2023.09.20
岐阜県の恵那市の魅力は?観光スポットを詳しくご紹介!
こんにちは!岐阜県で季節の素材を使った創作菓子を販売する「恵那川上屋」です。
恵那市は、岐阜県の南東部にある市です。
山や川が多い恵那市は、豊かな自然と歴史的文化を併せ持つ地域。
名古屋からのアクセスも良いことから、観光地としても人気です。
恵那市には、ぜひ訪れていただきたい魅力的な観光スポットや、食べてほしいグルメがたくさんあります。
今回は、恵那市でおすすめの観光スポットを、地域の魅力とともにご紹介します!
岐阜県の恵那市ってどんなところ?
恵那市は、岐阜県の東濃地域にある市です。
県境の東側を長野県に、南側を愛知県に接しており、車・JR共に名古屋から約1時間という位置にあります。
恵那市の基本情報も確認しておきましょう。
- 人口:47,774人(令和2年国勢調査より)
- 世帯数:18,158世帯(令和2年国勢調査より)
- 面積 504.24平方km
現在の恵那市は、2004年10月に、もともとの恵那市と恵那郡の町村(岩村町、山岡町、明智町、串原村、上矢作町)が合併して誕生しました。
市の公式キャラクターは、妖精の「エーナ」。
岐阜県の名産品である栗きんとんの形をしたこのキャラクターは、さまざまな観光企画でも活躍しています。
そんな恵那市は、NHK連続テレビ小説の舞台となったり、近隣にリニア中央新幹線の中間駅ができる予定であったりと、岐阜県の中でも注目度の高い地域です。
市内の見どころも多いことから、観光客も多く訪れます。
恵那市の魅力と見どころ
恵那市は魅力の多い市ですが、特に見どころとしておすすめしたいのは、「自然」と「歴史的文化」です。
山紫水明の雄大な自然
恵那市は、全体の78%が山林である自然豊かな地域です。
周囲を恵那山や笠置山、焼山に囲まれ、木曽川や矢作川などの大きな川も流れています。
まさに、山紫水明の地だと言えるでしょう。
そんな恵那市では、恵那峡をはじめとした自然の観光スポットが豊富です。
アウトドアレジャー施設も多いので、キャンプ好きにも人気の地です。
四季によって移り変わる豊かな自然は、恵那市の見どころです。
古の文化が残る街
恵那市は、古の文化が残る街としても有名です。
中山道が横切る恵那市内には、かつて江戸から46番目の宿場町である大井宿がありました。
また、鎌倉時代には岩村城が築かれ、その城下町が賑わったことでも知られています。
これらの宿や城跡は現在も一部残っており、恵那市の代表的な観光スポットとなっています。
日本ならではの古き良き文化を感じられる風景が、雄大な自然と溶け合っている点も、恵那市の大きな魅力でしょう。
恵那市のある東濃地域の見どころについては「岐阜県の東濃とは?含まれる市や特徴・見どころをご紹介!」も、ぜひご一読ください。
岐阜県の恵那市でおすすめの観光スポットをご紹介!
ここからは、恵那市で特におすすめしたい観光スポットをご紹介します。
今回ご紹介するのは、次のスポットです。
- 恵那峡
- 中山道
- 中山道広重美術館
- 岩村城跡・城下町
- 串原の滝
- 坂折棚田
- 日本大正村
- 東濃牧場
- 道の駅 おばあちゃん市・山岡
それぞれどのような観光スポットなのか、見どころと共にお伝えしていきます。
恵那峡
恵那市の北東部は、特に自然が豊かなエリア。
このエリアでは、大正時代に急流の木曽川をせき止め、ダムが作られました。
ダムによってできた湖周辺は恵那峡と呼ばれるようになり、現在では美しい景色を眺められる自然公園として知られています。
公園内の遊歩道では、四季折々の植物を楽しみながら辺りを散策することができます。
春には花見、秋には紅葉狩りもおすすめです。
また、恵那峡では遊覧船で約30分間のクルーズを体験することもできます。
水上から眺める渓谷の絶壁や奇岩は大迫力!
