2020.10.22

バウムクーヘンとは?定義やバームクーヘンとの違いもご紹介!

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こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。

 

ドイツ発祥の焼き菓子「バウムクーヘン」。

やわらかくしっとりとした食感のバウムクーヘンは、普段のおやつとしてはもちろん、ギフトや結婚式の引き出物など、幅広いシーンで人気のお菓子です。

 

今回は「バウムクーヘンとはどんなスイーツか」という基本から、バウムクーヘンの定義や作り方、歴史の話まで深く掘り下げてご紹介します。

バウムクーヘンのお菓子

 

 

バウムクーヘンとは?バームクーヘンとも違う?定義や美味しさの秘密

バウムクーヘンとは、ドーナツのように中央に穴が開いた円状のお菓子で、輪切りにすると木の年輪のような模様が現れるのが特徴です。

 

バウムクーヘンは生地を棒の表面に少しずつかけながら、棒を回して焼き上げることを繰り返し、木の年輪のような層を作っていきます。

一層一層丁寧に焼き上げるバウムクーヘンは、バターの風味が広がるふんわりしっとりとした深い味わいが人気!

 

バウムクーヘンの本場・ドイツでは、国立ドイツ菓子協会によって材料や作り方について下記のような規定を設けています。

①使用する油脂はバターのみ使用する

②ベーキングパウダー(膨張剤)を使用しない

③バター・小麦粉・砂糖1に対し、卵を2使用する

④職人が1本1本手作りする

 

この規定を満たしていない場合、ドイツ国内では「バウムクーヘン」として販売することはできません。

 

ですが、この規定はあくまでドイツ国内での規定。

日本国内で販売する場合に規定はなく、自由に「バウムクーヘン」として販売することができます。

 

なお、日本でよく見る「バームクーヘン」表記は、ドイツの規定にとらわれることなく自由な作り方や材料で日本独自で広まったものです。

 

そのため、日本においては、「バウムクーヘン」「バームクーヘン」どちらを使うかは販売者の自由であることから、両方の表記が混在しています。

規定がないからこそ、日本ではさまざまなバリエーションのバウムクーヘンが楽しめるとも言えますね!

 

 

バウムクーヘンにはどんな歴史がある?

チェコのプラハのバームクーヘン

バウムクーヘンの原型となるものは、紀元前のギリシャに誕生した、木の棒に生地を巻きつけて焼いた「オベリアス」というパンの一種といわれています。

 

しかし、そのほかにも中世ポーランドの伝統的なケーキ「シャコティス」や、クリスマスツリーのような形をしたフランスの伝統菓子「ガトー・ア・ラ・ブロッシュ」が起源だという説もあります。

 

バウムクーヘンがドイツで生まれたのは、1800年代の初め。

北部のザルツヴェーデルや東部のドレスデンやコットブスなど、いくつかの町で発祥したとう記録があり、ドイツ内の発祥の地は諸説あります。

 

バウムクーヘンはドイツ語で書くと「BaumKuchen」となり、baumは「木」、kuchenは「菓子」という意味がありますよ。

 

ドイツでは国立ドイツ菓子協会の規定に沿ったものしかバウムクーヘンとして認められておらず、専用のオーブンや熟練の職人がいないと焼き上げられないということもあり、専門店で取り扱う高級菓子という位置付けです。

 

ドイツ人にとってバウムクーヘンは日本人のように日常的に食べるお菓子ではなく、ドイツ生まれのお菓子ながらもあまり身近ではないようです。

 

なお、日本で最初にバウムクーヘンを売り出したのは、製菓会社「ユーハイム」の創始者カール・ユーハイム。

第一次世界大戦の際、日本に捕虜として連れてこられたカール・ユーハイムが、広島県物産陳列館でバウムクーヘンを焼いたのが始まりです。

 

 

近年のバウムクーヘンは種類豊富!恵那川上屋のおすすめもご紹介

恵那川上屋の青い山脈のバウムクーヘン

日本では近年、自由な発想でアレンジしたさまざまなバウムクーヘンが登場しています。

 

日本ならではの抹茶を生地に練りこんだものや、チョコレートでコーティングしたもの、凍らせて食べるアイスバウムクーヘンなど、見た目が華やかで味わいも豊か。

 

ちなみに、恵那川上屋では「青い山脈のバウムクーヘン」と「結まんじゅう・バウムクーヘン詰合」を販売しています!

 

手間ひまかけて焼き上げたバウムクーヘンを、お一人用の個包装にした青い山脈のバウムクーヘンは、優しい甘さとしっとり滑らかな舌触りが人気の一品です。

贈り物としても人気ですよ♪

 

結まんじゅう・バウムクーヘン詰合は、日本伝統の「結い」の心を尊んだ結まんじゅうと、お祝い事には欠かせないバウムクーヘンを詰め合わせた一品。

婚礼などのお祝いや返礼など、ご縁を大切にするシーンにおすすめです!

 

 

バウムクーヘンとはドイツ発祥の焼き菓子。日本ではさまざまなアレンジも

バウムクーヘンとは、ドーナツのように中央に穴が開いたドイツ発祥のお菓子。

名前のbaumは「木」、kuchenは「菓子」という意味があります。

 

生地を棒の表面に少しずつかけながら焼き上げることを繰り返し、一層一層丁寧に焼き上げるバウムクーヘンは、バターの風味が広がるしっとりとした味わいが人気です。

 

バウムクーヘンの本場・ドイツでは「バターのみでベーキングパウダーは使わない」「バター・小麦粉・砂糖1に対して卵は2個」「職人が1本1本手作り」などの規定を満たしていない場合、ドイツ国内ではバウムクーヘンとして販売ができないという貴重なお菓子です。

 

日本では自由な発想でアレンジが効いたさまざまなバウムクーヘンが、菓子店やスーパー、コンビニなどで気軽に購入できます。

日本人にとっては、バウムクーヘンは身近なお菓子の一つといえるでしょう。

 

恵那川上屋では青い山脈のバウムクーヘン結まんじゅう・バウムクーヘン詰合を販売しています!

 

また、恵那川上屋ではバウムクーヘン以外にも、さまざまな栗の洋菓子のお取り寄せが可能です。

贈り物やご自宅用に、ぜひご利用ください♪

 

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