2021.09.28

栗の収穫時期はいつ頃?栗拾いの時期や楽しみ方もチェック!

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こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。

 

秋は涼しくなり、行楽シーズン!

秋の味覚である栗の収穫も始まる季節です。

 

今回は栗拾いにおすすめの時期や楽しみ方のポイントについてご紹介します。

栗拾い

 

 

まずは一般的な栗の収穫時期をチェック!

全国で収穫されている栗は、品種によって収穫時期が異なります。

 

一般的な栗は5月初旬に芽吹き、梅雨明け頃になるとイガが立派に成長します。

地域によって多少差がありますが、早いものは8月下旬から9月初旬には収穫が始まり、最盛期を迎えるのは9月から10月となります。

 

農園によっては複数の種類の栗を栽培していて、数多くの品種を比べながらの栗拾いを楽しめる場所もあります。

栗拾いに行く場合には、収穫時期を確認してみてくださいね。

 

栗の種類別の収穫時期

栗は収穫時期ごとに「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おくて)」と、大きく3種類に分かれています。

  • 早生栗の収穫時期:8月下旬から9月下旬頃
  • 中生栗の収穫時期:9月下旬から10月中旬頃
  • 晩生栗の収穫時期:10月上旬から10月下旬頃

 

「早生栗」は水分が多めであっさりとした風味が特徴。

「丹沢(たんざわ)」「出雲(いずも)」「ぽろたん」などの品種があります。

 

「中生栗」は甘味と水分量のバランスが良く、風味が良いのが特徴。

「筑波(つくば)」「銀寄(ぎんよせ)」「利平(りへい)」などの品種があります。

 

「晩生栗」は実が締まっていて、甘味と風味が強いのが特徴。

「石鎚(いしづち)」「岸根(がんね)」などの品種があります。

 

栗拾いをするときには、各農園の品種を確認してみるのもおすすめです。

 

収穫量の多い栗の品種もチェック!

日本ではさまざまな栗の品種が栽培されていますが、収穫量の多い品種はどれなのでしょうか?

 

農林水産省がまとめた「特産果樹生産動態等調査」によると、全体の約3割を占めているのが「筑波」で、国内で最も広く栽培されている栗の品種となります。

その次に「銀寄」、「丹沢」が続きます。

 

日本で収穫量の多い栗の品種である「筑波」は、大きさは1粒28グラム程度で、果頂部に薄毛が生えているのが特徴。

果肉は甘味が強く栗の風味も強いため、茹で栗としてそのまま食べても美味しく、渋皮煮にするのもおすすめです。

 

 

自分で収穫する「栗拾い」におすすめな時期は?

栗は他の果実と違い、熟して自然と地面に落ちたときが食べ頃になります。

 

8月は熟している栗はまだ少ないため、栗拾いのおすすめの時期は9から10月頃!

豊かな自然に囲まれた農園で栗を拾える期間は約1ヶ月と短いです。

地域によっても栗拾いのベストな時期は違うので、行く場所の情報を事前にチェックすることが大切です。

 

なかには、栗拾いができるバスツアーを行っているところもありますよ。

 

地域ごとの栗拾いの時期

大きな差はありませんが、地域ごとに栗拾いの時期は多少異なります。

下記を目安に、農園へ確認してみてくださいね。

  • 北海道:9月下旬から10月上旬
  • 東北:9月中旬から10月中旬
  • 関東・中部・関西・中国・四国:9月中旬から10月下旬
  • 九州:9月上旬から10月上旬

 

 

栗拾いの準備やコツ、保管方法も確認しておこう!

栗拾い

大人も子どもも一緒に楽しめる栗拾いは、秋ならではの味覚狩りです。

そんな栗拾いをより楽しむためにも、栗拾いのポイントをご紹介します。

 

栗拾いは、栗の木の下を散策します。

運動しやすい服装、スニーカーで行き、日焼け対策も忘れずに行いましょう。

散策するときに落ちている栗のイガで怪我をする可能性もありますので、足元には十分注意してください。

 

その他に、持っておくと便利な道具は以下の通りです。

  • 軍手
  • 長めのトング
  • トゲ抜き用のピンセット
  • 虫よけスプレー
  • 虫刺されの薬

両手を使えるようにリュックを背負って行くのがおすすめです。

万が一に備えて、消毒薬や絆創膏などの救急セットを持っておくと安心ですよ!

 

なお、栗拾いは観光農園で行う場合、各農園が定めたルールに従って行動する必要があります。

また、農園でない山栗を拾う場合は、山の所有者の許可が必要ですので、あらかじめしっかり確認をしてくださいね。

 

栗拾いを楽しむための4つのポイント

栗の拾い方や美味しい栗の見つけ方など、栗拾いを楽しむための4つのポイントを紹介します。

 

①栗の拾い方

美味しい栗は木の枝ではなく足元に落ちています。

栗は、熟してくると自然と地面に落ちてくるため、落ちている=食べ頃なのです。

 

まだ木になっている栗は熟れていない状態なので、枝に付いたイガを無理やり落とすよりも、地面に落ちている栗を探した方が熟した美味しい栗に出会える可能性が高いです。

 

なお、枝に付いたイガを落とすことを厳禁としている農園が多いですので、注意してください。

 

②栗の収穫の仕方

落ちた栗はトゲに覆われたイガに入った状態です。

栗を収穫するときは、靴の端でイガを踏んで押さえ、トングを使って開いたイガの部分から中の栗だけをつかみ出すと安全です。

 

拾った栗は虫に食べられてしまっている可能性もあるので、栗に穴が開いてないか1度確認しましょう。

 

③美味しい栗の見分け方

美味しい栗は、外側の皮が茶色でハリと艶があります。

栗は古くなると、水分が少なくなり果皮にハリと艶が減ってしまいます。

 

押したときに柔らかいものより固くて実が詰まっているものが、美味しい可能性が高い栗といえます。

 

表面が艶のある茶色ではなく白っぽくなっていたり、黒っぽい場合には病気にかかった栗の可能性があるので注意しましょう。

 

④栗の保存方法

収穫して時間が経つと水分が飛んで美味しさが半減するため、早めに食べるか保存処理をする必要があります。

 

収穫後は新鮮さを保つために、冷凍保存がおすすめです。

 

冷凍庫に入れて生の状態で1ヶ月くらい保存することが可能です。

冷凍庫で保存する場合は、乾燥を防ぐためにビニール袋などに栗を入れて、空気に触れないようにしましょう。

 

収穫した栗は、焼き栗や甘露煮にしても美味しく味わえます。

栗を茹でてペースト状にして、栗きんとんにするのもおすすめですよ。

栗きんとんの時期は秋から!栗きんとんと栗の町の楽しみ方」もぜひご覧ください。

 

 

栗は収穫時期によって味や風味の違いを楽しめる

ホクホクとした独特の食感と甘味がある栗は、秋の味覚として人気が高く、全国で栽培されています。

 

収穫時期は地域によって多少異なりますが、早くて8月から収穫が始まり、9月から10月にかけてさらに収穫量が増えます。

品種によって異なる味わいを楽しめるのも、栗の魅力の1つです。

 

そんな秋に美味しさが増す栗は、産地に行って自分で収穫して食べてみるのも楽しいと思いますよ。

地域ごとに栗拾いの時期も少しずつ違うため、事前にチェックしてぜひ楽しんでみてくださいね!

 

恵那川上屋では、こだわりの栗を使用した栗のスイーツをお取り寄せができます。

ぜひ一度ご賞味ください♪

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