2023.10.20

岐阜県の伊奈波神社はパワースポット!見どころや周辺の観光地もご紹介

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こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。

 

暑い夏も終わり、過ごしやすい季節になると、旅に行きたい気持ちも高まってきますよね。

 
恵那川上屋がある岐阜県には、歴史ある観光地がたくさんあり、毎年多くの旅行客で賑わっています。

 

今回はその中から、伊奈波神社(いなばじんじゃ)についてご紹介します。

 

歴史や特徴、見どころに加え、周辺の観光スポットもご紹介しますので、旅行の計画にぜひお役立てくださいね。

伊奈波神社

 

岐阜県にある伊奈波神社はどんなところ?

恵那川上屋の岐阜高島屋店からもほど近い場所にある金華山。

 

その山麓にあるのが、近年、パワースポットとしても人気が高まっている「伊奈波神社(いなばじんじゃ)」です。

 

伊奈波神社の基本情報

まずは、伊奈波神社の基本情報です。

 

<伊奈波神社>

住所:岐阜県岐阜市伊奈波通り1の1

アクセス:車で東海北陸自動車道「各務原IC」から国道156号線経由約25分/JR「岐阜駅」もしくは名鉄「岐阜駅」下車後、N系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス「伊奈波通り」下車後、徒歩10分

 

伊奈波神社の歴史

伊奈波神社は日本の第十二代天皇である景行(けいこう)天皇の時代、景行14年に創建されたといわれ、1900年以上にも及ぶ歴史を持つ古社です。

 

主祭神は五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)で、景行天皇の兄にあたります。

父である第十一代垂仁(すいにん)天皇から弓矢を賜り、武事を修めました。

 

また、勅命により河内、大和、摂津、美濃などを開拓、多くの池溝をひらいたことにより、農事が豊かになり、天下泰平をもたらしたと伝えられています。

 

五十瓊敷入彦命が景行13年に亡くなると、忠臣であった竹内宿禰(たけしうちのすくね)がそのご遺徳を偲び、稲葉産近くに伊奈波神社を創建、主祭神として祀りました。

 

その後、戦国時代に「まむし」と呼ばれた斎藤道三が稲葉山を居城とする際、現在の稲葉山の麓に伊奈波神社を移し、現在に至ります。

 

伊奈波神社の特徴

伊奈波神社が建つのは、揖斐川、長良川、木曽川の3つの川に囲まれた、水に恵まれた豊かな地です。

 

一方で、洪水などの水害も多かったことから、伊奈波神社は水防の神として信仰されてきました。

 

元旦には、日付が変わる前から参拝客が長蛇の列を作り、岐阜県屈指の初詣スポットにもなっています。

 

伊奈波神社最大の行事は、例年4月第1土曜日に行われる「神幸祭(岐阜まつり)」。

伊奈波神社から市内の金神社(こがねじんじゃ)、橿森神社(かしもりじんじゃ)へ神様が巡幸される「神幸祭」と4台の山車と神輿が練り歩く宵宮(よみや)が最大の見どころです。

 

神幸祭(岐阜まつり)の時期は境内にある数百本の桜がちょうど見頃になることもあり、大勢の観光客で賑わいます。

 

 

伊奈波神社のパワースポットもチェック

黒龍神社

伊奈波神社は近年、パワースポットとしての人気も高まっています。

 

そこで、伊奈波神社の中でも特に、強力な御利益があるといわれるポイントをご紹介しましょう。

 

逆さ狛犬

大鳥居を抜け、参道の坂道を登っていくと、拝殿につながる階段があります。

その階段を登りきったところにある狛犬の足元に、両脚を跳ね上げて、逆立ちをするようなポーズの「逆さ狛犬」がいます。

 

大正時代のはじめに造られた逆さ狛犬は、撫でると金運・勝負運などが飛躍的に向上するといわれ、パワースポットとして人気です。

 

階段を登って拝殿にお参りすることに集中しすぎると、見逃してしまうこともあるので、ぜひ気をつけて見つけてくださいね。

 

黒龍神社

伊奈波神社境内にある「黒龍神社」もパワースポットの一つです。

斎藤道三が伊奈波神社を遷座するよりも前からあった古社で、水の神様である龍神が祀られています。

 

黒龍神社の社殿横にあるのは、京都から奉納され、龍の頭の形を連想させる「龍頭岩」。

 

伊奈波神社の中でも特に強力なパワースポットといわれ、「どんな願い事でも叶える」「願えば願うほど叶う」と全国から開運祈願の人が集まるスポットになっています。

 

神滝

伊奈波神社境内にある「楓稲荷神社」の赤い鳥居をくぐった先にある「神滝」もパワースポットの一つ。

 

神滝は伊奈波神社本殿から黒龍神社をめぐって、楓稲荷神社まで流れているため、神社全体のエネルギーが集まった、強力なパワーを持った場所ともいえます。

 

 

伊奈波神社界隈も面白い!周辺の観光スポットもご紹介

鵜飼

伊奈波神社は、岐阜市の中心からも程近く、周辺には多くの観光スポットが集まっています。

 

伊奈波神社にお参りをする際に一緒に訪れてほしい周辺の見どころや、周辺で毎年行われるおすすめ行事をご紹介します。

 

道の駅 柳津(やないづ)

道の駅 柳津(やないづ)は、高速道路ICや岐阜市の主要幹線道路からのアクセスも良い場所に立地する「都市型」の道の駅です。

地元の農家の方が作った農作物や、無添加で作られたパンなどが購入できます。

 

