2020.12.17
棹菓子(さおがし)の意味とは?どんなお菓子かその魅力をご紹介!
こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。
棹菓子(さおがし)という言葉を耳にしたことはありますか?
棹菓子とは細長い形状の和菓子のことで、羊羹やういろうなどがそれにあたります。
そこで今回は棹菓子についてのお話です。
棹菓子の特徴や種類、魅力などを詳しく解説します!
棹菓子(さおがし)とはどんな特徴のお菓子のこと?
棹菓子の「棹(さお)」とは木の棒という意味で、まるで木の棒のように細長い形状の和菓子のことを棹菓子、または棹物菓子と呼びます。
代表的な棹菓子といえば、四角く長い「羊羹」。
棹菓子は羊羹の異名として使われることもあります。
しかし、羊羹と同じく四角く長い「ういろう」のほか、米粉を練り上げ切り口が山型になるように蒸した「からすみ」や、餡を巻いたロールケーキ状の和菓子など、四角く長いものだけではなく長細い和菓子を総じて棹菓子と呼んでいます。
▼からすみ
▼餡を巻いたロールケーキ状の和菓子
人数に応じて包丁で切り分けて食べることができる棹菓子は、格の高い和菓子ともされており、贈り物としてもよく用いられています。
近年は食べやすさや配りやすさを意識し、最初から一口サイズに切り分けられている棹菓子を揃えているお店もありますよ。
棹菓子(さおがし)の魅力やさまざまな種類をご紹介!
細長い形状の棹菓子(さおがし)は、見た目やさまざまな楽しみ方など魅力が満載です。
魅力①断面の美しさ
包丁で切り分ける棹菓子だからこそ楽しめるのが、お菓子の断面。
一見シンプルながらも細工物を入れたものや、富士山など日本らしい風景を表したもの、中にぎっしりと具材が入ったものなど、切り分けることで生まれる断面の美しさを楽しめます。
魅力②季節を映し出す
春夏秋冬に合わせた棹菓子を揃えるお店もあります。
例えば、上の画像でご紹介している水羊羹。
爽やかな色のキウイを使い、透明感のあるブルーで涼しさを表現しています。
見た目から涼を感じさせてくれる、暑い日にぴったりのお菓子ですね。
素材や色合いを変えたり、羊羹の上に季節を模した彩り豊かな練り切りをちりばめたりと、自由度の高い美しさは棹菓子ならではです。
魅力③シーンによって選べる
さまざまなお店で趣向を凝らした棹菓子を取り扱っています。
羊羹を葉で包んだり、和紙や桐箱などで包装した老舗店の高級感漂うパッケージのもの。
切り分けなくても食べやすい大きさにカットされていたり、かわいいイラストが包装に描かれたカジュアルな雰囲気のもの。
幅広く選べるため、目上の人への贈答品やちょっとした訪問時の手土産など、シーンに合わせて選べるのも魅力です。
恵那川上屋の棹菓子(さおがし)は「くり壱」がおすすめ!
恵那川上屋では「くり壱」という棹菓子(さおがし)を販売しています。
「くり壱」は、栗きんとんを芯にした蒸し羊羹を朴の葉で包んだひと品。
栗と相性の良い朴(ほお)の葉の香りをお楽しみいただけます。
鼻に抜ける朴の葉特有の芳醇な香りが栗きんとんと羊羹を包み込み、おいしさを引き立てます。
サイズは「くり壱 小」と「くり壱 大」の2種類をご用意しておりますので、ご自宅用に、贈り物にと、用途に合わせてお選びいただけます。
「栗きんとんと羊羹のなめらかさがマッチして口当たりがとてもよい」「見た目も上品で栗きんとんの量が多くて大満足です」など、嬉しいお言葉を多数いただいている「くり壱」。
ぜひ一度ご賞味ください。
棹菓子(さおがし)とは細長い和菓子。切り分けるからこその楽しみ方も
棹菓子の「棹(さお)」とは、木の棒という意味。
四角く長い「羊羹」や「ういろう」、断面が山型で米粉を蒸した「からすみ」や餡を巻いたロールケーキ状の和菓子など、まるで木の棒のように長細い和菓子を総じて棹菓子(さおがし)と呼ばれています。
細長い形状の棹菓子は、切り分けることで現れる断面の美しさや、季節を模したものなど、棹菓子だからこそ持つ魅力や楽しみ方が満載です。
恵那川上屋では、棹菓子「くり壱」をはじめ栗の和菓子のお取り寄せをご用意しております。
ぜひチェックしてみてくださいね!