2024.10.28

ハロウィンの伝統的なお菓子は?歴史や近年の傾向もご紹介

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こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。

 

10月31日はハロウィンです。

海外で始まったハロウィンは、近年日本でも季節のイベントとして根付き、さまざまな形で楽しむ方が増えています。

 

そんなハロウィンは、お菓子と密接な関係のあるイベント。

ハロウィンが根付いているアイルランドやアメリカでは、伝統的なお菓子や料理を作って、家族や友人とテーブルを囲むことが多いです。

 

では、ハロウィンの伝統的なお菓子や料理とはどのようなものなのでしょうか。

 

今回は、ハロウィンの伝統的なお菓子や料理を、イベントの由来とともにご紹介します。

おすすめのお菓子もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

かぼちゃケーキ

 

 

ハロウィンの由来やお菓子をもらうようになった歴史・理由とは

まずは、ハロウィンの発祥の由来とお菓子をもらうようになった歴史についてみていきましょう。

 

ハロウィンの発祥・由来

ハロウィンは、2000年以上前、ヨーロッパのアイルランドに住んでいたケルト人のお祭りが起源とされているイベントです。

 

当時のケルト人の間では、新年は11月から始まるものとされ、11月1日には収穫祭と死者のお祭りを兼ねた伝統的な儀式が行われていました。

 

つまり、10月31日は新年の前日、大晦日にあたる日。

この日は「All Hallow’s Even(諸聖者の日の前夜)」として、前夜祭が行われるのが常でした。

この前夜祭が、現代のハロウィンにつながったといわれています。

 

また、ケルト人は、前夜祭が行われる10月31日には、死者や悪霊があの世から戻ってくると考えていました。

ハロウィンで仮装が行われるのは、死者や悪霊に見つかるのを避けるため。

子どもを守るために、お化けの仮装をさせていたと考えられています。

 

こうして誕生したハロウィンの原型となるお祭りは、ローマ人の侵略によるキリスト教の流入により変化し、やがてアメリカでも広く受け入れられるようになりました。

 

その結果、仮装した子ども達にお菓子を配る現代のハロウィンの形に変化したといわれています。

 

ハロウィンにお菓子をもらう理由

ハロウィンの起源となるお祭りを始めたケルト人達は、帰ってきた死者や悪霊が機嫌を損ねることのないよう、また家の中に入ることのないよう、10月31日には食べ物や飲み物を用意し、家の外に供えていました。

食べ物や飲み物を備えることには、魔除けの意味があったのです。

 

また、当時キリスト教には、11月2日の死者の日に厄除けとして子どもがケーキをもらいに各家庭を回る風習があったそうです。

諸説あるものの、これらの風習が融合し変化したものが、現代のハロウィンのお菓子を配る風習につながったと考えられています。

 

お化けの仮装をした子どもたちが「トリック・オア・トリート!」と、お菓子をもらいに各家庭を回る現代のハロウィンは、ケルト人の厄除けとキリスト教の厄除けが融合してできたという説が有力なようです。

 

 

ハロウィンといえば!伝統のお菓子や料理をご紹介

世界で行われているハロウィンでは、特別なお菓子や料理を楽しむ家庭が多いです。

 

ここからは、ハロウィンの起源であるアイルランドやハロウィン文化が定着しているアメリカで親しまれている、ハロウィンならではの伝統のお菓子や料理をご紹介します。

 

バームブラック

バームブラックは、紅茶に漬けたドライフルーツを入れたケーキ。

ハロウィンによく食べられる、アイルランドの伝統的なお菓子です。

 

指輪やコイン、小枝、ボタンなどを埋め込んで焼くのが、バームブラックの大きな特徴です。

焼き上げて切り分けた時に自分のケーキから何が出てくるかで、運勢を占って楽しみます。

 

※実際に行う際には、飲み込んでしまわないよう注意が必要です

 

コルカノン

コルカノンは、アイルランドでハロウィンに食べられることが多いマッシュポテトです。

 

潰したポテトにキャベツやベーコン、香草、牛乳、バターなどを加えた料理で、キャベツの代わりにケールを使用することもあります。

 

なめらかなマッシュポテトは老若男女に人気なので、パーティーのメニューにもおすすめです。

 

パンプキンパイ

アメリカの家庭でハロウィンによく食べられるのが、たっぷりのかぼちゃを使ったパンプキンパイです。

 

生のかぼちゃは固く扱いが難しいことから、多くの場合、パンプキンパイには缶詰のピューレが用いられます。

 

鮮やかなオレンジ色のパイはとても華やか!

