2020.12.03
バウムクーヘンの由来は?発祥の地や広まった歴史など詳しくご紹介!
こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。
中央に穴が開いた円状のお菓子「バウムクーヘン」は、ドイツ発祥の焼き菓子。
やわらかくしっとりとした食感で、ふだんのおやつからギフトや結婚式の引き出物まで、さまざまなシチュエーションで人気のお菓子です。
今回はバウムクーヘンの魅力や名前の由来、歴史や発祥の話まで、詳しく解説します。
まずはバウムクーヘンの名前の由来を知ろう!
バウムクーヘンはドイツ発祥のお菓子。
ドイツ語でバウムは「木」、クーヘンは「お菓子」を意味します。
輪切りにすると木の年輪のような模様が現れるのが特徴で、名前の由来にもなっています。
この年輪のような模様は、バウムクーヘンを作る際に生地を棒の表面に少しずつかけながら、棒を回して焼き上げることを繰り返すことで出来上がります。
一層一層丁寧に焼き上げるバウムクーヘンは、まさに職人技が効いた手間のかかるお菓子なのです。
さらに詳しくは「バウムクーヘンとは?定義やバームクーヘンとの違いもご紹介!」をチェックしてみてくださいね!
バウムクーヘンの発祥の地は?日本まで広まった歴史をご紹介
バウムクーヘンの起源には諸説ありますが、その中でも有力なのは紀元前のギリシャに誕生した、木の棒に生地を巻きつけて焼いた「オベリアス」というパンの一種だったという説です。
なお、他には中世ポーランドの伝統的なケーキ「シャコティス」や、クリスマスツリーのような形をしたフランスの伝統菓子「ガトー・ア・ラ・ブロッシュ」が起源だという説もあります。
そして、1800年代の初めにドイツでバウムクーヘンが生まれ、そのバウムクーヘンが日本に伝わったのは第一次世界大戦の際。
バウムクーヘンで有名な製菓会社「ユーハイム」の創始者カール・ユーハイムが、日本に捕虜として連れてこられたときに、広島県物産陳列館でバウムクーヘンを焼いたのがはじまりです。
戦後も日本に留まったカール・ユーハイムは、菓子職人の資格を活かして「明治屋」や東京・銀座の「カフェ・ユーロップ」に勤め、1921年に横浜で「ユーハイム」を創業しました。
その後、バウムクーヘンは瞬く間に日本で広まり、現在では普段のお菓子として、結婚式の引き出物としてと、日本人にとって欠かせないお菓子となりました。
バウムクーヘンが贈り物としておすすめな理由
贈り物やお祝いごとの際に選ばれることも多いバウムクーヘン。
バウムクーヘンの樹木の年輪のような断面が、繁栄や長寿を連想させ、縁起が良いとされています。
年輪を重ねていくように、幸せが続きますように…という意味から、バウムクーヘンは結婚式の引き出物としても多く振る舞われています。
バウムクーヘンの由来や歴史を知るとさらに楽しめるはず!
ドイツで生まれた焼き菓子・バウムクーヘン。
「バウム」はドイツ語で「木」、「クーヘン」は「お菓子」を意味します。
名前の由来通り、木の年輪のような模様が現れるのが特徴です。
1800年代の初めにドイツでバウムクーヘンが生まれ、第一次世界大戦の際に日本へも伝わりました。
木の年輪のような断面が繁栄や長寿を連想させることから縁起がよいと、結婚式の引き出物などでも人気が高いお菓子です。
美味しいうえに、そんな素敵な意味を持つお菓子なら、より味わい深く感じますよね。
恵那川上屋では、さまざまな栗の洋菓子のお取り寄せが可能です。
贈り物やご自宅用に、ぜひご利用ください♪