2022.11.20

市田柿とは?特徴・魅力・歴史まで詳しくご紹介!

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こんにちは!栗きんとん・栗菓子の「恵那川上屋」です。

 

毎年、柿を美味しく食べられる季節を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

 

柿にはさまざまな品種があり、特徴や収穫時期、味わいなど、それぞれに異なる魅力があります。

 

今回ご紹介するのは、干し柿としてよく使われている渋柿「市田(いちだ)柿」。

干し柿の市田柿は、鮮やかなあめ色の果肉ともっちりとした食感、上品な甘さが特徴です。

 

市田柿の歴史や出荷までの流れ、市田柿を使った美味しいスイーツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

干し柿

 

 

市田柿とは?特徴・魅力・歴史をご紹介

市田柿とは、長野県の伊那地方で栽培されている渋柿の名称です。

長野県産の干し柿は大半が伊那地方で作られており、市田柿を干し柿にしたものを現在は一般的に「市田柿」と指すことが多いです。

 

干し柿として市場に出回るようになってからすでに100年以上、もととなっている渋柿は500年以上も栽培されているともいわれています。

 

長い年月をかけて多くの人に愛されている市田柿は、実は長野県ではじめて2016年にGI(地理的表示)にも登録されているんです。

 

GIとは農林水産品や食品において、その産地ならではの特性がある場合に、山地名などのブランドを知的財産として農林水産省が保護する制度のこと。

 

高い品質を証明する証でもあるため、安心して味わうことができます。

 

市田柿の味わい・栄養は?

市田柿はもともと渋を感じないように焼いて食べられており、その焼き柿が干しても美味しかったことから「干し柿」としての市田柿が販売されるようになりました。

 

干し柿の市田柿の果肉は、きれいなあめ色をしていて、もっちりとした食感と上品で優しい味わいが魅力です。

 

表面は乾燥によって染み出てきたブドウ糖が結晶化した白い粉で覆われており、上品な甘さを感じられますよ。

 

「柿霜」とも呼ばれる表面のブドウ糖は、湿度や温度の高い場所で放置すると溶けてしまうため、購入後は早めに食べきるか、残った分はラップや密閉袋に包んで冷蔵庫などの涼しい場所で保存するのがおすすめです。

 

そんな市田柿には、ビタミンAや食物繊維、ポリフェノールの1つであるタンニンなど、身体に嬉しい栄養素がたっぷり含まれています。

 

味が美味しいのはもちろん、栄養もたっぷり含まれた市田柿は、ちょっとした手土産やギフトにもぴったりです。

 

 

市田柿の栽培から出荷までの流れ・特徴もチェック

渋柿として栽培・収穫される市田柿は、どのようにして干し柿になっていくのでしょうか。

 

市田柿の栽培から出荷までの流れを簡単にご紹介します。

 

1.栽培

市田柿の花が咲くのは、5月の終わり頃。

実が付き始めると、大きな実がなるように余分な実を摘む「摘果(てきか)」という作業が行われます。

 

摘果の他にも、施肥やせん定、薬剤防除など、さまざまな工夫を施しながら栽培します。

 

古くから多くの人に愛される市田柿ですが、美味しい市田柿を作るためには、もととなる渋柿の品質が重要です。

 

伝統的な栽培技術も大切にしながら、時代に合わせた生産者の努力が欠かせません。

 

2.収穫

10月末から11月中旬頃にかけて、生柿の収穫が行われます。

 

全体が濃いオレンジ色になった柿を1つ1つ丁寧に収穫します。

収穫の作業は、次にご紹介する皮むき作業と並行して行われるため、生産者にとってはもっとも忙しい時期といえます。

 

3.皮むき・のれんづくり・燻蒸

収穫を終えた柿は、皮むき機によって丁寧に皮がむかれ、柿と柿が触れ合わないように間をあけながら吊す作業「のれんづくり」が行われます。

 

のれんは乾燥前に燻蒸を行います。硫黄の煙で柿をいぶすことで菌の繁殖を抑えるとともに、酸化を防ぎ、きれいなあめ色に仕上がります。

 

4.乾燥

のれんの燻蒸を終えたら、いよいよ乾燥に入ります。

柿ハウスと呼ばれる風通しの良い場所で約1ヶ月乾燥させ、干し柿にしていきます。

 

高湿度や乾燥のしすぎは美味しくなくなってしまう原因にもなるため、天気によって窓を締めたりのれんの間隔を調整したりするなど、ここでも生産者の細かい工夫が欠かせません。

 

なお、のれんごとに柿の収穫時期が異なるため、仕上がり時期を見極める管理も欠かせません。

日々のれんの重量をチェックし、時期を見てのれんから柿をはずす「はざおろし」も行われます。

 

5.柿もみ・天日干し

皮むき時の35%程度の重さになったら乾燥をストップし、柿もみの作業に移ります。

 

柿の中心部を押して水分量をチェックすることを柿もみといい、柿もみによって水分量が多いと判断された柿は、ベストな状態になるまで天日干しします。

 

柿もみと天日干しは、きめ細かい柿霜を出すために欠かせない作業で、生産者の腕の見せどころともいわれています。

 

6.出荷

柿もみ・天日干しを経て完成した干し柿の市田柿は、そのまま生産者で包装され、県内のお土産店やアンテナショップ、全国のスーパーなどに出荷されます。

生産者のたくさんの工夫や努力を経て、市田柿は私たちのもとに届くのです。

 

 

市田柿の干し柿を使用した商品「ひなたぼっこ」もご紹介

ひなたぼっこ

市田柿の干し柿はそのままでも美味しく食べられますが、さまざまな料理やスイーツに加工することで、また違った味わいを楽しめます。

 

今回は、市田柿の干し柿を使った恵那川上屋のスイーツ「ひなたぼっこ」をご紹介します。

 

信州伊那の肥沃な土地で誠実な生産者によって大切に栽培・収穫された市田柿に、恵那川上屋オリジナルの栗きんとんを合わせた冬のお菓子「ひなたぼっこ」。

 

「ひなたぼっこ」に適した大きさ・形の市田柿を厳選しており、贅沢な味わいを楽しめます。

 

12月〜2月の期間限定で毎年販売される恵那川上屋の人気商品ですので、ぜひ一度試してみてくださいね。

 

 

市田柿とは長野県伊那地方産の干し柿のこと!贅沢な味わいを楽しもう

数ある柿の品種の中でも、長野県の伊那地方で生産され、主に干し柿の原料として使用されている「市田(いちだ)柿」。

 

現在では市田柿からできる干し柿そのものを市田柿と呼ぶことも多く、GIにも登録されているブランド柿です。

 

干し柿の市田柿には、きれいなあめ色の果肉ともっちりとした食感、上品で優しい味わい、きめ細かい柿霜など、魅力がたくさんあります。

 

そんな市田柿は、生産者の手によって栽培から収穫、皮むき、乾燥など数多くの工程を経ながら大切に作られています。

 

市田柿の美味しさやきれいな見た目の裏には、生産者によるさまざまな工夫と努力が隠れているんですね。

 

市田柿の干し柿はそのままでも美味しく食べられますが、料理やお菓子に加工をすることで、また違った味わいを楽しめます。

 

恵那川上屋でも、市田柿をまるごと使った冬のお菓子「ひなたぼっこ」をお取り寄せでお楽しみいただけますので、他の栗スイーツとあわせてぜひチェックしてみてくださいね!

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