パーティーにもぴったりの料理です。

 

キャンディコーン

キャンディコーンは、アメリカのハロウィンで親しまれているキャンディタイプのお菓子。

 

黄・オレンジ・白のハロウィンカラーで作られたこのキャンディは、とうもろこしの粒をイメージして作られているのが特徴です。

原材料にもコーンシロップが使われています。

 

柔らかな食感がユニークな、子どもたちに人気のお菓子です。

 

キャラメルアップル

キャラメルアップルも、アメリカのハロウィンで定番化しているお菓子の一つです。

棒を刺したりんごにキャラメルをかけて作られます。

日本のりんご飴をイメージすると良いかもしれません。

 

りんごの爽やかな食感と甘いキャラメルを同時に楽しめるのが、キャラメルアップルの魅力。

キャラメルだけでなく、チョコレートやナッツを付けてデコレーションを楽しむこともあります。

 

 

近年のハロウィンのお菓子のバリエーション・楽しみ方は?

ハロウィンに子どもに渡すお菓子の近年の定番は、チョコレートやキャンディー、クッキーなど。

このような、多くの子どもに好まれるお菓子を選ぶ人が多いです。

 

また、子どもはいくつもの家を回ってお菓子を集めるため、かさばらない小さめのお菓子を渡すのが一般的です。

配りやすさや衛生面を考えると、小分けで包装されたものが良いでしょう。

 

とはいえ、近年ではハロウィンのお菓子や楽しみ方は多様化しています。

日本でも、菓子店がハロウィンに特化した商品を出すことが多く、なかにはハロウィンデザインのドーナツやかぼちゃ味のケーキなどでホームパーティーを楽しむ人も。

 

ハロウィンの楽しみ方は人それぞれです。

お菓子を配るだけでなく、ハロウィンならではのお菓子を集めて、家族や友人とパーティーを開くのも良いですね!

 

ハロウィンにぴったりな恵那川上屋のお菓子もご紹介

恵那川上屋でも、ハロウィンにぴったりな秋のお菓子を多数取り揃えております。

 

ここでは、おすすめのお菓子を2つご紹介します。

 

ちょこきんとん

ちょこきんとん

ちょこきんとんは、栗きんとん入りの贅沢なショコラ。

 

生クリームやバターと炊き上げた洋風栗きんとんをガナッシュで包み、周りにチョコレートをまとわせました。

栗とチョコレートの豊かな風味が合わさった、食感も楽しい一品です。

 

栗を模した可愛らしいデザインも、ちょこきんとんの魅力。

ハロウィンのパーティーやプレゼントにもおすすめです。

 

栗山

栗山

栗山は、恵那川上屋一番人気のモンブランケーキ。

和栗と洋栗を絶妙なバランスで合わせた栗ペーストをたっぷり使い、ボリューム感のあるケーキに仕上げました。

 

栗の鬼皮焙煎粉を練り込んだタルト生地は香ばしく、ペーストやクリームとの相性もばっちり。

中には栗の渋皮煮が丸ごと入っている、満足度の高いお菓子です。

 

リッチなモンブランケーキは、ハロウィンパーティーの手土産にも良いでしょう。

 

栗やさつまいもなど、秋の味覚は和菓子との相性も抜群です。

和製ハロウィンとして、和菓子を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

 

秋の和菓子については「秋の和菓子といえば?秋の味覚や秋らしい見た目のお菓子をご紹介!」でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね!

 

 

ハロウィンには伝統のお菓子を楽しんで!栗のスイーツもおすすめ

ハロウィンは、古代アイルランドのケルト人のお祭りに由来を持つイベントです。

 

当時、10月31日には死者や悪霊が戻ってくるとされ、その厄除けの意味を込めて、食べ物や飲み物のお供えや仮装が行われるようになりました。

 

この風習はやがてキリスト教と合わさり、子どもが仮装してお菓子をもらいに各家庭を回るという現代の形に変わったといわれています。

 

そんなハロウィンには、アイルランドやアメリカを中心に、伝統的なお菓子・料理として、バームブラックやコルカノン、パンプキンパイなどが食べられています。

また、キャンディコーンやキャラメルアップルも人気のようです。

 

とはいえ、近年のハロウィンは多様化しており、伝統的なお菓子だけでなく、ドーナツやケーキなども楽しまれるようになっています。

 

秋らしい和菓子を楽しむというのも、日本のハロウィンパーティーとしておすすめです。

 

恵那川上屋は、岐阜県でこだわりの創作菓子を製造・販売しております。

ハロウィンにもぴったりの秋の和菓子・洋菓子を多数取り揃えておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

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