2023.11.27
岐阜県の東濃でおすすめの温泉をご紹介!日帰り入浴で観光も楽しもう
こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。
寒い季節になると行きたくなる温泉。
温泉旅館に宿泊するのも良いですが、その日のうちに帰ってこられる日帰り温泉であれば、もっと気軽に楽しめますよね。
今回は、恵那川上屋の店舗からも日帰り圏内にある、岐阜県東濃地域の日帰り温泉施設をご紹介します。
おいしい地元の料理を堪能しながら個性あふれる温泉を巡る。
そんな日帰り旅行を計画するのはいかがでしょうか。
岐阜県の東濃でおすすめの日帰り温泉をご紹介!
岐阜県の東濃地域には個性あふれるさまざまな温泉施設があります。
今回は次の3つの特徴に分けて、それぞれ代表的な日帰り温泉施設をご紹介します。
- ラジウム鉱泉が特徴|古くから湯治場としても人気!
- 他の施設に併設された施設|幅広い年齢で楽しめる!
- ヒノキ風呂が特徴|木曽の恵みを堪能できる!
なお、東濃地域については「岐阜県の東濃とは?含まれる市や特徴・見どころをご紹介!」で詳しくご紹介していますので、参考にしてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう。
ラジウム鉱泉が特徴|古くから湯治場としても人気
ラジウム鉱泉は、硫黄泉や重曹泉と並んで「三大美肌(美人の湯)」とも呼ばれ、お湯に含まれるラドンが肌に良い影響をもたらすといわれます。
大量では有害な作用となるものが、微量であれば人体に生理的な刺激を与え、免疫力などを活発化させる現象をホルミシス効果といいます。
ラジウム鉱泉は、お湯に含まれる微量の放射線がホルミシス効果によって肌に良い作用を及ぼすと考えられ、古くから湯治目的で利用されてきました。
東濃地域には、ラジウム鉱泉を堪能できる日帰り温泉施設がいくつかあります。
東山ラジウム温泉
昭和26年、希元素鉱物の研究家である長島乙吉氏の調査によって、恵那峡の北にある泉の水が高濃度のラジウム鉱泉であることが判明しました。
古くから、この泉の水に傷口を浸すと傷が治るとして知られており、泉を源泉とした東山温泉が開設されて以来、湯治場としても人気となっています。
お風呂は「観音の湯」と名付けられた内風呂が、男女それぞれ一つずつあります。
お風呂を出た後は無料の休憩所でお茶を飲みながら、ゆっくりと休むことができますよ。
<東山ラジウム温泉>
住所:岐阜県中津川市蛭川4600-355
ローソク温泉
環境省の定める温泉の定義によって「療養泉」と定められている、ローソク温泉。
浴用としては、慢性関節リウマチや神経痛・神経炎・創傷・通風・皮膚病といった症状から、更年期障害・冷え性などのさまざまな症状に効果が期待できます。
また、飲用も可能で、糖尿・便秘・貧血症などに効果的といわれています。
お風呂に入った後は、個室の利用ができるのも嬉しいポイント。
個室は予約しなくても利用できますが、事前の予約も可能です。
休日などは混み合うことが予想されるため、予約しておくのが良いでしょう。
<ローソク温泉>
住所:岐阜県中津川市高山2200-2
白狐温泉 今井屋
白狐温泉 今井屋は、放射能泉であると同時に炭酸泉でもあり、高血圧や糖尿病・リュウマチ・婦人病・皮膚疾患など、さまざまな症状の改善に効果が期待できます。
2022年10月には、日帰り温泉施設「hinata~ひなた」がオープン。
大浴場の他、総ヒノキ風呂、露天スペースを備えた展望露天スペースがあり、時間帯によっては、2人以上で貸切りも可能となっています。
地元産「東濃ひのき」をふんだんに使った露天スペースでは、木材が醸し出す柔らかく温かい雰囲気の中、癒やしの時間を過ごせるでしょう。
<白狐温泉 今井屋>
住所:岐阜県瑞浪市釜戸町708-4
他の施設に併設された温泉|幅広い年齢で楽しめる!
