2024.05.10
岐阜関ケ原古戦場記念館の見どころをご紹介!周辺の観光スポットもチェック
こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。
岐阜県の関ケ原は、歴史的に有名な「関ヶ原の戦い」が起こった場所。
現在その跡地は、歴史を伝える観光スポットとなっています。
その中でも、多くの人が訪れるのが「岐阜関ケ原古戦場記念館」です。
今回は岐阜関ケ原古戦場記念館の概要と見どころを、周辺のおすすめスポットとあわせてご紹介します!
岐阜関ケ原古戦場記念館はどんな場所?
まずは、岐阜関ケ原古戦場記念館がある関ケ原町はどんな町なのか、記念館の概要とともにご紹介していきます。
関ケ原町は「天下分け目の戦い」の舞台
関ケ原町は、岐阜県の西の端、滋賀県との県境に面する町です。
町の周辺には伊吹山をはじめとした山が多く、町自体もその約8割が山林。
豊かな自然に囲まれたこの町は、古くから交通の要所として栄えてきており、史跡が多く残されています。
また、関ケ原町は「天下分け目の戦い」の舞台としても広く知られています。
「天下分け目の戦い」とは、飛鳥時代に起こった「壬申の乱」と安土桃山時代に起こった「関ヶ原の戦い」のこと。
歴史上非常に重要なこの戦いについては、歴史の授業で学んだ覚えがある方も多いでしょう。
関ケ原町には、これらの重要な戦いについての史跡や資料が多数保存されています。
現地では、戦国旗の設置や衣装の貸し出しなど、当時の様子を感じられる工夫も凝らされており、過去の戦いの場に立って当時に思いを馳せることができると、多くの戦国ファンや観光客が訪れる観光地として賑わっています。
関ヶ原の戦いの全てがわかる「岐阜関ケ原古戦場記念館」
「岐阜関ケ原古戦場記念館」は、JR関ケ原駅近くにある施設です。
関ヶ原の戦いの全てがわかる資料館で、令和2年10月にオープンしました。
この記念館の特徴は、体験型の施設であること。
巨大なスクリーンを用いた展示は圧巻の迫力で、訪れる人を戦国時代へと誘います。
また、衣装を着て戦国武将になりきれるサービスも!
最新技術を用いた映像と豊富な資料、ユニークなサービスで、楽しみながら関ケ原の戦いの理解を深めることができます。
さらに、別館には売店も併設。
関ケ原にちなんだグッズのショッピングを楽しむこともできます。
- 住所:岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
- アクセス:車で関ケ原ICから北進約5分/JR関ケ原駅から徒歩約10分
岐阜関ケ原古戦場記念館の見どころを詳しく解説!
ここからは、岐阜関ケ原古戦場記念館の見どころと楽しみ方についてチェックしていきましょう!
岐阜関ケ原古戦場記念館の見どころは?
岐阜関ケ原古戦場記念館には見どころがたくさん!
主要な6つの見どころをご紹介します。
グラウンド・ビジョン
岐阜関ケ原古戦場記念館に入って、まず訪問者を出迎えるのが「グラウンド・ビジョン」です。
グラウンド・ビジョンとは、床に設置されたスクリーンのこと。
このスクリーンに、関ヶ原の戦いの流れや規模が映し出されます。
その大きさは、なんと縦4.7m×横7.7m!
巨大な映像にて関ヶ原の戦いを俯瞰で眺めることができるのが、この展示の魅力です。
最初にグラウンド・ビジョンを通ることにより、理解を深めてからこの後の展示へと足を進めることができます。
シアター
グラウンド・ビジョンの後に現れるのが、シアターコーナー。
縦4.5m×横13mのカーブした巨大スクリーンが、関ヶ原の戦いをリアルに映し出します。
このスクリーンでは、光や音、風邪、振動によって、五感で当時の様子を理解することができます。
スクリーンの前に立てば、迫力ある映像も相まって、まるで本当の戦いに紛れ込んでしまったような臨場感を味わえます。
また、シアターの映像には戦いで活躍した武将も登場!
歴史の授業ではわからない、各武将の心の動きにも触れながら、戦いの動きを知ることができます。
常設展示室
記念館の2階には展示室が3つあり、豊富な歴史資料を目にすることができます。
当時の武器や武具、古文書、地図など、150〜200点もの展示品が並んでいます。
資料は時系列で展示されており、1階のスクリーンで学んだことをもとに、さらに知識を深めることができる場所です。
そんな常設展示の中で特に人気なのが、徳川家康や石田三成など主要武将の複製甲冑。
精巧な複製甲冑が揃って展示されているのは、岐阜関ケ原古戦場記念館だけです。
また、地域展示室には関ケ原の戦い以外の壬申の乱、中山道、玉の火薬庫などの歴史を展示しています。
ここでしか見れない展示をしっかり目に焼き付けましょう。
戦国体験コーナー
展示室から出たスペースには、戦国体験コーナーが設置されています。
このコーナーでは、本物そっくりに作られた衣装や武器に触れ、戦国武将になりきって写真を撮ることが可能です。
また、写真撮影後にはQRコードを用いて、画面上で戦国武将と並ぶことができるユニークなサービスも!
大人はもちろん、子どもも楽しめるこのコーナーは、思い出作りにぴったりです。
展望室・セミナールーム
記念館の5階には、展望室が設置されています。
この展望室は、360度全面ガラス張り!
古戦場や陣地跡が点在する関ケ原を一望しながら、現在の町と当時の様子を比較することができます。
また、3階にはセミナールームが設置されており、定期的に講演やワークショップが開催されています。
別館売店ショップ
記念館の隣の別館には売店があり、関ケ原町ならではのグッズを購入することができます。
石田三成グッズをはじめとした戦国武将関連グッズが豊富に販売されており、中にはここでしか買えないものも。
岐阜県の名産品も扱っているので、お土産選びにもおすすめです。
岐阜関ケ原古戦場記念館をより楽しむためのポイント
ご紹介した通り、岐阜関ケ原古戦場記念館には見どころがたくさん!
関ケ原町を存分に楽しむなら、まず岐阜関ケ原古戦場記念館で関ヶ原の戦いについて学び、展望室から現在の町に当時の様子を重ね合わせた後で、各史跡を巡るのがおすすめです。
知識を持った上で古戦場跡や陣地跡を巡れば、より鮮明に、当時に思いを馳せることができるでしょう。
また、関ケ原町では、史跡ガイドツアーやレンタサイクルの利用も可能です。
記念館1階の広域観光情報コーナーから申し込みすることができます。
岐阜関ケ原古戦場記念館周辺のおすすめスポットもご紹介
岐阜関ケ原古戦場記念館の周辺には、おすすめの観光スポットがたくさんあります。
その中でも必ず訪れたいのが、次の3つのスポットです。
関ケ原古戦場の決戦地
笹尾山を背にした田園の中にあるのが、関ヶ原の戦いの決戦地。
東軍が勝利し、西軍が敗北した場所です。
現在この場所には、石碑とともに、徳川家・石田家の家紋が入った旗が立てられています。
笹尾山・石田三成陣跡
小高い笹尾山の山頂にあるのが、敗北した石田三成の陣跡です。
石碑の他、復元された竹矢来・馬防柵が設置されています。
この場所からは、古戦場全体を見渡すことが可能です。
当時、石田三成が見ていた景色を目にすることができます。
徳川家康最後陣跡
徳川家康が最後に陣を置いた場所には、「徳川家康最後陣跡」として、標柱や旗が立てられています。
徳川家康は、戦いの後にこの場所で引見を行い、そこには黒田長政や松平忠吉、井伊直政も現れたそうです。
この陣跡は記念館に程近く、JR関ケ原駅すぐと、アクセスにも優れています。
関ケ原の観光スポットについては「関ケ原の魅力やおすすめの観光スポットをご紹介!」でもご紹介していますので、チェックしてみてくださいね!
少し足を伸ばして「恵那川上屋」もおすすめ!
岐阜県観光を楽しむなら、関ケ原町から車で1時間ちょっとの可児市には、恵那川上屋の可児店と咲久舎 可児御嵩インター店に行くのもおすすめです。
恵那川上屋は、岐阜県の名産品である栗を中心としたお菓子や、季節の素材を生かした創作菓子を製造・販売する菓子店です。
和菓子から洋菓子まで、見て美しい・食べて美味しいお菓子を多数取り揃えております。
岐阜県の思い出に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
岐阜関ケ原古戦場記念館には五感で楽しめる見どころ多数!
岐阜県の関ケ原町にある岐阜関ケ原古戦場記念館は、令和2年にオープンした体験型の施設です。
記念館では、戦国時代の関ヶ原の戦いの全てを知ることが可能。
グラウンド・ビジョンやシアター、体験コーナーなど、見どころが多数あり、ユニークな仕掛けで五感を使って関ヶ原の戦いへの理解を深めることができます。
記念館で理解を深めてから古戦場跡を巡れば、よりリアルに当時の様子を思い起こすことができるでしょう。
恵那川上屋では、栗を使った伝統的な和菓子や、新しい感性を取り入れた創作菓子を製造・販売しており、関ケ原町に近い場所には可児店と咲久舎 可児御嵩インター店があります。
特別な日のおやつにはもちろん、プレゼントやお土産にもぴったりです。
ぜひ一度、訪れてみてください。