柳津町の特産品である「佐波イチゴ」や柳津産の米を使用した玄米団子などが購入できる物販館・屋外販売所以外に、展望施設も併設しています。

 

展望施設からは、北東に金華山や御嶽山、北西に伊吹山を一望でき、境川や水辺の生物の観察も楽しめます。

 

<道の駅 柳津>

住所:岐阜市柳津町仙右城7696-1

アクセス:車で名神高速道路「岐阜羽島IC」から県道1号線で約15分/名鉄竹鼻線「名鉄柳津駅」下車後、徒歩約10分

 

岐阜城

伊奈波神社のある金華山の山頂には、岐阜城があります。

建仁年間(1201~1204年)に初めて砦が築かれた後、戦国時代には斎藤道三の居城である「稲葉山城」となりました。

 

永禄10年(1567年)に織田信長公が岐阜城を攻略して城主になり、その際、「稲葉山城」を改め、岐阜城と名付けたといわれています。

 

築城当時の城は関ヶ原の戦いによって落城し、現在は昭和31年(1956年)に復興された、鉄筋コンクリート造りの3層4階構造です。

 

現在、築城されている城郭の中でも有数の高さがある岐阜城の最上階は、長良川を始め、恵那山、木曽御岳山、乗鞍などの日本アルプスも見渡せる絶景ポイントとなっています。

 

<岐阜城>

住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18番地

アクセス:車で東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」から国道21・156号経由約20分/JR「岐阜駅」もしくは名鉄「岐阜駅」下車後、N系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス「岐阜公園・歴史博物館前」下車後、徒歩3分で岐阜公園。岐阜城までは公園内金華山ロープウェーで岐阜城へ

 

岐阜大仏(正法寺)

伊奈波神社、岐阜城からも歩いて訪れられる場所にあるのが、岐阜大仏のある正法寺(しょうぼうじ)です。

 

正法寺の文化財は、長良川流域における岐阜の重要な構成要素として、国の重要文化的景観に指定されています。

 

その中には、岐阜大仏として知られる釈迦如来像や木造薬師如来坐像、木造阿弥陀如来坐像などの岐阜県重要文化財が含まれます。

 

正法寺大仏殿にある岐阜大仏は、1832年に38年の歳月を費やして完成しました。

日本三大仏の一つに数えられている岐阜大仏は、高さ13.7mと乾漆仏としては日本一の大きさです。

 

岐阜大仏については「岐阜県の大仏といえば正法寺の『岐阜大仏』!歴史や見どころをご紹介」もぜひチェックしてみてくださいね。

 

<岐阜大仏(正法寺)>

住所:岐阜県岐阜市大仏町8

アクセス:車で東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」から国道21・156号経由約20分/JR「岐阜駅」もしくは名鉄「岐阜駅」下車後、N系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス「岐阜公園・歴史博物館前」下車後、徒歩3分

 

ぎふ長良川の鵜飼

名水百選にも選定されている清流、長良川で古くから行われている古典漁法「鵜飼」。

その鵜飼を体験できるのが、岐阜県の夏の風物詩「ぎふ長良川の鵜飼」です。

 

夜の闇の中でかがり火を頼りに行われる鵜飼は、千古の昔にタイムスリップしたような幽玄の世界を体験できます。

 

鵜飼は約1300年の歴史を持つ、鵜匠が鵜をあやつり魚を捕える伝統漁法です。

織田信長は「鵜匠」という地位を与え、鵜飼を保護したといわれています。

 

また、徳川家康はたびたび岐阜を訪れて鵜飼を見物した上、「鮎鮨」を江戸まで運ばせるなど、鵜飼は、時の権力者によって大切に保護されてきました。

 

鮎鮨を始め、岐阜県のさまざまな郷土料理については「岐阜県の郷土料理とは?種類や特徴をご紹介」でも詳しくご紹介しています。

 

長良川の鵜飼が行われるのは、毎年5月11日〜10月15日(日程は事前にホームページでもご確認ください)。

 

「御料場」で宮内庁式部職鵜匠が皇室に納める鮎を捕る御料鵜飼や、夏休み期間を中心とした繁忙日に行われる納涼鵜飼など、さまざまな楽しみ方があるのも鵜飼の魅力でしょう。

 

<ぎふ長良川の鵜飼>

住所:岐阜市湊町1-2(鵜飼観覧船のりば)

アクセス:車で東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」から国道21号、156号を通り約20分/JR「岐阜駅」もしくは名鉄「岐阜駅」下車後、N系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス「長良橋」下車後、徒歩1分

 

 

岐阜県の伊奈波神社は周辺にも多くの見どころあり!

岐阜市の中心部からほど近い場所にある伊奈波神社は、1900年以上の歴史を持つ古社です。

 

パワースポットとしての人気も高く、境内には逆さ狛犬や黒龍神社、神滝など強力な御利益が期待できる場所があります。

 

周辺にも見どころが多く、金華山の山頂にある岐阜城や、岐阜大仏のある正法寺などは歩いて回るのにも最適です。

 

旅の醍醐味でもある食べ物も、鵜飼で有名な長良川周辺の郷土料理「鮎鮨」から道の駅 柳津で販売されている佐波イチゴなど、さまざまに楽しめます。

 

伊奈波神社からも近い恵那川上屋 岐阜高島屋店では、岐阜県の名産品である栗を使ったお菓子や、季節の素材を使った創作菓子などを幅広くご用意しております。

 

店頭でもお取り寄せでも楽しめますので、ぜひご賞味くださいね。

 

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