2022.04.11
お茶請けのお菓子でおすすめは?マナーや選び方のコツも
こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。
来客時に欠かせないお茶請け。
お茶の味わいを一層引き立ててくれるお茶請けですが、センスのよいお茶請けをスマートに出せたら素敵ですよね。
そこで今回は、お茶請けとしておすすめのお菓子についてのお話。
お菓子の選び方のコツや、お客様に出すときのマナーについてもご紹介します。
お茶請けとは?まずは意味や由来を知ろう
お茶請けとは、その名の通りお茶と一緒に楽しむお菓子のこと。
お茶を引き立てる存在であることから「請け」という漢字が使われています。
茶道の精神でもあるおもてなしの心が、現在の日常でも生きているのですね。
お茶請けは、お茶をさらに美味しく楽しむためのお菓子ではありますが、実は「体をいたわる」という意味もあります。
お茶やコーヒーは空腹時に飲むと、茶カテキンやカフェインの刺激によってお腹が痛くなってしまう場合も。
そこで、お茶とともにお菓子を出すことで胃に負担をかけないように楽しんでもらう、という役割もあるのです。
お茶請けのお菓子を出すときの基本マナー
来客時にお茶請けを出す際は、出す位置やタイミングなどにマナーがあります。
来ていただいたお客さまに居心地よく感じてもらえるよう、基本マナーをしっかり覚えておきましょう。
お茶請けのお菓子を出すタイミングと位置
お茶とお茶請けはお盆に載せて運び、お茶請けを出したあとにお茶、そしておしぼりの順に出します。
お客さまから見て、右手側にお茶、左手側にお茶請けを置くのがマナーです。
おしぼりがある場合は、お茶の右側に置きます。
湯呑みやカップに絵柄がある場合は、お客さまから見えるように置きましょう。
出し終えたら「どうぞ」と声をかけましょう。
飲み物の種類
飲み物の種類は日本茶やコーヒー、紅茶など、特に決まりはありません。
しかし、暑い日は冷たい飲み物、寒い日は温かい飲み物をといったように、天気や気温に合わせた温度の飲み物を出すなどの気配りを忘れないようにしましょう。
個別包装のお菓子の出し方
個別包装のお菓子を出す場合は、あらかじめ袋から出し、お皿に載せて出します。
皿・カトラリーの選び方
お菓子の大きさに合わせてちょうどよいサイズのお皿を選ぶと、上品な印象を与えます。
お皿の形も特に決まりはないので、丸や四角などお菓子の雰囲気に合うものを選ぶとよいですよ。
和菓子の中には色味を楽しむものもあります。
そのようなお茶請けの場合は、派手な色や柄のお皿よりも、白や黒などシンプルなお皿にしたほうがお菓子が引き立って印象がよくなります。
お茶請けに合わせて、フォークやスプーンなどのカトラリーも一緒に出しましょう。
羊羹や練り切りなどのお菓子の場合は、楊枝を添えます。
お茶請けにおすすめのお菓子はこれ!選び方のコツ
お茶請けの種類は、お茶やコーヒーなど一緒に出す飲み物と相性がよければ、特に決まりはありません。
しかし、お客さまが食べやすいものを選んだりすることで、より一層素敵なお茶の時間を楽しめるでしょう。
季節感のある見た目や素材のお茶請けや、食べるときに手が汚れないものや大きな音が出ないものなどを選ぶのもおすすめです。
お茶請けにおすすめのお菓子を、具体的に見ていきましょう。
まんじゅう・大福
素朴な甘みのあんこはお茶との相性が抜群。
皮に包まれているため、手を汚しづらく食べやすいお菓子としておすすめです。
最中
丁寧に炊き上げたあんこと香ばしい皮が美味しい最中。
ひと口サイズの小ぶりなものが、年配の方でも食べやすくておすすめです。
羊羹・練り切り
羊羹は小豆などの甘い餡を寒天で固めた和菓子、練り切りは白餡がベースの生地を練った和菓子です。
四季折々のさまざまな食材を使って色や風味を楽しめるものが多いため、季節を感じられるお茶請けとしてもおすすめですよ。
栗きんとん
岐阜の東美濃地方に縁のある郷土菓子・栗きんとん。
栗の上品な甘みと素朴な食感は年配の方にも大変人気です。
ケーキ
紅茶やコーヒーを出すなら、洋菓子もおすすめです。
食べるのに時間がかかるケーキは、お客さまとゆっくりお話をしたいときなど、くつろいでいただきたいときのお茶請けにぴったりですよ。
クッキー・サブレ
洋菓子ではクッキーやサブレも人気のお茶請けです。
他のお菓子と比べて日持ちするものも多いため、ストックしておけば急な来客でも困りません。
親戚や仲のよいお友達なら、手作りのクッキーやサブレを出しても喜ばれるでしょう。
お茶請けとしてもおすすめしたい恵那川上屋のお菓子もご紹介!