温泉だけではなく、買い物やグルメ、アクティビティも楽しみたいときには、いろいろな施設が併設された場所が便利です。
例えば、公園の中に日帰り温泉施設があれば、子どもやお年寄りなど幅広い年齢層の方が一緒に楽しめるでしょう。
温泉以外にもさまざまな施設が併設された、日帰り温泉施設をご紹介します。
くしはら温泉 ささゆりの湯
くしはら温泉 ささゆりの湯は、標高464mの山の頂上にある日帰り温泉施設です。
アルカリ性単純温泉である泉質は、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩などの他、疲労回復や健康増進にも効果が高いとされています。
屋内大浴場には、内湯の他、ジャグジー、泡風呂、薬湯など、いろいろなスタイルの温泉が用意されています。
眺めの良い露天風呂と木材をふんだんに使った開放感あふれる屋内浴場で、ゆったりとした時間を過ごせるのが嬉しいポイントです。
温泉だけでなく、オートキャンプ場やグラウンド・マレットゴルフ場、レストランや特産品販売所も併設されているので、家族そろって1日楽しめるのも魅力です。
<くしはら温泉ささゆりの湯>
住所:岐阜県恵那市串原3135-2
バーデンパークSOGI
バーデンパークSOGIは、曽木温泉の湯をひいたさまざまな温泉設備の他に、プール・トレーニングジム・エステ・レストランを併設した、総合スパ施設です。
曽木温泉の歴史は古く、江戸時代の享保3年(1718年)に松平秀雲が著した「閑遊漫遊録」の中に、曽木温泉入湯の記録が記されています。
曽木温泉の湯は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩を始め、冷え性や疲労回復、健康増進などに効果が期待できます。
内風呂には大浴槽の総檜風呂、石風呂(麦飯石)を備え、露天風呂には岩風呂の他、薬風呂、織部、志野、黄瀬戸など全6種類の壺湯が用意されています。
<バーデンパークSOGI>
住所:岐阜県土岐市曽木町1300-1
ヒノキ風呂が特徴|木曽の恵みを堪能できる!
東濃地域の木曽といえば、良質な「木曽ヒノキ」が有名な木材の産地でもあります。
木曽の恵みを堪能できる、ヒノキ風呂が特徴の温泉施設もご紹介しましょう。
付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯
おんぽいの湯がある付知地区を含む裏木曽地域は、良質な木材の産地でもあります。
古くから「ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスヒ・コウヤマキ」などを産出してきました。
「おんぽい」という名称は、林業に従事する方が作業の際に使っていた「おんぽいェー おんぽいェー」という掛け声にちなんでいます。
おんぽいの湯の特徴は、何と言っても豊富な木材を利用したお風呂。
木曽五木の1つ「こうやまき」の桶風呂をはじめ、木曽五木の「ひのき」を贅沢に用いた露天風呂、「さわら」を用いた桶風呂、「ひのき」を贅沢に用いた内風呂などが楽しめます。
家族風呂や福祉風呂の他、サウナやベンチ浴、歩行浴まで存分に堪能した後は、無料の休憩室や座敷、ベンチ、カウンターなどでゆっくりと過ごせるのも魅力です。
<付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯>
住所:岐阜県中津川市付知町1929-1
恵那峡グランドホテル
美しい自然が望める恵那峡にある恵那峡グランドホテル。
山の中にありながら塩分を多く含んだ温泉が魅力です。
海水とほぼ同じ塩分濃度を持った成分は、全国的にも珍しい泉質となっています。
塩分の作用によって保温性に優れていて、冬でも身体の芯から温まり、湯冷めしにくいのが特徴です。
大浴場の他、露天風呂と貸切風呂が用意されています。