恵那峡の自然を、より間近に感じられますよ。
恵那峡の魅力や周辺の環境スポットについては「恵那峡の観光を楽しもう!見どころや周辺の観光スポットをご紹介」もご覧ください。
〈恵那峡〉
住所:岐阜県恵那市大井町 恵那峡
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」より約25分 /JR恵那駅から東鉄バスで恵那峡行き「恵那峡バス停」下車
中山道大井宿
恵那市の北部には、中山道が横切っています。
その一部、中心市街地にあたる大井町エリアにあるのが、大井宿。
江戸から46番目の宿場町です。
このエリアには、現在も旅籠屋や旧家、庄屋宅などが残っており、古い街並みを楽しむことができます。
大井宿本陣の建物はほとんど焼失していますが、表門と庭園だけは現存しています。
江戸時代を思わせる雰囲気のある街並みを作り出しています。
〈中山道大井宿〉
住所:岐阜県恵那市大井町
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」より恵那駅方面へ約5分/JR「恵那駅」より徒歩約10分
中山道広重美術館
大井町には、『東海道五十三次』で知られる歌川広重の美術館があります。
この美術館では、恵那市在住の収集家から寄贈された広重の浮世絵版画を多数展示しています。
ユニークな企画展が多く、浮世絵ファンもそうではない人も楽しめる美術館です。
館内では、版画の重ね摺りを体験することも可能。
ミュージアムショップでは、ユニークなグッズを購入することができます。
恵那市の美術館については「岐阜県・恵那市周辺の美術館をご紹介!見どころやおすすめは?」も参考にしてくださいね。
〈中山道広重美術館〉
住所:岐阜県恵那市大井町176-1
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」より恵那駅方面へ約5分/JR「恵那駅」・明知鉄道「恵那駅」 より徒歩約3分
岩村城跡・城下町
岩村城は、『日本三代山城』の一つに数えられ、『日本100名城』にも選ばれる名城です。
この城は、1185年の創建以降、鎌倉時代から江戸時代まで、700年の長きにわたって守られてきたことで知られています。
180mもの高低差を巧みに利用した造りは素晴らしく、よく出る霧をも戦略に利用したことから「霧ヶ城」と呼ばれることもあったとか。
現在残るのは石垣のみですが、それでも十分な迫力を感じられます。
城跡を訪れた後には、飲食店や土産物屋で賑わう城下町の散策もお楽しみください。
〈岩村城跡・城下町〉
住所:岐阜県岩村町字城山
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」より国道257号線で約20分/明知鉄道「岩村駅」 より徒歩約60分(タクシーで約10分)
串原七つの滝
恵那市の南部にある串原エリアは滝が有名な地域です。
それぞれ「来若の滝」「城山の滝」「お軽の滝」「幸呼の滝」「南山の滝」「甘恋の滝」「魚留の滝」と呼ばれる7つの滝があり、これらの滝を巡るコースはおすすめの観光ルートの一つ。
7つの滝の個性を楽しみながら、マイナスイオンを浴びることができます。
また、このエリアはカモシカの生息地としても知られています。
運が良ければ、滝巡りの道中に野生のカモシカに会えるかもしれませんね。
〈串原の滝〉
住所:岐阜県恵那市串原
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」より約50分
坂折棚田
恵那市の最北部に位置するのが、坂折棚田(さかおりたなだ)。
『日本棚田百選』に選ばれている大規模な棚田です。
山の斜面に作られた棚田は、なんと360枚!
江戸時代から約400年の歴史を持つこの棚田では、現在も米作りが続けられています。
季節や気候によって変わる棚田の景色は美しく、精密な石積みも特徴的。
その様子を一目見ようと多くの観光客が訪れます。
事前に予約すれば、有料のガイドウォークサービスを利用して棚田を案内してもらうこともできますよ。
〈坂折棚田〉
住所:恵那市中野方町782-1
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」より県道68号線を北上し約20分/JR「恵那駅」から東濃鉄道バス「野瀬」下車後、徒歩約30分(タクシーで約5分)
日本大正村
日本大正村は、大正時代の文化をテーマにしたエリア。
大正時代の街並みが再現されたレトロな雰囲気が魅力で、バラ園や大正ロマン館、絵画館など、大正時代を彷彿させるさまざまな施設が並んでいます。
観光案内所やお食事処、お土産屋さんもあるので、食事やショッピングでの立ち寄りもおすすめです。
エリア内には明智光秀ゆかりの場所も複数あり、戦国時代にも思いを馳せることができます。
また、大正村では矢絣袴のレンタルも可能です。
街並みに合った衣装で街を散策すれば、タイムスリップした気分で観光を楽しめますよ!