恵那川上屋でも、お茶請けにぴったりのお菓子をお取り扱いしています。
和菓子だけでなく洋菓子も販売していますので、シーンに合ったお茶請けを選んでみてくださいね!
お茶請けにおすすめのお菓子をいくつかご紹介します。
胞衣栗万頭(えなぐりまんじゅう)
職人が何度も試作を重ねて作り上げた、風味豊かでまろやかな栗まんじゅうです。
栗まんじゅうは昔からある素朴な和菓子。
しっとりした焼き皮の食感や栗餡とのバランス、甘さなどにこだわって、上品さが感じられるお菓子に仕上がりました。
栗きんとん焼き餅
風味豊かな栗餡と、北海道産小豆「むらさきわせ」の自家製餡をたっぷりと包んだ焼きまんじゅう。
生地は歯切れがよくもっちりとしており、栗餡と小豆餡の絶妙なバランスとほどよい甘さが魅力の逸品です。
手合栗最中(てあわせくりもなか)
じっくり炊き上げた栗餡を、香ばしく焼き上げた最中皮で包んでいただく最中です。
栗餡と最中皮を別々に包装してお届けしますので、いつでもできたてのパリパリ感をお楽しみいただけます。
栗羊羹
羊羹生地のなめらかさと、豊かな栗の食感が楽しめる小豆の練り羊羹。
粒よりの小豆で炊いた羊羹生地は甘さひかえめで、中にはやわらかく煮た栗の甘露煮がたっぷりと詰まった贅沢な和菓子です。
栗きんとん
栗にこだわる恵那川上屋が厳選した栗と少しの砂糖を合わせて炊き、一つひとつ手絞りで仕上げた逸品です。
栗の品種や収穫期によって砂糖の量や炊き時間を工夫し、菓子職人が真心込めて炊き上げています。
心あたたまる素朴な食感は、年配の方はもちろん、幅広い世代の方におすすめのひと品です。
栗山
恵那川上屋の人気ナンバーワンケーキが、モンブランの「栗山」です。
ヨーロッパ栗の洋風ペースト、栗きんとんの和風ペースト、クリーム、パイ生地が絶妙な組み合わせ!
新たに加わったスペイン産のペーストによって、和栗の風味が一層際立ちます。
とてもリッチな口当たりで、25年以上愛されるロングセラー商品です。
栗サブレ‐山ノ栞‐
バターと卵黄を贅沢に使用して、フランスのブルターニュ地方のサブレ生地に近づけた栗サブレ。
渋皮入りの栗の漉(こ)し粉を加えて、さっくり香ばしく焼き上げました。
20年以上愛され続けるロングセラー商品ですが、栗の風味がより引き立つように粉砕した渋皮や鬼皮を生地に加え、さらに美味しくなってリニューアル!
味わい豊かな栗サブレは、プレーン、ココア、紅茶、黒糖のフレーバーを詰め合わせてお届けします。
お茶請けにおすすめのお菓子を知って来客に備えよう!
お茶の味わいを一層引き立ててくれるお茶請け。
出す順番や配置といった基本的なマナーはありますが、お茶請けやお皿の種類、一緒に出す飲み物にも特に決まりはありません。
お茶請けと飲み物との相性や、お相手や季節に合わせて選ぶとよいでしょう。
季節感や食べやすさなどを意識すると、より一層素敵なお茶の時間を楽しめますよ。
季節を感じられる和菓子については「季節を感じる和菓子をご紹介!和菓子で春夏秋冬を楽しむ」で詳しくご紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
恵那川上屋では、お茶請けにぴったりな和菓子・洋菓子のお取り寄せが可能です。
まんじゅうや最中、栗きんとんなど多数取り揃えておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね!