2021.02.05
サブレ・クッキー・ビスケットの違いは?それぞれの特徴を解説
こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。
「サブレ」「クッキー」「ビスケット」はそれぞれお土産やおやつとして食べる機会の多い、身近な洋菓子です。
日頃から目にすることも多いはずなのに、それぞれの違いがはっきり分かっている人は少ないジャンルのお菓子かもしれませんね。
今回は「サブレ」「クッキー」「ビスケット」の違いや特徴を中心に、洋焼き菓子の魅力をご紹介します!
「サブレ」「クッキー」「ビスケット」の定義や特徴は?違いはどこ?
サブレ、クッキー、ビスケットの定義は「材料」「製法」「発祥の地」がポイントとなります!
サブレの定義や特徴
発祥はフランス。
「フランス語の『砂』をイメージしたお菓子」や、「サブレ侯爵夫人が作らせたお菓子」「フランスの都市の名前」と諸説ありますが、いずれにしても、お菓子として発展したのはフランスという点に関しては間違いなさそうです。
サブレ・クッキー・ビスケットの中ではバターなどの含有量が一番高く、代わりにベーキングパウダーを使用しないのが製法の特徴です。
クッキーやビスケットと比較すると、一番サクサクの食感を楽しむことができます。
サブレの歴史や魅力についてはこちらでも詳しくご紹介しています!
クッキーの定義や特徴
クッキーはもともとはアメリカで作られた焼き菓子から歴史がスタート。
日本における定義は「手作り風の外観を持ち、原材料の中の糖分と脂肪分の合計が40%以上含まれるもの」とされています。
型抜きされたものもありますが、「手作り風」という定義にふさわしく、手で成形したようなデザインをしたクッキーもよく見られます。
ビスケットと比較すると甘みが強く、チョコチップやレーズン、ジャムなどでアレンジを加えた商品も多く販売されています。
ビスケットの定義や特徴
もともとはイギリスが発祥の焼き菓子が「ビスケット」。
最初は「パンを二度焼きしてお菓子風の保存食を作った」ことからスタートしたと考えられていますが、今ではサクサクの食感でコーヒーブレイクのお供というイメージに変化しました。
一般社団法人 全国ビスケット協会による日本におけるビスケットの定義は「糖分と脂肪分が全体の40%未満のもの」としています。
クッキーと比較するとお菓子工場で作られたものは特にしっかりと成形された外観で、甘さ控えめで小さなお子様やダイエット中の女性でも食べられるものが多いのが特徴です。
大手ファーストフードで販売されているスコーン状の「ビスケット」など思い浮かべれば伝わるかと思いますが、海外では小麦粉に糖類、脂分、食塩などを加えて作った焼き菓子全体を「ビスケット」と称してします。
「クッキー」という名称を使用しない国もあるんですよ。
あくまで、「日本での定義」と理解しておくとよさそうですね。
恵那川上屋の焼き菓子はここが魅力!お取り寄せのススメ
恵那川上屋では、サブレやクッキーなどさまざまな焼き洋菓子のお取り寄せが可能です!
恵那川上屋で作っているサブレ「栗サブレ‐山ノ栞‐」は、渋皮入りの栗の漉し粉を加え、香ばしく焼き上げたひと品。
さっくりとした食感とバターの風味が一体となった味わい豊かな栗のサブレで、当店の人気商品の一つでもあります。
栗の風味を引き立てるプレーン、ココア、紅茶、黒糖の4種類をセットにしていますので、最後まで飽きずに、あっという間に食べられちゃうかも!
もう一つオススメなのは、恵那川上屋が自信をもってお勧めする自社ブランド「青い山脈」シリーズ。
恵那川上屋がある、なだらかな稜線を描いて連なる青く美しい山並みとそのふもとの悠久の大河をイメージした焼き菓子です。
胡桃入りの「アンガディーネ胡桃の散歩道」と「バタークッキー」の2つのハーモニーはまるで岐阜県、ひいてはスイスの山間にいるような気分で味わえるかもしれませんよ。
サブレ・クッキー・ビスケット、違いを知って素敵なティータイムを
サブレ・クッキー・ビスケット、それぞれの焼き菓子の特徴や食感の違いを知ると、その日の気分に合ったお菓子やお土産・差し入れなどシチュエーションごとに選ぶことができます。
発展の過程は諸説ありますが、その背景に思いを馳せてみるのも楽しそう♪
どのお菓子も日常のちょっとした贅沢から、かしこまった席でのお土産など、さまざまな場所で好まれます。
ぜひ「お気に入りの逸品」を見つけて味わってみてくださいね。
恵那川上屋でもさまざまな焼き洋菓子のお取り寄せが可能です。
一味違うサブレやクッキーをお試しされてはいかがでしょうか!