2021.06.11

わらび餅とくず餅の違いは?その特徴や味わいを比較

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こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。

 

ふとした時に「わらび餅」と「くず餅」などの涼しげなお菓子が食べたくなると、夏が近づいてきたな…と思いますよね。

どちらも見た目も涼しげで、ぷるぷるしていてツルッとした食感が夏にぴったりの和菓子です。

 

しかし、どちらも透明感がある上にきな粉や黒蜜をかけて食べるなど共通点が多く、「わらび餅」と「くず餅」の違いがわからなくなることはありませんか?

 

この2つは似ているようで、実は原材料から違うもの!

今回は「わらび餅」と「くず餅」の作り方や味わいの違いを、詳しくご紹介していきます。

わらびもち

 

 

わらび餅とくず餅の違いはどこ?まずは原材料や作り方から

「わらび餅」と「くず餅」どちらも透明感があり、見た目が似ている和菓子ですが、この2つは原材料が全く異なるもので出来ています。

それぞれの原材料と作り方も一緒に紹介しますね。

 

わらび餅の原材料と作り方

原材料

わらび餅の原材料には、一般的には「わらび粉」が使われています。

 

わらび粉は蕨(わらび)の根から取れるデンプンを乾燥させて粉にしたものです。

ごく少量しかとれない貴重なものなので、わらび粉100%のわらび餅は珍しく、現在販売されているほとんどのわらび餅が、わらび粉に加工デンプンが混ざっているものとなっています。

 

一般的な作り方

わらび粉を水で溶かして砂糖を加えた後に火にかけ、かき混ぜながら煮ます。

加熱すると強い粘り気が出てきますが、根気強く練り続け、全体的に透明で弾力のある状態になってきたら食べやすい大きさに丸めたり型に流します。

お好みで、きな粉や黒蜜をかけて完成です。

 

くず餅の原材料と作り方

原材料

くず餅は漢字で「葛餅」とも表されますが、原材料には葛粉(くずこ)が使われています。

葛粉は、葛の根っこの部分から採取したデンプンを乾燥させ粉にしたものです。

 

一般的な作り方

葛粉に水と砂糖を加え、かき混ぜながら火にかけます。

加熱している間も混ぜ続けると全体的に透明になり、さらにとろみのある状態になってきたら型に入れて型ごと氷水につけて固めます。

固まったら食べやすい大きさに切り、お好みできな粉や黒蜜をかけて完成です。

 

 

わらび餅は、一般的にぷるぷるしていてモチモチとした弾力があり、滑らかな食感なのが特徴。

一方くず餅は、ぷるんとしていて噛みごたえは柔らかく、独特な食感が特徴です。

 

 

実はくず餅には2つの種類がある!

くず餅

葛粉から作られている透明でぷるんとした「くず餅」は関西で生まれたもので、関東には同じ名前の「くず餅」でも全く違う和菓子があるのをご存知ですか?

 

関東の「くず餅」の原料は小麦を乳酸菌で発酵させた小麦デンプンで、和菓子では珍しい発酵食品です。

 

小麦を原料とし蒸して固めるので、白くてしっかりとした弾力があり食べ応えがあるのが特徴。

関西のくず餅のように黒蜜やきな粉で味付けをすることが多いです。

 

関西にある「くず餅」と区別するために「久寿餅」と表記するケースもあります。

 

小麦からグルテンを取り除いたでんぷんを使用するため、関西のくず餅よりヘルシーなところも魅力といえます。

 

 

恵那川上屋おすすめのわらび餅・くず餅をご紹介!

恵那川上屋では、見た目が可愛く贈り物にも喜ばれる夏のお菓子として、栗を生かしたわらび餅「栗のしずく」と、色鮮やかな見た目のくず餅「生くず餅」を販売しています!

 

栗のしずく

栗のしずく

夏の新定番「栗のしずく」は、わらび餅の生地に自家製小豆あんを加えて練り上げたもっちりとした生地が魅力です。そこに口当たりなめらかな栗きんとんをしのばせました。

少し冷やしていただくとより一層おいしさが引き立ちます。口の中でとろける食感とやさしい栗の甘味をお楽しみください。

 

生くず餅

生くず餅

美しい層に仕上げられた、夏にぴったりのデザート。

香り高く濃厚な「栗と抹茶」とトロピカルな「マンゴーとパッション」の他に、今年は濃厚な果実の風味と甘酸っぱさが魅力の「苺とブルーベリー」の3種類があります。

 

生くず餅ならではの魅力である、ひんやりともっちりした食感が、果実感と組み合わさってベストな味わいに!

下に行くほどあっさりと仕上げた味のグラデーションが楽しめ、後味もすっきり爽やかです。

 

 

夏の風物詩「わらび餅」と「くず餅」の違いを知ってさらに美味しく♪

夏になり暑くなってくると、ひんやりとした甘いお菓子を食べたくなりますよね!

そんな時に「わらび餅」や「くず餅」は見た目も涼しくおすすめです。

 

2つとも似ていますが、実は原材料が違うため味わいにもそれぞれの魅力があります。

この機会に、食べ比べをして楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

最近の和菓子は形も可愛いくて、味によって色が変わっていたりなど、並べて見ているだけで気分が上がるものもたくさんあります。

自分へのご褒美に、ぜひ和菓子をお取り寄せしてみませんか?

 

恵那川上屋では紹介した「栗のしずく」「生くず餅」の他にも、さまざまな栗の和菓子のお取り寄せが可能ですので、ぜひ合わせてご覧くださいね!

 

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