2023.12.18

岐阜県の金(こがね)神社に行こう!見どころや周辺スポットもご紹介

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こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。

 

恵那川上屋のある岐阜県にはさまざまなパワースポットがあります。

 

今回はその中から、岐阜市の中心にほど近い場所にある「金(こがね)神社」をご紹介します。

 

名前からして御利益のありそうな神社なので、気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

金神社の歴史や特徴、そして魅力や見どころを、詳しくお伝えします。

あわせて周辺で観光を楽しめるスポットもご紹介しますので、岐阜県に旅行の際には、ぜひ参考にしてくださいね。

金神社

 

 

岐阜県にある金神社はどんな場所?

今回、ご紹介するのは「金神社」。

「金」と書いて「こがね」と読みます。

 

古くから産業繁栄や金運招福、商売繁盛の神様として、厚い信仰を集めてきました。

 

岐阜市の町中にあり、人々からは「こがねさん」と呼ばれ親しまれています。

 

金神社の基本情報

金神社の基本情報からご紹介します。

 

<金神社>

住所:岐阜県岐阜市金町5-3

アクセス:車で東海北陸自動車道「各務原IC」から国道156号線経由約20分/JR「岐阜駅」下車、徒歩約10分

 

金神社の歴史

金神社は成務天皇の時代、西暦では135年に物部臣賀夫城命(もののべおみかぶらのみこと)が、この場所に国府として赴任したことが始まりといわれています。

 

主祭神は「渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)」。

同じく岐阜市にある伊奈波神社の主祭神「五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)」の妃であった神様です。

 

夫である五十瓊敷入彦命は、奥州を平定したあと、その成功を妬んだ「陸奥守豊益」の策略にはまり、朝敵(ちょうてき:朝廷にそむく敵)として討伐されてしまいました。

 

五十瓊敷入彦命の死を聞いた渟熨斗姫命は悲しみの中、都からこの地を訪れて夫の御霊を慰めながら生涯を終えました。

 

この場所を訪れてからは、私財を使って町を開拓し、産業・農業の発展に大きく寄与しました。

そのことから、財をもたらす神として信仰されるようになった、と言い伝えられています。

 

金神社の特徴

金神社の一番の特徴は、目を引く「金の鳥居」です。

 

昭和62年(1987年)に高さ8m、幅8mの鳥居が建設されましたが、特殊鋼製だったため、錆が目立つようになりました。

そこで、平成27年(2015年)に塗り替え工事が行われ、金色の鳥居が誕生しました。

 

金神社の名前にふさわしい、荘厳な金の鳥居は必見です。

 

金の鳥居を越えれば、拝殿が目の前に現れます。

色鮮やかな拝殿も金神社の特徴の一つです。

 

また、元和3年(1617年)に作られた社殿は、明治24年(1891年)の濃尾地震で焼失、その後、再建された社殿も戦時中の空襲で焼失してしまいました。

現在の社殿は、昭和63年(1988年)に再建されたものです。

 

 

岐阜県の金神社の魅力や見どころをご紹介

金神社

ここからは、金神社の魅力と見どころを詳しくご紹介していきましょう。

 

それぞれが魅力的!賀夫良城神社・金高椅神社・末社

金神社には、それぞれ魅力的な由緒ある神社が鎮座しています。

 

まずは「賀夫良城神社(かぶらぎじんじゃ)」。

金神社の創建とほぼ同時期に建てられた神社です。

 

この地域の国府として赴任した物部臣賀夫良命(もののべのおみかぶらのみこと)を主祭神としています。

社の後ろには、物部臣賀夫良命の墓とも伝えられる円墳があり、岐阜市指定史跡となっています。

 

「金高椅神社(こがねたかはしじんじゃ)」は、食を司る神様として、料理人や飲食店関係の方から信仰されるだけでなく、「食事を通して健康で明るい家庭を作りたい」と願う人々が遠くから参拝に訪れる神社です。

 

そのほかにも、玉姫神社・物部神社(式内社論社)・猿田彦神社・神明神社・秋葉神社・黒岩神社が、「末社」として鎮座しています。

これだけの神社があると、どんな願いを持った人でも受け入れてくれるのでは、と思えてしまいますね。

 

プレミアム感がたまらない「御朱印」

金神社の魅力の一つが、プレミアム感のあふれる「御朱印」です。

 

毎月最終金曜日だけ手に入れることができるのは、社名が金色に輝く「金の御朱印」。

普段は黒字で書かれた神社名が、この日だけは金色の文字になります。

 

また、季節ごとに授与される「切り絵御朱印」も魅力です。

季節ごとに、神社の四季を彩る花や風景を切り絵で表現した御朱印が手に入ります。

 

例えば、春の切り絵御朱印は、境内に咲く「梅」「桜」「ナンジャモンジャ」がテーマになっています。

 

数が限られているため、期間内でも終了してしまうことがあるのも、プレミアム感を高めています。

 

山車の神輿の活気あふれる春の例祭

金神社の一番の見どころは、春の例祭「岐阜まつり」でしょう。

 

岐阜まつりは、市内各所にある神社が毎年春に行う例祭にあやかって、市民全体でまつりを盛り上げようとして始まったのが由来です。

 

多くの岐阜市内の神社が4月の4、5日に例祭を開催し、金神社も例外ではありません。

 

春の例祭の中でも圧巻なのが、4月第一土曜日の夜に行われる「宵宮(よみや)」。

 