〈日本大正村〉
住所:岐阜県恵那市明智町1884番地3
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」より国道257号線~国道636号線経由で約40分/明知鉄道「明智駅」 より徒歩約5分
東濃牧場
映画「キツツキと雨」の舞台にもなった、恵那市の豊かな自然を楽しめる東濃牧場。
300haもの広大な牧場で、360°大自然を見渡すことができます。
御嶽山、恵那山、南アルプスを望め、眼下には阿木川ダム湖があり、近くには東海自然歩道があるのでハイキングコースとしても人気です。
約600頭の乳牛の育成牛が飼育されており、場内の東濃まきば館では、ステーキなどの食事や屋外バーベキュー(要予約)も味わうことができます。
さらに、バターやアイスクリームを手作りできる体験(要予約)もできるので、ファミリーで訪れてもたっぷり満喫できるでしょう。
東濃牧場の営業は4月下旬~11月下旬、東濃まきば館の営業は土・日(臨時休業有)となっています。
※変更の可能性もあるので、事前に確認してください
〈東濃牧場〉
住所:岐阜県恵那市長島鍋山4-66
アクセス:車で中央自動車道「恵那IC」から約30分
道の駅 おばあちゃん市・山岡
おばあちゃん市・山岡は、観光スポットとしても人気の道の駅です。
地元で作られた新鮮な野菜を購入したり、地元のおばあちゃん達が作る定食やお弁当を食べたりすることができます。
広い敷地内には、日本最大級の巨大木製水車や市指定文化財の橋、モニュメントなどがあり、施設の隣には大迫力の小里川ダムも。
買い物に、グルメに、観光にと複数の楽しみ方ができるスポットです。
「岐阜県の道の駅を巡ろう!人気・おすすめの駅や見どころをご紹介」でもご紹介しており、周辺の道の駅も載せているので、ぜひチェックしてみてください!
〈道の駅 おばあちゃん市・山岡〉
住所:岐阜県恵那市山岡町田代1565-169
アクセス:車で中央自動車道「瑞浪IC」~国道19号を経由して県道20号を経由して県道33号を南西へ約20分
名産品の栗きんとんを味わえる恵那川上屋もおすすめ!
恵那市は、郷土菓子の栗きんとんでも有名なエリアです。
上でもご紹介した恵那市の公式キャラクター「エーナ」も栗きんとんをモチーフにしているほど。
恵那川上屋は、郷土菓子である栗きんとんをはじめとした、季節の素材にこだわった創作菓子を販売する菓子店です。
岐阜県にはいくつか店舗がありますが、恵那市には「栗里宿 恵那峡店」と「恵那中央店」 の2店舗があります。
栗にこだわる恵那川上屋が厳選した栗と、少しの砂糖を合わせて炊き、茶巾絞りで仕上げた栗きんとんは、ぜひ一度味わっていただきたい逸品です。
手鍋で丁寧に炊き上げる昔ながらの味を目指し、栗の品種や収穫期によって砂糖の量や炊き時間を工夫して、菓子職人が一つひとつ真心込めて作っています。
岐阜県恵那市には観光スポットが豊富!自然と文化を味わって
恵那市は、岐阜県の南東部、東濃地域に位置する市です。
その見どころは、豊かな自然と歴史的文化。
面積の約78%が山林の恵那市には、恵那峡をはじめとした雄大な自然を楽しめるスポットが多数存在します。
また、中山道大井宿や岩村城跡のように、古き良き文化を感じられるスポットも多数あります。
歴史的な当時のままの街並みを散策できるのも、恵那市の魅力でしょう。
岐阜県恵那市は、お伝えしたように郷土菓子の栗きんとんでも有名です。
岐阜県の郷土菓子である栗きんとんをはじめとした、創作菓子を販売する恵那川上屋は、恵那市内に「栗里宿 恵那峡店」と「恵那中央店」 の2店舗を構えております。
幅広い商品を取り揃えておりますので、恵那市をご旅行の際にはぜひ恵那川上屋にご来店ください。