貸切風呂は、岩風呂タイプの「笠置の湯」に加え、木曽ヒノキの香りが楽しめる「恵那山の湯」の2種類が楽しめます。
<恵那峡グランドホテル>
住所:岐阜県恵那市大井町2709-77
岐阜県の東濃で温泉とともに楽しめる観光スポット
日帰り温泉を楽しむなら、一緒に近くの観光スポットも立ち寄りたいところですよね。
ここでは岐阜県の東濃エリアで、温泉と一緒に楽しめる観光場所をご紹介します。
馬籠宿
馬籠宿は、江戸時代に参勤交代が通った中山道43番目の宿場町。
今でも石畳が敷かれた坂には、焼きたてのせんべいやおやき、五平餅などのお店が立ち並び、お土産屋さんやカフェなども合わせて、当時の賑わいを体験できます。
島崎藤村の生家があった場所でもあり、馬籠宿の本陣跡でもある藤村記念館も見どころです。
山道で難所も多い木曽の山の中にあり、ノスタルジックな雰囲気でのんびりとした時間が流れる馬籠宿で、食べ歩きや散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ストーンミュージアム博石館
子どもに人気の高い観光スポットが、ストーンミュージアム博石館。
日本で初めての石の博物館で、お気に入りの宝石を探したり、石のピラミッドで謎解き冒険をしたりして楽しめます。
鉱山体験館で体験できる、水底の砂の中からジルコニアを探し出したり、金属探知機を使って砂利に埋まったお宝を探し出したりといったアトラクションは子どもに大人気。
子どもから大人まで、世代を問わず楽しめる観光スポットです。
大井宿
中山道にある69の宿場町の中で、最も大きいのが46番目の大井宿です。
格式高い本陣の門や格子戸のある庄屋宅、「うだつ」と黒壁が美しい旧家などが今でも残り、当時の様子がしのばれます。
見どころは敵の侵入を防ぐために、道を直角に曲げて造られた「桝形(ますがた)」。
大井宿には、全国的にも珍しく6ヶ所の枡形が残っています。
平成12年(2000年)にオープンした「中山道ひしや資料館」では、当時の様子や街道、宿場の知識を深められます。
恵那峡
恵那峡は、木曽川をダムでせき止めた渓谷です。
遊覧船から見られる、両岸にある獅子岩や品の字岩などの奇岩は絶景。
ダム湖左岸の「さざなみ広場」広場を周遊する散策路からは、湖面を背景に桜や藤、山ツツジなど季節ごとの花々を楽しめます。
さらに、恵那峡大橋から眺める景色も見どころです。
恵那峡大橋のすぐ横には絶景を楽しめる展望台があります。
展望台の無料駐車場には土産物物産店もあるので、ドライブの途中にも気軽に立ち寄れますよ。
富士見台高原
富士見台高原はもともと山伏台と呼ばれていましたが、明治時代から富士教信者が富士参拝所を設け、「富士を見たい」と願ったことからその名になったといわれています。
標高1,739mにある富士見台高原の360度の大パノラマが見どころ。
日本百名山のうち、二十三座が一望できます。
途中1,600mの展望台まではロープウェイとリフトで、その後、山小屋萬岳荘までは富士見台高原バスも運行していますので、歩きに自信がない方でも安心です。
岐阜県東濃地域で個性豊かな日帰り温泉を楽しもう!
岐阜県東濃エリアには、たくさんの個性豊かな温泉施設がそろっています。
湯治目的でラジウム鉱泉を楽しむも良し、子どもと一緒にさまざまなアクティビティを楽しむのも良いでしょう。
木曽ならではの温泉施設で、木のぬくもりを堪能するのも良いですね。
日帰り温泉と一緒に豊かな自然と歴史ある観光スポットを楽しんだら、地元のグルメを味わうのもおすすめ。
観光スポットには手焼きせんべいや五平餅を食べ歩きできるお店も数多くあります。
恵那川上屋でも四季の栗きんとんをはじめとした創作菓子、生菓子、旬のフルーツを取り入れたケーキなど、幅広い商品を取りそろえています。
岐阜県東濃エリアには、栗里宿 恵那峡店をはじめ、恵那中央店、瑞浪店がありますので、ドライブや日帰り旅行の途中に、ぜひお立ち寄りください。