2021.01.07
パウンドケーキとは?名前の由来、歴史や発祥までくわしく!
こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。
バターの風味豊かな「パウンドケーキ」。
ふわふわしっとり食感のパウンドケーキは食べごたえもあり、ティータイムや手土産にもぴったりのお菓子です。
今回は、そんなパウンドケーキについて。
「パウンドケーキとはどんなお菓子か」という基本から、特徴や名前の由来、歴史や発祥など、深く掘り下げてご紹介します。
パウンドケーキとはどんなお菓子?その魅力もご紹介!
「パウンドケーキ」はバターケーキの一種です。
ケーキと言いながらも、まるでパンのような見た目で、ずっしりと食べ応えのあるお菓子です。
パウンドケーキの基本の材料は以下の4つです。
- 小麦粉
- 砂糖
- バター
- 卵
パウンドケーキの特徴は、材料の分量。
これら4つの材料を同量使用して作ることで、パウンドケーキならではのしっとりとした食感が生まれます。
パウンドケーキはシンプルなお菓子だからこそ、アレンジが自在なのも魅力です。
例えば、ホクホクのさつまいもを練りこんだパウンドケーキや、優しい味わいのゆず茶を加えたもの、ココアやキャラメルを練りこんだ色合い豊かなパウンドケーキなど。
さまざまなお店で多彩なパウンドケーキを取り扱っています。
ちなみに恵那川上屋では、栗きんとんや栗の甘露煮、渋皮煮、スペイン産マロングラッセなど、栗を贅沢に使用した「栗きんとんパウンドケーキ」をご用意しています。
栗の風味を存分に楽しめるリッチなひと品を、ぜひ味わってみてくださいね!
パウンドケーキの名前の由来とは?
パウンドケーキはイギリスで生まれたお菓子です。パウンドケーキの名称の語源は英語で、レシピに由来しています。
先ほどご紹介したように、パウンドケーキの基本の材料は、小麦粉、砂糖、バター、卵の4つ。
材料を同量使用する=1ポンドずつ使って作ることから「パウンドケーキ(pound cake)」と名付けられたそう。
そして、同じくヨーロッパのフランスでは「カトル・カール(quatre-quarts)」と呼ばれています。
「カトル」=4、「カール」=4分の1を意味し、小麦粉、砂糖、バター、卵の4つの材料を4分の1ずつ均等に使うことから名付けられました。
また、イタリアではプラムのケーキという意味である「プルーム・ケイク」と呼びます。
名前の通り、プラムの入ったパウンドケーキのことをこのように呼びますが、イタリアではプラムが入っていないパウンドケーキもすべて「プルーム・ケイク」と呼んでいますよ。
パウンドケーキの発祥や、広まるまでの歴史とは
お菓子になくてはならない「砂糖」が10世紀頃にヨーロッパに広まり、それによってヨーロッパ全体で甘いお菓子が食べられるようになりました。
その後、1200年頃にイギリスで「ケーキ」が生まれます。
当時のケーキは現在のようなふわふわとしたものではなく、菓子パンのような食べ物でした。
そして、イギリスでパウンドケーキが生まれたのは18世紀後半。
当初は砂糖に漬けたフルーツの皮などを入れて焼き上げ、主に結婚式のウェディングケーキとして使われていました。
材料を1ポンドずつ使って作ることから「パウンドケーキ」と名付けられたとご紹介しましたが、1ポンドは約454gに値します。
4つの材料をすべて1ポンドずつ用意すると、とても大きなパウンドケーキができますが、これはパウンドケーキがそもそもウエディングケーキとして使われていたため。
大きなウェディングケーキを作るためには、材料も大量に必要だったのですね。
20世紀前半にはさまざまなお店でバラエティ豊かなパウンドケーキを揃えるようになり、パウンドケーキは特別なお菓子から、日常に寄り添ったお菓子へとシフトしていきました。
パウンドケーキとはしっとり食感が魅力の歴史あるお菓子!
イギリス生まれのパウンドケーキは、小麦粉、砂糖、バター、卵の4つの材料を同量使用して作る、しっとりとした食感のお菓子。
比較的日持ちするため、贈答品や手土産としてもよく利用されています。
イギリスでパウンドケーキが生まれたのは18世紀後半。
当初は主に結婚式のウエディングケーキとして使われており、材料を1ポンドずつ使って作るということから「パウンドケーキ」と名付けられました。
恵那川上屋では「栗きんとんパウンドケーキ」をはじめ、さまざまな栗の洋菓子のお取り寄せが可能です。
ぜひお家で、ゆっくり楽しんでくださいね♪