2020.02.21

きんつばと羊羹、ういろうの違いは!? それぞれの魅力もご紹介します

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こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。

 

和菓子はその製法や原料から全然別物であっても、パッと見ると似ているものがいくつかあります。

「きんつば」「羊羹(ようかん)」「ういろう」も少し似ている、と感じる方の多い和菓子の一つですよね。

ちゃんとその違いを押さえれば、自分が食べたい和菓子を選ぶときや、手土産に用意したいものを決めるときの参考になります。

 

今回は「『きんつば』『羊羹(ようかん)』『ういろう』の違いと魅力」についてご紹介します。

羊羹とお茶

 

 

きんつば・羊羹・ういろう、それぞれの特徴や魅力から違いを解説!

きんつば・羊羹(ようかん)・ういろうの一番の違いは「材料」です。

特にあんこを使うか使わないか、あんこ以外の材料は何か、がキーポイントです。

 

きんつば

羊羹とお茶

きんつばは、粒あんを寒天で固めたものに小麦粉の生地をつけて表面を焼き上げたもの。

粒粒の舌触りと、羊羹より比較的硬めな食感が特徴です。

 

また、薄生地のサクッとした舌触りも同時に味わえるのも、きんつばならではです。

(きんつばについては「きんつばとは?いつ頃、何から作られたお菓子なの?」も参考にしてくださいね)

 

最近ではあんこではなくサツマイモからできた「芋きんつば」も知名度が上がってきています。

 

羊羹(ようかん)

和菓子の羊羹

きんつば・羊羹・ういろうのなかで、一番バリエーションが多いのが羊羹です。

羊羹の中で代表的なものは、こしあんを寒天で固めた「練り羊羹」です。

 

他には抹茶やサクラを練りこんで味を変えたり、水分量と寒天の量を調整した「水羊羹」もありますし、栗の甘露煮が入った「栗羊羹」やサツマイモが含まれた「芋羊羹」なども有名です。

また、寒天で冷やし固めず、小麦粉や葛などを使用して蒸して固めた「蒸し羊羹」もあります。

さらに最近では柑橘系の羊羹なども登場しています。

 

ちなみに、羊羹には動物の「羊(ひつじ)」という漢字が使われています。

中国で羊羹は「羊」+「羹(あつもの=肉・野菜を入れた熱いスープ)」を意味し、もともとは羊の肉を使ったスープのことを指していました。

鎌倉時代から室町時代にかけて羊羹が中国から日本へ伝わったものの、禅宗では肉食が禁じられていることから、植物性の材料(小豆や小麦粉など)を使って羊羹に見立てた料理が作られました。

これが現在の羊羹のルーツと言われています。

 

ういろう

和菓子のういろう

ういろうは、この3つの和菓子の中で唯一あんこではなく米粉からできています。

また、地域や店舗によっては小麦粉やわらび粉など、さまざまな粉から作られたものが販売されています。

 

米粉や小麦粉に砂糖と水を加えて蒸しで固めるので、羊羹やきんつばよりもモチモチした触感が特徴で、味のバリエーションも豊富です。

名古屋銘菓としても知名度が高いですね。

 

 

恵那川上屋のきんつばや羊羹!他店との美味しさの違いは?

恵那川上屋のくり壱

恵那川上屋でも、きんつばや羊羹といった栗の和菓子をお取り寄せできます。

恵那川上屋のきんつば・羊羹の最大の特徴は「あんの風味と栗を調和させた和菓子」であることです。

栗をふんだんに用い、あんと米はぜとの三位一体が楽しめる「栗蒸きんつば陶三彩」は恵那川上屋でなければ味わうことができません。

 

羊羹もちょっと個性的です。

小豆の羊羹生地にやわらかく煮た栗をふんだんにちりばめた「栗羊羹」、抹茶の羊羹に栗をたっぷり入れた「中仙道」、栗きんとんを芯とした蒸し羊羹を朴の葉で包み、香りも風味も豊かな「くり壱」など、その種類も風味も豊富なのが魅力です。

 

上品な甘みがあって上質で大きな栗を味わえる恵那川上屋のきんつば・羊羹。

ぜひ一度、ご賞味くださいね♪

 

 

きんつば・羊羹・ういろうの魅力の違いを知ると、さらに美味しさも深まる!

きんつば・羊羹(ようかん)・ういろうはそれぞれ個性があり、似ているようで別なモノとして美味しさを堪能できる和菓子のジャンルでもあります。

 

季節の味覚を感じられる商品もありますので、ぜひ色々食べてみるのがオススメ!

 

恵那川上屋の和菓子のお取り寄せも、きっと気に入っていただけること間違いなしです!

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