満開の夜桜を背に、山車4台と神輿が伊奈波神社から金神社・橿森神社(かしもりじんじゃ)・北野神社・赤口神社(せきぐちじんじゃ)を巡幸する姿は、とても幻想的で一度は訪れて欲しい見どころの一つです。

 

 

金神社の周辺でおすすめの観光スポットもチェック

大仏

ここからは、金神社の参拝と一緒に訪れたい、おすすめ観光スポットをご紹介します。

 

金神社は、岐阜市の中心にほど近い場所にあるので、近隣にはたくさんの観光スポットがあります。

 

岐阜三社参り:伊奈波神社橿森神社

「岐阜三社参り」とは、主祭神が親子関係にある3つの神社を参拝することで、家族の幸せが得られると伝えられているものです。

 

金神社と共に、父・伊奈波神社(いなばじんじゃ)と子・橿森神社(かしもりじんじゃ)が含まれます。

 

伊奈波神社は、水防の神としても信仰されており、境内には神滝や逆さ狛犬、黒滝神社などのパワースポットが点在し、人気を集めています。

 

伊奈波神社については「岐阜県の伊奈波神社はパワースポット!見どころや周辺の観光地もご紹介」でも詳しくご紹介していますので、ぜひあわせて参考にしてくださいね。

 

橿森神社は、主祭神に「市隼雄命(いちはやおのみこと)」を祀る神社です。

伊奈波神社の五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)を父に、金神社の渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)を母に持つ神様といわれています。

 

橿森神社の境内には、参道の途中に織田信長が主祭神の「岐阜信長神社」も鎮座していますので、こちらもぜひ訪れてみてください。

 

<伊奈波神社>

住所:岐阜県岐阜市伊奈波通り1の1

アクセス:車で東海北陸自動車道「各務原IC」から国道156号線経由約25分/JR「岐阜駅」もしくは名鉄「岐阜駅」下車後、N系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス「伊奈波通り」下車後徒歩10分

 

<橿森神社>

住所:岐阜県岐阜市若宮町1-8

アクセス:車で東海北陸自動車道「各務原IC」から国道156号線経由約25分/JR「岐阜駅」もしくは名鉄「岐阜駅」下車後、N系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス「柳ヶ瀬」下車後徒歩3分

 

岐阜城天守閣

岐阜城は、かつて稲葉山といわれていた、現在の金華山の山頂にある城です。

 

斉藤道三の居城で「稲葉山城」と呼ばれていましたが、その後、織田信長によって攻略され、地名の変更にあわせて「岐阜城」となりました。

 

現在の城は昭和31年(1956)年に復元されたものです。

天守閣からは長良川や伊吹の山並みなどが一望でき、かつて信長が見た景色を想像できる絶景ポイントになっています。

 

金華山や長良川の観光スポットについては「岐阜県長良川周辺の観光のおすすめは?魅力や見どころを紹介!」でも詳しくご紹介しています。

 

<岐阜城天守閣>

住所:岐阜県岐阜市天守閣18番地金華山頂

アクセス:車で東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」から国道21・156号経由約20分/JR「岐阜駅」もしくは名鉄「岐阜駅」下車後、N系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバス「岐阜公園・歴史博物館前」下車後徒歩3分で岐阜公園。岐阜城までは公園内金華山ロープウェーで岐阜城へ

 

正法寺

正法寺にある大仏は、日本三大仏の一つとして数えられています。

 

乾漆仏としては日本一の大きさで、高さはなんと13.63m。

優しい表情と厳かなたたずまいで、訪れる人の心を癒してくれます。

 

天保3年(1832年)に38年の歳月をかけて完成した大仏の胎内には、薬師如来がまつられています。

どちらも、岐阜県指定重要文化財に指定されている貴重なものです。

 

正法寺の大仏「岐阜大仏」については「岐阜県の大仏といえば正法寺の「岐阜大仏」!歴史や見どころをご紹介」でも詳しくご紹介していますので、ぜひあわせて参考にしてくださいね。

 

<正法寺>

住所:岐阜県岐阜市大仏町8番

アクセス:JR岐阜駅または名鉄岐阜駅からN系統(長良橋方面)及び市内ループ左回りバスで「岐阜公園歴史博物館前」下車後徒歩3分

 

 

岐阜市の金神社は金運招福のパワースポット!

岐阜市の中心にほど近い場所にある「金神社」は、古くから産業繁栄、金運招福、商売繁盛の神様として、人々の信仰を集める神社です。

 

シンボルでもある「金の鳥居」と色鮮やかな拝殿が特徴の神社になっています。

 

プレミアム感あふれる「金の御朱印」も人気の一つ。

金の御朱印がいただけるのは月に1日だけなので、より御利益がありそうですね。

 

金神社は岐阜市の町中に鎮座しているため、周辺の観光スポットやグルメスポットへのアクセスも便利。

伊奈波神社や橿森神社にも訪れて、岐阜三社参りをするのも良いですね。

 

お腹が空いたら、岐阜のグルメが堪能できる岐阜駅周辺を散策するのも良いでしょう。

 

岐阜県には特産品を使った、さまざまなグルメが盛りだくさん!

金神社からも近い恵那川上屋 岐阜高島屋店では、岐阜県の名産品である栗を使ったお菓子や、季節の素材を使った創作菓子などを幅広くご用意しております。

 

店頭でも、お取り寄せでも楽しんでいただけますので、ぜひご賞味くださいね。

 

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