みは、かつては長良川の水運を利用した川港として栄え、多くの商店で賑わっていました。
現在は古き良き趣をそのまま残し、町屋や蔵を改装したお店が軒を連ねています。
岐阜県の伝統工芸品である「岐阜うちわ」や岐阜銘菓「鮎菓子」などに加え、ここ最近ではモダンな飲食店などが登場し、懐かしさの中に新鮮さが加わり、新しい魅力となっています。
お土産探しやグルメの堪能など、気が付けばあっという間に時間が過ぎているので気を付けてくださいね。
<川原町の古い町並み>
住所:岐阜県岐阜市湊町・玉井町・元浜町界隈
アクセス:車で「岐阜各務原I.C」から名岐バイパス経由約20分・「一宮木曽川I.C」より名岐バイパス経由約25分/JR「岐阜」駅または名鉄「岐阜」駅からN系統(長良橋方面)および市内ループ左回りバスで「岐阜公園・歴史博物館前」下車後、徒歩1分
岐阜県の梅林公園は梅見の絶好スポット!「梅まつり」が特におすすめ
紅白の梅の木が約1,000本もある岐阜県の梅林公園。
1月中旬から3月下旬まで梅の花が楽しめ、見頃の3月上旬には「梅まつり」が開催されます。
梅まつりでは、琴演奏会や地元の商店街による売店、普段は立ち入れない瑞龍寺の特別拝観など、楽しみが満載です。
ぜひ一度、足を運んでみてください。
梅林公園周辺には、観光スポットがたくさんあります。
一日では全部を巡りきれないので、時間をたっぷりとってお出かけくださいね。
岐阜駅近くには、岐阜県名産の栗を使ったお菓子や、素材にこだわった季節の創作菓子を販売する恵那川上屋 岐阜高島屋店がございます。
岐阜県のお土産選びの際には、ぜひお立ち寄りください。