2020.06.16
ティラミスとは?意外な名前の由来や歴史、発祥などを紹介!
こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。
マスカルポーネチーズとココアパウダー、コーヒーベースのスポンジが織りなす、ちょっぴり大人向けのスイーツ「ティラミス」。
スイーツ店はもちろん、コンビニでも販売されるほど知名度の高いティラミスですが、その歴史やレシピには諸説あります。
今回は「ティラミスとはどんなスイーツか」という基本から、ネーミングの由来、歴史や発祥の話まで、深く掘り下げていきます!
ティラミスとは?どんな特徴や魅力のあるスイーツ?
ティラミスとは、簡単に言うと「チーズをベースとしたクリーム」と「コーヒーリキュールを使用したスポンジケーキ」に「ココアパウダー」の3つの要素を層状に重ねたスイーツです。
層の構成(材料)は基本の形があるものの層の数には決まりがなく、細かな層を重ねたものもあれば、シンプルに上からココアパウダー→チーズクリーム→スポンジという構成の商品もあります。
とはいえ、お菓子としての見栄えや食感・風味のバランスを考え、上から「ココアパウダー→チーズクリーム→少なめのスポンジ→チーズクリーム→土台となるスポンジ」の5層構造が主流となっています。
チーズクリームには卵を混ぜており、フワフワでしっとりとした食感が楽しめるのも魅力の一つです。
下段のスポンジの代わりに、細かく砕いたクッキー(ビスコッティ)を使用したものもありますよ。
さらに近年では卵や乳製品のアレルギー対策やダイエット対策で、豆腐クリームを使ったアレンジティラミスなども誕生し、ティラミスの可能性はますます広がっています。
「ティラミス」のネーミングの由来とは?
ティラミスという名前の語源はイタリア語です。
イタリア語のTiramisu(ヴェネト語表記で Tiramesu)は、直訳すると「私を引っ張り上げて」。
お菓子が気分を引っ張り上げる=元気づけてくれるお菓子、というのが直接の意味合いです。
イタリアでは固めの生クリームのような「マスカルポーネチーズ」が特産品として知られており、マスカルポーネチーズを活かしたお菓子であるティラミスは、いつも元気とされる国民性を支えるスイーツとして国内外を問わず浸透したと考えられています。
ティラミスの歴史や発祥の原点、日本での広まり方とは
ティラミスの歴史は諸説ありますが、20世紀になってから広く発展したという説が最も有力です。
1960年代、北イタリアにあるヴェネト州・トレヴィーゾという町でとある老舗レストランのシェフが、16世紀の「ズッパ・イングレーゼ(Zuppa Inglese)」というお菓子を元に作ったレシピが原点とされています。
ただ、このレストランは現在すでに閉店しており、完全な真実を知る者はいないのです。
ティラミスは特産品のマスカルポーネチーズを活かしながら、卵をクリームに入れることで栄養補給もできると全土に広まり、その後海外でも浸透していきます。
コーヒーリキュールを染み込ませたビスコッティやココアスポンジを使用するため、「真夜中のお菓子」「大人のお菓子」としての意味合いも手伝って、1990年代には日本でも一大ブームを迎えました。
日本人好みにアレンジされたティラミスのちょっぴりビターな味は、一時のブームで終わることなく現在にもその人気は受け継がれています。
ちなみに、恵那川上屋では栗きんとんティラミスを発売しています!
洋菓子であるティラミスと和菓子の栗きんとんの風味が、絶妙にマッチした味わいです。
半解凍でアイスケーキ風に食べても美味しいと評判の栗きんとんティラミス!
ぜひ一度試してみてくださいね♪
イタリア発祥・美味しいティラミスは元気の源!
ティラミスはイタリア発祥。
「元気づけてくれる」お菓子として、イタリアのみならず世界中で愛されています。
日本のティラミスはスポンジを土台にしたものが多いのですが、16世紀のティラミスの原点となるビスコッティベースのティラミスもまた美味しいもの。
恵那川上屋の栗きんとんティラミスも含め、色々なティラミスを食べ比べしてみてくださいね!
恵那川上屋では栗きんとんティラミス以外にも、さまざまな栗の洋菓子のお取り寄せが可能です。
ぜひチェックしてみてください♪